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1. 聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
《ネタバレ》 とにかくカメラワークがいい、ワイドズームのシーンが多いんですがそれがいい感じにレトロな雰囲気でいいなあと。
特にエスカレーターのシーンがいい。
それとマーティン役の俳優ね、ナニあの気持ち悪さ、不気味さ。
ソース焼きそばみたいな見た目のパスタを食べるとこなんて不快極まりないのですよ。
このように特筆すべきとこはあるんです。
でも黒魔術なのか神話なのか超能力なのか「どうしてそうなる」という部分が気にならないで観れちゃう映画はあるんですが、この映画はなぜかそうじゃなかったです。
シュールレアリズムといっていいのかよくわからないんですが、それで納得しとくことにしました。
それぞれ助かるために父親スティーヴンにそれぞれのやり方でアピールし始め、スティーヴンを責めるわけでもなく、助け合おうとするでもなく、とにかく自分はなんとか助かろうとする。しかもそれが家族なんですよ、いやな映画だわ~~
やたら「サンキュー」を連発するスティーヴン、しかし「ソーリー」は言わないんですよね。隠し事なら飲酒して手術してたことでしょうよ、なのにソレ?
息子のボブはあの一家で幼いこともありいちばんピュアでまともだったのかもしれないですね。
で、「聖なる鹿」は誰?マーティンの父親?
カメラワークには感動するけど、胸糞悪くなるっていうのがちょっとね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-22 20:54:48)《改行有》
2. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 宇宙を体験できるアトラクションぽい映画だと。
撮影技術がすごいなあとは思います、でも楽しめるか感動できるかはこういうジャンルが好きかどうかにかなり左右されることで、私はSFやCG使いまくりの映画は好みじゃないし、3Dも興味ないんで感動はなかったです。もう最初からサンドラ・ブロックがたったひとり生還できる人だとわかるんで、次から次へと起こるアクシデントとライアンにジリジリしてしまいました。なにがって監督が意外でしたね。
なんか重力、引力ってほんとにありがたい、水も空気も風もありがたいです。あって当たり前となっているモノにひたすら感謝しました。あるほうが不思議に思えてくる映画でした。
なにより地球に感動いたしました、自然の摂理にできるだけ逆らわず、怒らせることなく大事に維持していきたいと思いました、はい。
こういうことを意識させてくれたことに対しての7点です。
。。。ありゃ?なによ、投稿してから気が付いた、原題はゼロついてないんじゃん。
無重力じゃなく重力を語ってる?
宇宙へのファンタジー、ロマンは皆無。大気圏外、宇宙の恐怖をとことん見せられました、生命体にとって地球は天国です。
んージョージ・クルーニーの存在とか娘の死とか何か意味ありげなんだけど割と単純だったりするところもこの監督らしさが出てる映画だと思いました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-30 09:58:05)《改行有》
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