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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. サンダーバード6号 《ネタバレ》 一番すごいのはペネロープ嬢。彼女に比べるとトレーシー一家が単細胞で間抜けに思えてきます。ていうかそんなんで大丈夫か?全体的にのんびり悠長なんですが、ここでは悪役もかなり悠長。(といいながらハイジャックシーンはあっという間に終わる。)サンダーバードに偽の出動要請を出すために、ペネロープの声を録音してキリバリするという悠長さに、その間メンバーは悠々世界旅行を行う。まぁ、その悠長さが良かったりするわけで。でも、ミンミンに活躍の場があるのかと思えば(すごい飛行テクニックを披露)、何もないのも肩透かしだし、メカの活躍も6号を無理やり持ち上げるために、他のやつらはおとなしめなのが残念なよーな。ピンクの車、もっと活躍できそーなのに…。執事のパーカーは、いたぶられキャラでとてもかわいそうでした。[DVD(字幕)] 5点(2006-07-25 14:10:12) 2. サンダーバード(2004) 《ネタバレ》 夏休みにお父ちゃんがお子ちゃまを連れていくための映画なり。お子ちゃま3人組(ハリーポッターと被る……って男の子2人に女の子1人って組み合わせだけじゃん)がいなかったら楽しかっただろうに……と本末転倒なことを考えながら、劇場をあとにしました。父ちゃん以下、兄ちゃんたちが何の役にも立ってないっていうか、せっかくグッドルッキング・メンを揃えてくれている(よう)なのに、判別すらできやしない。お子ちゃまよりも、グッドルッキングな兄ちゃんたちをみせてくれ!!と思ってしまいます。それからイギリスのお嬢様……いやぁ、ピンクの世界は大好きですよ。私も。でも……キューティー・ブロンドと被るんです……。せっかく好き系のキャラなのに(そう、大金持ちの強い正義の味方のお嬢様は大好きさ『トゥームレイダー』しかり)、「ネイルケアは高いのよ!」とか「この服ブランド品なのよ!」とか言っちゃったら、もうお嬢様じゃないでしょう。それがなんとも残念無念。お嬢様ならお金なんか気にしないで欲しいもの。だって、お洋服はお高いオーダーメイドの特注品ってのは当たり前じゃない。それに悪役の人たちも思いつくことが子どもじみているというか……。なんかひっかかるんですよね。まあ、お子ちゃま向けの映画だから……しょうがないかな。できれば父ちゃん、初心貫徹、坊ちゃんが学校を卒業するまで、隊員にはさせないほうが良かったのではないかにゃぁ。どうしても大人の目で観てしまう自分がイヤかも。あっ、そうそうサンダーバードたちのデザインはかっこよかったっす。5点(2004-08-13 00:34:06) 3. ザ・ビーチ(2000) 中途半端なダメダメ主人公は、ぜひともユアンにやってもらいたかったです……というのは冗談ですが、アジアで一人旅をして沈没していく様が、すごくよく描かれていたように思います。欧米からアジアに一人でやってくる旅行者なんて、どっか変わっているし、人と同じコトなんてしたくない!なんて思っているんでしょうね。いろんなことをやってみたい、自分は特別なんだとか思って自意識過剰になっているんだけれど、結局は一人じゃ何にもできないってことに気付かされ、お互い傷をなめあって生きているのかも。と、ここまで酷く書くのも私自身、一歩間違うとパラダイスで共同生活を行っている人たちの一人に入り込んでしまう恐れを感じたから。オンリーワン(って言葉、最近の自治体のスローガンによく使われていますよね 汗)意識があるのはいいんですが、共同体にうまくなじめなくてその現実から逃れようとするとき、人はありったけのパワーを使って、幻想を作り上げ、その世界を守ろうとするもの。つくづく怖いなぁって思います。ちょっと教訓じみているのが鼻につきました。構成員を覗いてみると、レオちゃんと一緒にパラダイス入りしたフランス人男性のみが、まともな神経を持っていたように感じます。きっと坊ちゃんだったのでしょうが、あそこに入り込んだ彼は何をどう考えていたのか、、、怪我している仲間にずっとつきそっていたフランス人から見たパラダイスを見てみたいなと思いました。それでも宝探しのように、パラダイスを探そうという冒険心のあった前半部分は楽しかったです。退廃的で、ドラッグの臭いがプンプンするのは、ダニー・ボイルだからしょうがないっしょ(ちなみに私はダニー・ボイルが好きです)。6点(2004-07-10 21:11:20) 4. 誘う女(1995・米) 《ネタバレ》 ホアキン見たさに借りました。若いからか顔がとってもシャープ。意外にかっこいいじゃんか~、若いってスゴい……なんて考えながら見てしまいました。刑務所でちょっとほうける表情の彼を見れただけでも満足かな。なんて、それくらいしか良かったところが挙げられない。ニコール・キッドマンのブリブリには呆れるだけだったし、そんな彼女に操られる高校生3人組にも、アホやなぁ~と思う程度。この物語の誰に感情移入しろというのか? 強いて挙げるなら夫役のマット・ディロンとその家族かな。ニコールにいいように使われて、果ては殺されちゃって……。あの女がいけしゃあしゃあとインタビューを受けているテレビを叩き割りたくなるお父さんの気持ち、わかりますよ、わかります。だから、彼女が湖氷の下に落とされるのに、なんとなく「良くやってくれた!」とか思ってしまった。そんな自分がちょっと怖かったりして……。 3点(2003-10-26 23:26:51)
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