|
プロフィール |
コメント数 |
2288 |
性別 |
男性 |
年齢 |
47歳 |
自己紹介 |
好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】 見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。 サクセスストーリーが一番好きです。 見た後元気になれるし、夢があるから。
みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。
共感できるレビューには「良」、 新しいことを発見させてくれたレビューにも「良」、 とても楽しく読ませていただいたレビューには「笑」 投票をしております。 |
|
1. セブンス・サン ~魔使いの弟子~
《ネタバレ》 こーゆーRPGのような世界観の映画はハズレも多く、それがわかっていてもついつい見ちゃうのはドラクエ世代だから。ファイナルファンタジー世代だから。このジャンルには心惹かれてしまいます。それに、『この映画はアタリかも』という期待もあります。
で、今作。数多くある同ジャンルの映画のなかでは、どちらかと言えばアタリだと思います。もちろん、この世界観にそもそも興味がない人にまでウケルような、そんな映画ではございません。
野良ゴーストやボガートなどのクリーチャー。あ、スケルトンナイトみたいなのに襲われるのも良かったですね。まぁなぜそんな物騒なモンスターが家のなかにいるんだとか、そーゆー疑問はすべてスルーされていますが。
魔女軍団も、熊や豹や竜に変身したり、4本腕で剣をふるったり、個性あふれるキャラクターたちがなかなか楽しませてくれます。
ヒロインが魔女サイドってのも良い。禁断の恋的な盛りあがり。自分が思春期だったらドキドキしちゃうシチュエーションです。
ヒロイン魔女アリシアを演じるアリシア・ヴィキャンデルさん、とってもキュートで魅力的。主人公のトム・ウォードを演じるベン・バーンズも負けず劣らずのイケメン。まさに美男美女カップル。ラストは二人別れちゃいましたが、アリスがトムの馬に跨って、2人で旅に出るような終わり方でも良かったんじゃないかな。
この映画で難を言うなら、魔使いグループの攻撃のレパートリーの乏しさでしょうか。杖や剣をぶん回すだけ。ときどき投げナイフ。多種多様な魔女軍勢やクリーチャーたちに対し、あまりに貧相。終盤は、ペンダントの力と杖の力がリンクして、杖でつつくだけで魔女の幹部たちが灰になっちゃうチート仕様。せっかく訓練のシーンに尺をとったのに、戦闘面での主人公の成長が感じられないのでカタルシスに欠けます。最後、杖の先からぼっと火が出て、マルキンを焼くシーンはチャッカマンかよって思っちゃいました。
主人公たちにもう少し華のある闘いをさせてほしかったものです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-09-19 14:31:51)《改行有》
2. 世界にひとつのロマンティック
《ネタバレ》 こんなに適当なタイトルにはなかなかお目にかかれないっていうくらい邦題が適当。原題の「アクシデンタル・ラブ」はひねりはないが単刀直入でずっと良いです。こーゆー作品があると、毎回原題もチェックせにゃいかんかなと少々うんざりした気分になります。
主人公のアリスはスコット、ハワードという二人の恋人候補がいます。こーゆー場合たいてい一人がダメ人間で本命を引き立てるものですが、今作ではなぜか二人ともダメ人間。スコットもハワードも自分の事しか考えていません。似たり寄ったり。なぜスコットがダメでハワードがOKなのか、説得力のある展開がほしい。こーなってくるとアリス自身も男を見る目がないダメ女に見えてしまって、魅力半減です。ですので、ラブコメとしては正直いまいち。
で、もうひとつのサブストーリー。月面基地計画法案の代わりに医療保険法案を通すというラブコメとは全然関係のないこっちのストーリーがちょっと面白いです。一般市民のアリスが演説を通して人々の心をわしづかみにしていく様子が楽しいです。
ただこちらも最終的には医療保険法案は否決され月面基地計画の法案が通っちゃう。終始クソ女でクソ議員のパムが殺人を犯しているのに野放しのまま。どーにもすっきりしないもやもや展開。ハワードの裏技で結局医療保険法案も通って、最後は無理やりみんなをハッピーエンドにしちゃいましたが、なんか残尿感の残る感じ。
つまらないとは思いませんが、納得いかない展開や無駄なエピソードがあるのは間違いない映画。
ハワードの森の儀式のエピソードなんてまじで不必要でしょ。[DVD(字幕)] 6点(2021-08-30 13:31:30)《改行有》
3. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 3D映画を初体験。IMAXではなかったのですが、その映像と臨場感に圧倒されました。今まで『めがねの上にめがねをかける』というのが何となく抵抗があって3Dを敬遠していました。ですが、実際映画が始まると全然気にならないものなんですね。
「みんなのシネマレビュー」で平均点8.9点!好きなジャンルのSF!そんなわけで、連れに「面白い映画があるから見に行こう」と行って一緒に見に行ったわけですが、感想は正直微妙です。
これほど凄い映像技術とリアリティで、なぜか終始第三者の視点で見てしまうんです。最後までいまいち映画に入りこめないのです。でも連れの感想を聞いて、その理由がわかりました。『U○Jのアトラクションみたい。』そうなんです。映画を見に行ったというより、アトラクションに行った感覚が強いんです。連れも自分も3Dが初体験で慣れていないということもあったでしょう。ですがそれより何より、ストーリーが足りないんです。映画としての面白さが足りないと言い換えてもいいかもしれません。
破片が来襲する場面では緊張しました。腰が浮きました。ライアンが宇宙空間に一人放り出されたときは、えもいわれぬ恐怖感を感じました。(正直ゆうと、序盤のこのシーンが一番怖かった。)マットが助けにきたかと思いきや、それが空想の産物だと知ったときには切なくなりました。ライアンが地上に降り立ったときには、もの凄い重力を感じました。一つ一つのシーンが素晴らしいんです。その臨場感だけでも、素晴らしい映画であることは間違いないのでしょう。だけど、人に薦められるほど自分自身が面白いと思えなかったのもまた事実。
映画が凄いということと、面白いということは、必ずしも一致しないようです。[映画館(字幕)] 5点(2013-12-30 03:23:51)(良:5票) 《改行有》
|