みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 独裁者と小さな孫 《ネタバレ》 野映画を思わせるような、どこかユーモラスを感じさせながらも乾いたタッチで、残酷な寓話を描きつづけているのですが・・・ 最後に「独裁者を殺したところでどうにもならない、踊らせるのだ」というセリフに監督の熱い思いがこめられていて、非常に感銘を受けました。[DVD(字幕)] 8点(2016-10-23 00:35:40)《改行有》 2. トリシュナ 《ネタバレ》 とにかく、フリーダ・ピントの美しさとインドの猥雑な力強さ、勢いが非常に印象的な作品でした。特にムンバイの光景は圧倒的でしたね。その中で、古風な主人公が翻弄されていく様が物悲しく感じました。 しかしまあ、途中から若干下種な内容になってきて、そのままラストまで薄っぺらな感じになってしまったのがやや残念でしたね。 [映画館(字幕)] 7点(2013-11-09 08:08:53)《改行有》 3. ドリーマーズ 《ネタバレ》 夢を見ることができた時代に夢をみたいと願いながら不安定に揺れる日々を過ごしている若者たちの物語をジミヘンやジャニスといった60年代ロックとセンスの良い映像(特にオープニングは秀逸)で綴った作品でした。また、過去の名画のシーンをところどころに織り込んでいて非常に興味深かったです(観たことあるのは「フリークス」「勝手にしやがれ」「少女ムシェット」くらいですが・・・)。 [DVD(吹替)] 7点(2012-02-11 11:24:43)《改行有》 4. 遠い夜明け 《ネタバレ》 人種差別に対する激しい怒りが湧き上がってきました。既に南アフリカのアパルトヘイトは廃止されていますが、このような愚かな制度が20世紀の終盤まで残っていたという人類にとって悲しい事実を描いた映画として後世に残すべき作品だと思います。 ラストにビコのように不審な死(拷問死?)を遂げた活動家の一覧がテロップで流れ、非常に衝撃的でした。 [DVD(字幕)] 9点(2007-12-01 19:18:42)《改行有》 5. 時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 何というか、いろんな要素が詰まっていて何度も反芻してしまう映画ですね。特に音楽の使い方が非常に素晴らしいと思いました。 ストーリーも、不良少年の心の変化を描いているだけでなく、政治家の権力争いの醜さなんかも風刺していたりして非常に面白かったです。 [DVD(字幕)] 8点(2007-05-06 16:15:42)《改行有》 6. 24アワー・パーティ・ピープル 《ネタバレ》 映画全体が大好きなUKサウンドで満ち溢れていて、とても楽しかったですね。ニュー・オーダーは学生の頃聞きまくってたんで、ジョイ・ディビジョンやイアン・カーティスの出てくるシーンはとても興味深かったです。(当時はUKインディーの情報は、ロッキング・オンとかの雑誌でしか得られなかったですからね・・・・。) ハッピー・マンデーズのくだりは凄いですね、まさにロックンロールというかハチャメチャというか・・・。 しかし、この作品は何も知らない人が見たら訳わかんないでしょうねw ベズがUFOで現れたりするシーンとか 「ベズって何だ?」って感じじゃないですか?(まあ、知ってても謎の人物ですけどw) とりあえず、パンク・ニューウェーブ以降のイギリスの音楽が好きな人は必見です! [DVD(字幕)] 8点(2006-12-08 11:59:45)《改行有》 7. トレインスポッティング この作品はちょうどブリット・ポップ全盛時の作品で、まずはサントラから入った作品です。イギリスというと上品なイメージを持っていたのですが、この作品はその思い込みを一気に壊してくれました(笑)もう、最初のイギー・ポップの曲が流れた時点でこの作品の世界にはまってしまいました。 [映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 23:09:40)《改行有》 8. Tommy/トミー 《ネタバレ》 THE WHOの歴史的名作「TOMMY」の映画版です。今まで、音だけで聞いていた世界が映像化されているので、「TOMMY」の世界を堪能できました。 出演者が超豪華です!(ティナ・ターナーのアシッドクイーンは最高でした。)。全体的にすごくサイケで、時代を感じさせます。 あと、ロック界三大ナルシスト(?)の一人ロジャー・ダルトリーのちょっとイッちゃってる演技は見ものです。(時折、役に入り込みすぎて怖いくらいです。)[地上波(字幕)] 6点(2006-04-16 22:12:42)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS