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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声 《ネタバレ》 アフガニスタン紛争真っ只中の時期なのかな? 「どんな棺だったの?」「蓋つきの棺じゃないとダメだったの」「リアムもきっとそうだわ」 ケイトとサラのこんな会話があるんですが、辛いですね。 まさに王道なんですが、イギリス映画らしいヒューマンドラマでしてユーモアもペーソスもいい具合で泣いたり笑ったり、ラストの清々しさ。 イギリス映画のいいところ満載って感じです。 もっと早く映画化されてもよかったのになんて思いました。[インターネット(字幕)] 7点(2023-07-15 12:15:09)《改行有》

2.  SHAME -シェイム- 《ネタバレ》 えーっとですね、キャリー・マリガンは当時20代半ばでグングン出てきた期待の女優ですよ、フルヌードになってるのはこの作品でしか見たことないんですが、主演クラスの期待の若い女優が脱いでるのに酷い撮り方をしたもんですね、下腹がポコッと出てるのがいちばん目立つんですよ、しかもワンカットでああいうシーンにしては長いです。ほんとにヒドイわ、なんか特別意図があるんでしょうか、キャリー・マリガンはよくこれで承知したもんです。私はこのシーンでこの監督がイヤになりました。 兄はセックス依存症ということですが、人間誰でも何かに依存してるものでそれがブランドンの場合はセックスなんですけど別にいいんじゃないですかね? 相手も同意の上ですし。 でも描き方が最初から異常者みたいな感じなのがなんかイヤですね。特別いけないことでもないし、程度の差はあれどいるでしょ?こういう人。 そんなことより兄妹の近親相姦ぽい雰囲気が気になったし、兄より妹のシシーの方がヤバイっていうのは歴然としてて最初からシシーにハラハラしてたんですけど。 誰といったらブランドンの上司がまったくもって下品で傲慢でいやなやつでした。 こう言っちゃあ身もふたもないけど、恥だと思ってるならさっさとカウンセリングに行こうよ、どうしてそうしないのか不思議でしょうがなかったです。 つまりR18にしてまで何が言いたいのか何が目的の映画なのかよくわかりません。映像はきれいにしてあるけど品は全く感じられなかったです。[インターネット(字幕)] 5点(2023-03-31 19:21:35)《改行有》

3.  17歳の肖像 《ネタバレ》 キャリー・マリガンが可愛い、というだけみたいな。 なんでピーター・サースガードなんだろ?なんかしっくりこないし、他は英国俳優なのになんでデヴィッド役だけ アメリカ人のピーター・サースガード??実際もアメリカ人だったとか妻子持ち中年男本人と容姿が似てたとか? 校長がエマ・トンプソンていうのは豪華ですね。 サリー・ホーキンスにロザムンド・パイクまで出てるのね、それなのになぜピーター・サースガードだったんだろ? 16歳のジェニーがいいように騙されるのはわかるけど、両親まで丸め込まれちゃうんだもん。 自叙伝の映画化らしいけど妻子持ちの怪しい商売してる中年男に騙されたっていう話を「17歳の肖像」なんて邦題つけるのもどうかと思います、 それでも天下のオックスフォード大に合格できたってとこが重要なんですかね?でも立ち直る過程が随分簡単に描かれていて 観てるこっちは特に高揚感も満足感も得られませんでした。 しかしこれがアカデミー作品賞にノミネートっていうのもどうなんでしょうね。[インターネット(字幕)] 4点(2023-03-24 00:35:41)《改行有》

4.  ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 《ネタバレ》 20年以上前ですが、初めて「ミスター・ビーン」を観た時の感動と衝撃は忘れません。 10歳くらいの子どものすることを30過ぎの大人がすることでの笑いですね、ローワン・アトキンソンのルックスもいい。 ローワン・アトキンソンが007のパロディをするってことに何の違和感も無いし、必然のようにも感じます。 そしてオープニングからなんとなくふっと「ピンクパンサー」のクルーゾー警部を思い出したのでした。 はっきりとイギリス人のインテリの笑いという具合でして、ブラックで「クスクス」「ニタニタ」って感じ、お腹抱えて「ガハハ」と笑えるものじゃないんですが、「らしさ」はあったほうがいいと思います、イギリス高学歴コメディアン、ローワン・アトキンソンらしさですかね。ロケーションもセットも豪華さを感じました。 掃除機おばさんがいいわね、白髪の老女ということでラストには女王まで・・・いいラストでした。[インターネット(字幕)] 7点(2021-09-30 16:37:43)《改行有》

