みんなのシネマレビュー
アルメイダさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  戦争のはじめかた 《ネタバレ》 (平和な時、戦争は自ら戦争をする) ニーチェの言葉を復唱しながら宙に舞う主人公。 (ベトナム戦争が一番楽しい、 いくらでも人殺しができるからだ) 曹長のホンネは冗談に取れないリアルさだ。 話自体はテンポもいいしサスペンス娯楽として楽しめる。 しかしあくまでも風刺コメディである。 深い暗いシリアスな反戦映画でもなく、 あまりにバカらしい内容に笑うしかない。 笑って済まそう。 これがアメリカなのだから。 ブッシュ元大統領(ブッシュ父)が頻繁に出てくるあたり、 時代なんだなぁとも思えるんだけれど、 息子ブッシュと変わってはいない。 この当時は9.11テロのあたりだから上映が5回延期になったのもわかるが、 今観てみるとそうもはじけてはいないんだなぁ・・ まあ人事というかあきれて観られるんだけれど、 しかし「1941」のような確信的バカ映画の勢いがいまひとつ。 中途半端なんだけれど誰でも普通に楽しめることは確か。 1941に似ているなぁとい演出も前半にあった。 ほとんどが演習ばかりの映画なんだが、 でかい戦車が暴走し街中で壊しまくるのがあっけにとられる。 中の隊員は麻薬でらりってて見事に変なおかしさがある。 戦争映画ではなく戦争の予行演習映画で、 人間ドラマはアメリカのばからしさと戦争に対する心構えを描いている。 (目には目を)これだろうなぁ。 政治的な難しさが一切描かれていないのに、 なぜアメリカは戦争をしたいんだろうかという疑問が解けるような・・ そりゃあこの作品が5回延期になったのがわかりますよ。 音楽がめちゃくちゃかっこよかったのです。 ラップ調の速いのではなく、 ベースの効いた哀愁のある曲。 何なんだろう?? ボブ・マーリーの曲なのかどうなのか調べたんだけれど主題歌ではない。 映画そっちのけで聴きいったくらいよいです。 [DVD(字幕)] 6点(2006-04-23 13:12:39)《改行有》

2.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 こういうヘタレ役は根本的には合いません。 これが事実を元にしているにせよ合わない。 時代に翻弄されるというよりも仲間の犠牲に生かされている設定。 「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドとか、 「キングダム・ヘブン」のオーリーの役は苦手。 事実だから仕方ないにしても・・ 逢引できた彼女は?それを仲介した仲間が罪をおわれることは? 家族は?目の前で殺されてゆく仲間たちは? それらを景色のように描いてゆくので、 主人公がただ運がよくヘタレだということしか伝わらない。 心の葛藤があまり感じられない。 生き残っていることが罪ということでもなく、 生かされている自分に感謝をしている様子が感じられない。 ラストの延々と続く演奏シーンは、 「シャイン」を思い出しましたがシャインのほうがいい。 「シンドラーのリスト」の方がいいと思うのは、 金持ちドイツ人がユダヤ人を救うことが偽善であることと、 その時代にその偽善が全く結果的には正義であったということ。 その金持ちドイツ人も完璧な人間でもなかったこと。 ユダヤ人が生き残る方法を与えたシンドラーと、 生かされる権利を得た彼らが日本の戦時時代のように、 工場などで働くさまは彼らの器用さやアタマのよさが生きのる糧であったこと。 そしてドイツ軍人の個性がよく描けていた(レイフ・ファインズ) 敗れたドイツの敗者の美学と生き残った権利を得たユダヤ人の弱者の美学。 なぜ彼らは生かされたのか? 運と何かができるという糧があったから。 シンドラーのリストは糧が器用だとか頭がいいとかの理由で日本人にも理解できる。 運はシンドラーというドイツ人の最初は私欲から始まった偽善から。 ピアニストは糧はピアノがあの場面で弾けたこと。 運とはその場面まで生かされたこと・・ その違いなのです。 だから比べられるであろうこのふたつの作品は違います。 どちらかというと、 「戦場のピアニスト」は「太陽の帝国」なのです。 逃げ回る姿を客観的に描き、 周りの犠牲と自分の運で生かされ、 戦争が終わることで何も終わったわけではない・・ 少年とピアニスト、ユダヤ人とイギリス人と全く違いますが、 なぜか共通点を感じたのでした。 [DVD(字幕)] 6点(2006-02-28 08:45:29)《改行有》

3.  戦争のはらわた 《ネタバレ》  画面はところどころ白黒で音楽は童謡ちょうちょ!やけに明るい始まり・・ 本編に入るとカラーになります。 娯楽としても楽しめるのがたいくつしないところです。 普通バイオレンス描写がきつい戦争映画ならば、 シリアス面だけが勝ちしめっぽい暗い作品になるところです。 ところが中半には脳を患ったというヒントは出てくるものの、 主人公であるJ・コバーンがところどころで見る幻想シーンや、 細切れのわけのわからないカット・・ これらは意図して入れられているのですが私は十分理解できませんでした。 例えればキューブリックの作品によくある手法なのですが・・ 最初に死んだロシア少年兵があちこちに出てきたり、 最後にも登場したりするので不気味この上ない。 ということは全て幻想なのかそれとも少年のいる世界へ近づいてるのか、 これは観客にまかせるということなのか、 ただヒントは主人公が野戦病院で脳を患っていたということ。 戦場に戻った主人公は意気揚々としています。 この描写はアラビアのロレンスを思い出しました。 でもかといって戦争バンザイという映画でもないのです。 が・・この監督の描写があまりに好戦的というか水を得た魚のような描写で、 爆発また爆発そして虐殺の連続とまるで兵士は楽しんでいるよう・・ こういった描写は気が狂ったような楽しさのようであり、 政治的に戦争を考えるもうひとりの主役とは大いに違います。 貴族の出であるもう一人の主役や上官はあくまで政治的に考える戦争。 最後のほうでやはりこの監督は西部劇が好きなんだと思わせるところがある。 敗者の美学を描いている作品ともいえますが、 こういった作品はハリウッドでは受けません。 戦争をしてなにが残るとかなんのためにとか難しいメッセージではなく、 あくまでも敗者の美学・・ 戦いは負けたらこんなものという悲惨さを描いているのです。 逆にいえばハリウッド映画は主に戦争は勝っても何も残らないという考え、 何をなくしたとかしめっぽい反戦映画が多いのです。 戦争という国同士が決める政治手法を美化していないか? この映画はあくまでも個人の名誉のために戦う軍人や、 敗色濃厚なドイツ軍の最後のあがきや他の映画にはない視点から描いています。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-04 08:05:42)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS