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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 はい、皆さん、こんにちは。今日紹介する映画は、スパイ映画です。主演は、あの美男子のブラッド・ピット。そのブラピが、映画の冒頭で任務に失敗して、殴られる、殴られる、殴られる。あの美形が見る影もなく無惨な姿になってしまいます。怖いですねぇ~。その彼を助けるために奔走するのが、これまたかつての美男子ロバート・レッドフォードです。老けましたねえ彼も。アップになるとシワが目立ってしまう(何?お前に言われたくないって?たしかに77歳に言われたくないですねえ(笑))。ブラピの処刑期日が、せまる、せまる、せまる。この緊迫感をそのまま進めないのがこの映画の演出のおもしろいところですね。ベトナムやベイルートでの彼らの関わりが描かれます。場面が一転してCIAのビルで、レッドフォードが作戦命令書を偽造するために、タイプライターに向かってひたすらキーを叩く、叩く、叩く。このあたり「大統領の陰謀」を彷彿とさせますねえ。注目してくださいね。では映画の後でまたお会いいたしましょうね。<映画観る>はい、いかがでしたか?あの作品では不正を暴くワシントンポストの熱血新聞記者だったレッドフォードが、本作では私財をなげうつとはいえ、軍隊を勝手に動かしてしまうんですよ。はい、怖いですねえ。ということで、本作は2001年のアメリカ映画でした。それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。7点(2004-01-11 15:07:08)(笑:2票) 2. スターリングラード(2001) <またまた書いていなかったもの発見>"鼠の戦争”といわれたスターリンの街での戦闘を描いた作品ですね。冒頭の渡河作戦で描かれた、ソ連軍の人海戦術と赤軍将校の非人道的行為がとても印象に残る場面ですね。実際のところ、第2次世界大戦でのソ連の死者は1000万人と言われているわけですが、そのかなりの部分が、このような無駄死にであったのはあまり知られていないのかもしれませんね。共産党のプロパガンダとして英雄に祭り上げられたひとりの青年(ジュード・ロウ)と、彼をやっつけることで逆にナチスのプロパガンダを訴える目的で送り込まれた、老練なスナイパー(エド・ハリス)との対決がメインなわけですが、脇を固める俳優にも個性派がいて渋い演技をしていましたね。たとえば、ジュード・ロウの上官になるロン・パールマン(アノー監督の常連だね)。ドイツでもソ連でも邪険にされた彼のエピソードは、なかなか考えさせられるものがあります。使われる兵器の描写はけっこう秀逸なモノがあり、冒頭のスツーカは恐怖感をあおるのに一役買っているし、III号戦車はかなりディティールもよくできていて、さすがアノー監督のこだわりだなと感じます。しかしながら、あの爆撃機はいただけないね。いかに制空権を得ているといっても、あんな低空で爆撃するわけがない。リアルさを追求するなら、これはマイナスポイントです。また、話しの根幹に関わることだけど、モシン・ナガンにしてもモーゼルにしても、あんなに命中精度はよかったのかね?(笑) J・J・アノー監督は、リアルな描写と再現を信条としているけれど、どうしても妙になまめかしいエッチシーンを入れたがるのが玉に瑕です(苦笑)。さすがに「子熊物語」ではなかったけどね(笑)。7点(2003-12-13 22:54:35)(良:1票) 《改行有》 3. スーパーガール ヘレン・スレーターが可愛いんで許してあげてください(微笑)。7点(2003-11-20 10:53:50) 4. ストレイト・ストーリー 老人のロードムービーとして話題になった作品ですが、期待したほど感動できなかったのは残念です。ただ、彼が出会う人物達とのやりとりに、いくつか面白いものがあったのでこの点数です。主人公が実際に自殺しちゃったのは残念だね。7点(2003-11-19 22:57:59) 5. スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 内面世界の映像化って、難しいなあ。退屈でほとんど早送りで観ないと寝てしまう感じのつまらなさです。ようやく興味を持てたのが1時間過ぎた辺り!ここまで観客を退屈させるなよ(苦笑)。スパイダー少年の精神面が主体に描かれるために、どうしても入り込めない部分が多すぎる。また、意味ありげに見える行動や、曰くありげな登場人物が、けっきょくたいしたこともせずに終わってしまうので、肩すかしも好いところだね。忙しいときに観る映画ではない。自分の気持ちに余裕のあるときに、映画に寛大な気持ちになれないと、退屈で早送りで観てしまうでしょう。5点(2004-02-21 12:40:22)
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