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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  Jの悲劇 《ネタバレ》 序盤の気球事故の場面がすごくいい。 すべての物語のはじまり、の象徴のような映像だった。 主役のジョーは著名な科学ジャーナリストらしいのだが、どうもそんな感じがしない。 学生への講義や友人とのホームパーティーで「種の保存への欲求が恋愛の欲求であり、愛とは…」等々、すでに手垢つき気味の生物学的理論を語っているわりに、実生活では若い恋人と住んでいるという、なんとなくバランスの悪い人物。 そのバランスの悪さを思いっきりひっくり返してメチャクチャにしてくれたのが、ゲイのストーカーですが、この「被愛妄想」のストーカー、とてもいい味出してました。 彼にとっての「愛」「神」は、すべて自分に都合のいい思い込みであり、妄想。 その妄想を「受け入れろ」と迫ってくる様は、ジョーだけではく観客にも強い苛立ちと恐怖を感じさせる。 観客は、気球事故での罪悪感から混乱してストーキングにうまく対処できないジョーにも苛立ち、ジョーを癒すどころか信じない恋人のクレアにも苛立ち。 クレアは、知的に見えて実は頭の中は結婚願望でいっぱいで、自分の願望を満たさないジョーに不信感を持っている。それゆえのジョーへの冷たい態度なのだろうが、すべての登場人物たちの大混乱ぶりを観ていて、観客は「愛ってナニ?」と考えるどころか、「この話はどこへ行きつくのかな~」と、ちょっと途方に暮れたりして。 「愛を信じることが神を信じることなのだ」というストーカー君の主張は、いかにもキリスト教的。 日本人はジョーに近い感覚(科学・理論を偏重する)と思うので、クレアの「あなたはおかしい」という主張の方に、違和感を感じたり。 最後にジョーは愛の存在を認めるが、成就はしない。 ストーカー君の愛も、当然ながら成就しない。 成就するかどうかと愛は別物なんだ、という事はわかりました。 あらすじを話すとつまらん映画のように聞こえますが、なんというか観客に色々な問いを投げかけてくる映画でした。よかったです。 蛇足ですが、夕食シーンの照明が暗くて暗くて。イギリスでは毎日あんな暗い中で食事してるのでしょうか。年を取ったらナイフとフォークを間違えそうです。[インターネット(字幕)] 5点(2013-11-07 20:22:51)《改行有》

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