|
1. 宇宙人の解剖
《ネタバレ》 うわっ! こんなにレビュー数少ないんですか??? なかなか面白い作品だと思うんですけど。この映画は実際にあった出来事が元になってます。それはまずロズウェル事件。1940年代にニューメキシコの荒涼とした場所にUFOが墜落したとされる事件で、このとき中にいた宇宙人を軍が解剖したって話があります。で、時を経て現代に、その当時の宇宙人解剖のフィルムとされるものが世の人々の目に晒されることとなり、テレビ放送で大盛り上がり。その後ネット上でも動画が見られました。そんな凄いフィルムの所有者は、しがない二人の青年。二人がそのフィルムを手に入れることができたのは、あるマフィアの大金があったから。けれど、世の人々が目撃した衝撃フィルムは実は偽物でした。なぜなら手に入れた貴重なフィルムは密閉された缶から取り出された際に酸化腐食していき、映像が焼けてしまったので、出資したマフィアを騙して命拾いするために偽物が必要になったから。二人の青年の生死をかけた嘘のために、隣人を巻き込んで偽フィルム制作スタート! このハチャメチャ加減が面白いです。そして出来たフィルムを使って世界中に大嘘を展開、大金を手にしていくのです!! でもそんな嘘で世界中を騙し金儲けしたってことだけで話は終わりません。ラストは2回3回リピートしちゃいました。[DVD(字幕)] 8点(2010-10-23 18:29:08)
2. 運命を分けたザイル
《ネタバレ》 もう少し古い作品なのかと思ってました。ドキュメンタリータッチで、生還した2人が語る姿が何度も出てくるため、どんな極限状態が描かれても「生還した」という安心前提が強くて勿体無く感じました。でもクレバスの迷路を降りきってからが印象的で、おそらくこの作品はダニー・ボイルの『127HOURS』に影響を与えたんだろうなと感じました。後半良いので、前半の緊迫感の足りなさが残念です。腕のいいライターと監督でリメイクして欲しい作品。[DVD(吹替)] 7点(2013-07-10 23:34:17)
3. 宇宙人ポール
《ネタバレ》 『ショーン・オブ・ザ・デッド』をまるで楽しめなかったもので、ハズレを覚悟しての鑑賞でしたが、今作は楽しめました。コメディではあるけど、よく考えてみたら、派手なデザインを加えていないそのまんまのグレイを中心に添えてしっかり作り込まれた映画を見るのは、これが初めてです。ラストはちょっと感動しちゃいまして「こんな『未知との遭遇』が見たかったんだよー」と嬉しくなりました。ラストUFOが去ったあとの、あの何とも言えない間抜け且つ余韻ある間が、何とも言えないセンスを感じます。[DVD(吹替)] 7点(2012-08-10 04:07:20)
|