5.  15年後のラブソング 《ネタバレ》 ダメ男役のイーサン・ホークがキュートで良いのです、憎めないダメ男です。 アラフォー~後半と思われる男女3人、いい年してナニやってんのと言いそうだけど、40になろうが50になろうが、完成完全な人間なんていないと思うのでこれが現実といっていいんじゃないかと。いくつになってもダメなとこはダメだし、不惑なんて幻想だと思う。 見た目が老いていくのと比例するように精神も老けていくというわけではないですしね。 「オトナになれない大人たち」というコピーが付いてるけど、そもそも大人が何かもこの年になっても自分でもよくわからないし、なれない、なりきれてない人なんてそこらじゅうにいるんじゃないですかね、もちろん害になる人以外ですが。 ライブの途中で突然消え、そのまま行方がわからなくなったということもあって神秘性が加わり、伝説のミュージシャンとしてダンカンが心酔するわけですが、消えた理由は神秘的でも哲学的でもなく、ファン心理っていうのは勝手なものだなと思ったり。 病院にドカドカやってくるタッカーの子どもたちに元嫁も加わりカオス状態になるんですが、このシーンがいちばん好きです、イーサン・ホーク最高! アニー役の女優さんはどこかで何度か見たことあるなと感じる人で、BBC制作のドラマにいくつか出てるのかなと思ったんですが、オーストラリア出身なんですね「ホワイト・ライズ」で片思いが生じて異常な行動する友人役だった、けっこう昔から映画に出てる人だったのね。イギリスの港町の風景が風情があって良かったです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-18 16:20:04)《改行有》

6.  シンクロ・ダンディーズ! 《ネタバレ》 「フル・モンティ」みたいな感じかなと期待して観てみました。 そうですねぇ、テーマは魅力的でいいと思うんです。ただ人物それぞれのキャラがそれほど魅力的に感じなかったです。 愛すべきおじさんたちって思えないし、クスクス・ニヤリとする粋なユーモアもこれといってないのがイギリス映画のヒューマンコメディとしては残念かな。運転中のハンドフリーの電話での夫婦の会話、実は後部座席に息子とその友人が同乗してますっていうとこはよかったけど。 全体的に雑な感じもして何度も観たくなる愛すべき映画というわけでもなく、期待外れで残念です。[インターネット(字幕)] 4点(2021-06-09 14:42:45)《改行有》

7.  白い暴動 《ネタバレ》 ザ・クラッシュ、セックスピストルズ、ジョー・ストラマー、シド・ヴィシャス。当時、高校生だった私にはこの言葉の響きだけでかっこよく物凄く惹かれたなあ。パンクファッションはやらなかったけど。 階級とか人種とかほとんど縁のない世間知らず、でも大人には反抗しまくっていたな。 私がよく知らないイギリスの側面を見たなという感想です。パンクムーブメントにそんな意味と効果があったのかと。 パンクの全てがそうだったわけではないでしょうが。 今さらなんですが「白い暴動」の歌詞の意味を知り、そのメッセージ性に心を打たれたような感じです。 ジョー・ストラマーは先天性の心臓疾患を抱えていたという。それを知るとますます見ただけ聞いただけでお気楽にカッコイイと言っていた自分がほんとに平和ボケの甘ったれだったなと。 確か「ロンドン・コーリング~」だったかな?ジョー・ストラマーのドキュメンタリーもあったと思う、観てみよかな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-20 13:46:14)《改行有》

8.  シェイクスピアの庭 《ネタバレ》 シェイクスピア俳優ケネス・ブラナーがついにシェイクスピア本人を演じる。 現役バリバリじゃなく晩年のシェイクスピアでして、ストラトフォード=アポン=エイヴォンの妻子のいる家に帰るわけです。 しかし、生活費だけ送って20年帰らなかったわけですから、諸手を挙げて帰郷を歓待されるはずもなく。 つまりシェイクスピアの家族問題、家族再生のはなしでした。 作品では人間のあらゆる喜怒哀楽、業とか心理描写に長けていたシェイクスピアも、自分と自分の家族となると 「誰が食わしてやったんだ」に「知らなかったのはお父さんだけ」状態、シェイクスピアならではということではなく、どの時代にも誰にでも当てはまるんじゃないかと思われることなんです。シェイクスピアをこういうテーマで描くケネス・ブラナーに感心してしまいました。 シェイクスピアに特に詳しくなくても戸惑うことなく観られる映画になっていると思います。 とにかく映像がいいんです、室内のろうそくの炎、構図にカメラワーク、陰影、風景、どこをとっても素晴らしい。 美しく芸術的な映像だと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-17 14:41:38)(良:1票) 《改行有》

