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1. 時計じかけのオレンジ
《ネタバレ》 暴力シーンが多くて観るのに精神力が削られたが、ストーリー展開が面白くて最後まで興味を削がれずに見る事が出来た。完全に前情報無しで見ていたので最後のシーンでやっと理解したが、この映画は犯罪ものではなく、政治・社会ものであった。ゴッドファーザーの様なのを想像していただけに、終わり方に物足りなさを感じてしまった。最初から知っていればまた印象が違ったかも知れないが、あいにく何度も見たくなるような映画ではない。
見ていて気分が悪くなるシーンも多いが、その一方でBGM、背景のオブジェクトなど細部にも尖ったセンスを感じる箇所は沢山あり・・・何と言うか、好みが分かれる映画だとは思う。怪作という表現がしっくり来る。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-08-28 00:47:40)《改行有》
2. トロイ(2004)
《ネタバレ》 壮大なスペクタクルを期待して見たのですが物足りませんでした。先にロードオブザリングの2部3部を見ていたのでなおさらかもしれませんが、大軍対大軍の戦闘シーンにもう一つ迫力がなかったように感じます。カメラワークと音楽の差が原因でしょうかね。 でもアキレスとヘクトルの一対一の戦いはなかなか見応えがありました。 それから話題になっているバカ王子パリス君ですが、すでにこのサイトのレビューからある程度覚悟していたのでそれほど呆れはしませんでした。終盤に彼が弓を持ってからは誰かさんと重なったのは私だけではないと思います。
私はトロイア戦争に関する知識があり剣と弓での戦いが好きなのでそれなりに楽しめましたが、特に関心のない方が見ると人物名がわからない&パリス王子にウンザリで1~2点下がるでしょうかね。駄作と言うほどつまらなくはないですが、傑作と言うにはあと2~3歩ほど足りないように思えました。6点(2005-01-04 21:12:46)《改行有》
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