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1. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
《ネタバレ》 【本当にネタバレありなので、ネタバレを見たくないという方は読まないで下さい。】
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドもこれで見納め。クレイグはそれまでのボンド像を良い意味で大きく覆してくれました。
ストーリーとしては前作『スペクター』の続きになるのかな。私は前作の内容をすっかり忘れたまま見たので、最初話について行くのに苦労しました。
そういう意味では前作を見てからの方が良いのかもしれません。
さて、ストーリの内容は見てのお楽しみとするとして、ここからがネタバレ。
ラスト、ボンドの死を追悼するMやQやエージェントたち。そしてエンドロール。
それが終わると画面に"JAMES BOND WILL RETURN"の文字が。
私は「007は単なる数字」だから007映画は続くと思ってエンドロールを眺めていました。違うエージェントに007ナンバーを与えればそれで007は存続するのですから。
でもジェームズ・ボンドが戻ってくるとなると話は変わります。おいおい、あの状況で生き残れたというのか?ちょっと無理があるんじゃない?
それともジェームズ・ボンド自体もコードネームで彼の本名じゃないとか?
まあ、MGMもドル箱をなくすことはしないでしょうしね。
そこでふと気付きました。サブタイトルの"NO TIME TO DIE"は、このラストに対して制作側が最初から提示していた回答だったのではないだろうかと。
次回作がどうなるのか、ある意味楽しみです。[映画館(字幕)] 7点(2021-10-20 18:00:06)《改行有》
2. 007/スペクター
《ネタバレ》 カジノ・ロワイヤルから始まったダニエル・ボンドもストーリー上はこの作品でおしまいという感じにまとめられていますね。007映画だけあって一定レベルの出来は保っています。ただ、いろいろ突っ込みたくなる点もちらほら。特に敵組織のスペクターのスタッフが描かれていないのは何とも。ボンド側はMやQやマネーペニーといったボンドの仲間がいろいろ手助けしていますが、スペクター側は幹部以外のスタッフの様子が全くと言っていいほど描かれていないので端々に「都合良すぎ感」が。あと、懐かしい007のメインテーマが流れますが、あれ、サビが「007音頭」にしか聞こえないので、ちょっと笑ってしまいそうです。[映画館(字幕)] 7点(2015-12-10 17:50:44)
3. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
これを見るまではピアース・ブロスナンのような「いかにも英国紳士でござい」という俳優こそがボンド役にふさわしいと思っていました。正直ショーン・コネリーのボンドはそれほど好きではありませんでした。今回ダニエル・クレイグに変わりましたが、こういうアクの強い顔のボンドもいいなぁと素直に受け入れることができました。
内容としては、序盤のジャッキーチェン顔負けのアクションシークエンスがたまらなく良かったです。いままでの何をするにもスマートなボンドでなく、闘志むき出しのボンドも魅力的ですね。
そしてこの映画で一番良かったのは、おなじみのオープニングシークエンスです。クリス・コーネルの主題歌「You know my name」のかっこよさといったらもう!たまりません。[映画館(字幕)] 8点(2007-06-20 12:53:57)《改行有》
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