9.  女王陛下のお気に入り 《ネタバレ》 毒のある映画ですね、毒のある人たちばかり出てくるし。 こんなブラックコメディな内容だとは想像してなかったです、下ネタ満載ですし。 宮殿の内装も豪華でした、ろうそくの照明が美しい。 そしてあの疑惑とか不信感満載の和音みたいな音楽がいい。 アン女王って教養のある人ではなかったようですね、 太って痛風でヒステリックに叫びその時の気分で発言するとか かなりキョーレツなんですけれども、男たちのカツラと化粧も 今まで観たどの宮廷モノよりも滑稽に感じる。 サラとアビゲイルの女王のお気に入りの座をめぐる壮絶バトルは 陰湿さより爽快さすら感じてしまうという演出がいいですね、楽しめました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-18 23:16:34)《改行有》

10.  シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 観る前は音楽映画というのはわかってたんですが80年代とは知らなかったんです こういう青春映画はいくつになっても好きだなあ。ほろ苦さと滑稽さと微笑ましさが絶妙にミックスしていて観ている間、ずっと顔がほころんでました。しかもオリジナル曲以外は80年代ニューウェーブだし。シンセが多用され音楽の幅も一気に広がった時代だったように思う。 で、ここにもルーシー・ボイントンがいる、個人的にタイミングがよくてなんかうれしい、お父さん役も。 そしてお母さん役はアラン・パーカーの「ザ・コミットメンツ」でバンドのコーラス、後に成功するシンガーやってた人。 なにこれ、うれしすぎる。 面白いキャラが集まってる中、兄のブレンダンがなかなかよいです。「敵じゃないな、フィル・コリンズを聴く男に女は惚れない」に笑った。 兄から教えられるミュージシャンを知るたびに影響されファッションが変わっていくコナー、でもだんだんあか抜けていくんです。ザ・キュアーの時がよく似合ってましたねぇ。 一緒に曲を作るめがねのエイモンがどうにも監督のジョン・カーニーと風貌を似せてるような気がしてしょうがないです。 主演の子はボーカリスト役をやるだけのことはあってルックスもいいし話す声もいい。 何か確固たる信念とかじゃなく、最初はモテたいためにバンド始めるっていうのもリアルでよいです。 大型船の後をついて海を渡る二人を見ながら、80年代前半頃だから今あの二人は50歳前後になってるはず、どうなってるのかなあ、なんて思ってしまいました。 この映画を観てたらしみじみとあの頃に戻りたいなどという願望がよぎってしまった、若かった頃への郷愁ですね。 私にとって愛おしい映画がひとつ増えました、全編に渡って音楽も最高。エンドロールもしっかり観ることをお勧めします。[CS・衛星(字幕)] 10点(2019-09-16 00:54:40)(良:1票) 《改行有》

11.  Jの悲劇 《ネタバレ》 ひと言でいうと期待外れ いい俳優は出てるし、オープニングの気球のシーンもよかったのに。 生物学なんちゃらの理論とか神とか、同棲中の彼女は彫刻家だったり なんかそういう小難しいことを絡めて知的レベルの高い映画を装ってる感じがイヤです 観てるうちに「ドリームハウス」とか「パッセンジャーズ」とかそういう映画が頭をかすめたわけですが なんと、いっちばん単純な展開、結末だったことにいちばんびっくりした次第です。 気球のシーンとその後の展開のバランスの悪さよ 観終わったあとで、オープニングシーンが非常に無駄だったように思われたのでした、残念!![CS・衛星(字幕)] 4点(2016-12-07 20:29:26)《改行有》

12.  死と処女(おとめ) これも10数年前に一回だけ観たなあ。 今思うことは例えるなら情感の全くないエグいだけの「愛の嵐」って感じ。 表面的には問題作の体を成しているものの、実は単なる不快なエログロとしか思えなかった映画です。 観た当時はポランスキーってことは知らなかったです、しかしポランスキーってほんとにSMが好きなんだなあ。 シガニー・ウィーバーとベン・キングスレーはどう理解して出演したのか・・・緊迫の密室劇がやりたかったのかしらん。[CS・衛星(字幕)] 2点(2010-07-25 23:33:08)《改行有》

13.  ショコラ(2000) ジュリエット・ビノシュには厳しい私ですが(ええ、なにはともあれ「ダメージ」は拒否です)このお母さん役は素直に観られました。田舎の野暮ったい、でもさりげなく優しい人というのはビノシュにピッタリです。いい役者が揃ってるのね、それぞれ個性がきちっと出ていました。ジョニーはそのまんまという感じで素敵だった!ヒュー・オコナーがロックを歌いながら掃除してるシーンはよかった。重いテーマなのにファンタジーなハルストレムの作品にはいつも必ず親子の関係、絆とか宿命といったものを感じます。みんなそれぞれ、なにかしら事情やらキズを持っている、でも前向きに生きていかねば、みたいなことを感じます。 そしてこの作品は拒否せず受け入れる事というのが大きなテーマなのでしょうか。 んー拒否するにはそれなりの理由があるわけで、それは国や民族、宗教、個人の価値観とかいろんな要素が関わっているのはわかります。なのでそれを言い出したらキリがない、なのでそれを拒否、禁ずることがなんだっていうの?なんになるの?という視点で描かれているのかな? 拒否する理由がよくわからない=チョコレートということになるのかな?宗教的な考えの中にはかなり偏ったものがあると感じます。(美味しいものを食べるのがなぜいけないの??) 個人的には映画が始まってもなかなかジョニーが登場しないことに少々苛立ちましたw[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-12-01 22:49:40)《改行有》

14.  シンプル・プラン コレずーっと観たい、観たいと思ってた。オープニングからその全体の雰囲気、登場するキャラクターの感じといい、コーエン兄弟の「ファーゴ」を思い出させる。大金を目にしてから狂っていく人間関係。語りつくされ、わかりきっていることだけどラストのオチに期待して観てた。まったく滑稽で愚か、反省→再生なんてことはあり得ない、許されないといった救いのないオチでした。たぶんあの夫婦は未来を語ることもなく、ただ淡々と毎日同じことを繰り返しながら一日をやり過ごしていくしかないでしょう。ある意味死ぬより辛いことかもしれない。誰がといわれればいちばん冷酷で信用できないのは、自分は何もせず、あれこれ画策して指示していたブリジット・フォンダでしょう。彼女が何かさせる度に人が死ぬ。つまりそういうことを潜在的に望んだ結果ですね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-07 09:30:21)(良:1票)

15.  人生は、時々晴れ この邦題が見事です。「人生は、時々晴れ」この言葉がヒシヒシと響いてくる。さて、はなしの方ですが「秘密と嘘」もそうだけど、母親の言動がポイントだわね。二作ともお母さんがイライラする存在なのよ。メインのあの一家の母親も穏やかさのない不幸顔、甘ったるい声でちょっとしたことにも重く、深刻な反応をする。そして無意識に旦那をクソ扱いしている。ここんとこが私自身もドキっとしたとこでした。子どもたちにとってもそれが辛いのよね。生活にゆとりの無い貧しさは心のゆとり、潤いを無くさせ、人をトゲトゲしくしてしまうことは少なくない。発作を起こすまで我が子のからだの異常に気づけなかったこともゆとりの無さが関係しているように感じる。階級社会が脈々と続いている英国ならではの貧乏悲惨系作品。パターンとしては「秘密~」と同じね。ティモシー・スポールはこの作品のほうがよかったです。[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-06-26 16:29:46)

16.  真珠の耳飾りの少女 映画というのは人物や事柄を深く掘り下げてリアルに描くものと絵的な美しさやイメージ、スターの魅力で見せるものなどいろいろありますね。この作品は絵的な美しさ、スカーレット・ヨハンソンの魅力が大きい作品ではないかと思います。スカーレットの真っ白できめ細かな肌とポテっとした赤いくちびる。かなりエロチックです。私が最初に感じたのは「品よく官能的な作品」です。正直言うと贔屓のコリン・ファースのセクシーな仏頂面が堪能できますのでそれだけで点が甘くなってしまうのですけどね。フェルメールとグリートのからみのシーンは全てラブシーンのよう。どなたかも仰っていますが、髪を見せるシーンと耳に穴を開けるシーンが象徴的ですね。そしてピーターに身を任せるグリート。もちろん彼女はフェルメールのことを想いながら、だったのよね。彼女は自分で意識しなくてもわりと罪作りな子で、一部の女から疎ましがられるのでしょう。唯一人物がよく描かれていると思ったのはフェルメールの奥さん。子どもが6人、7人目も懐妊中というのにしっかりオンナでしたねえ。そうそう私もピーターと、これまた贔屓のジョニー・デップが重なり気味でございました。そして小悪魔的なフェルメールの娘には「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の時のキルスティン・ダンストを思い出させられました。あの子は「アザーズ」でニコールの娘役だったわね。大人になってもそのミステリアスな雰囲気をなくさないことを願うわ。ホワ~ンと優雅な気分に浸れた作品でした。7点(2004-06-08 11:59:11)(良:1票)

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