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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 心に響く作品となっている。派手さがある作品ではないが、“重み”のある作品に仕上がっている。ストーリーは展開に大きな動きのあるものでもなければ、単純に感動を煽るようなものではなくて、シンプルに構成されているので、アカデミー賞を受賞した傑作の感動作という印象とはやや異なるものの、最後のスピーチに全ての想いが結実されており、評価通りの良作といえるだろう。国民を守る王として、一緒に戦ってくれた友の期待を応える者として、自分を影から支えてくれた妻をもつ夫として、幼いながらも父を理解してくれる2人の娘を持つ父として、あのスピーチにはを感じられた。様々な想いの中で、様々なプレッシャーの中で、紡ぎ出される一つ一つの言葉には心を動かされざるを得ない。 また、王室としてのプレッシャーや、難局を迎えた王の地位としての“重み”もあった。兄の退位による戴冠、戦争を迎えるという状況がマジメな彼をさらに追い込んだように思えるが、マジメさとユーモアさを兼ね備える彼だからこそ、この難局をも乗り越えたように思える。ジョージ6世が最後までローグをライオネルと呼ばなかったように思えたが、果たしてどうだったのだろうか。もしそうならば、ジョージ6世らしさがよく出ていると思う。王という地位の重さを知るジョージ6世だからこそ、対等な立場で付き合いたくてもそれを許せなかったのだろう。王の代わりに王妃がライオネルと呼ぶ展開も、王の気持ちを痛いほど分かる妻の気持ちが込められているように感じた。それだけ威厳が必要な王だからこそ、逆にライオネルは王と対等の立場で向き合わなくてはいけなかったのだろう。対等の立場に立たないと、悩みを抱える者の真の心の声は聞こえないのかもしれない。彼は、戦場で傷ついた兵士にも、小さな子どもにも、対等な立場で向き合ったのだろうと思われる。王としての立場を守らなくてはならないジョージ6世と、対等の立場で問題を解決しなくてはならないライオネルとのベクトルの違いというものも本作をより深く、より面白くさせている。最後にライオネルがバーティではなくて、陛下と呼ぶことで、さらに深みが増している。 とてつもないプレッシャーの中で吃音症を乗り越えたのだから、現代に生きる我々が抱えるプレッシャーというものも、周囲の助けがあれば、乗り越えられないわけがないということももちろん描かれているように感じられる。[映画館(字幕)] 8点(2011-03-01 23:11:46)《改行有》

2.  エレファント・マン ジョンメリックは人の心を写す「鏡」のような存在だと感じた。 バイツや夜警の人等は自分の欲と自分の弱さ、心の醜さを写し、ケンドール夫人は心の美しさ、演劇の美しさ、素晴らしさを写し、トリーブスの妻は戸惑いながらも心の優しさを写した。 トリーブス本人も最初は医学的見地から興味本位の部分や名声や欲があったのだろう。 確かにバイツと同じ穴のムジナだったのかもしれない。 しかし次第に触れ合うたびに二人の心の距離は近づいていった、そして同時に自分は偽善者なのか、メリックを利用しているだけなのかという、名声、人としての優しさ、友情の間に悩み苦しむ人間らしい葛藤する心を写した。 しかし、全て先生のおかげとメリックが語っていたように二人は間違いなく真の友だったと言えるだろう。 そしてメリックに真の幸せの一時を与えたのもトリーブスのおかけだった。 メリックは本当に純粋だった。 人に優しくされたかった、母に愛されたかった、人として扱って欲しかったという想いがことあるごとに強く伝わってきた。 トリーブス妻とのやり取りで涙した姿、ケンドール夫人と演じたロミオとジュリエット、劇場で皆に温かく迎えられ少し驚いた姿は忘れられない。 そしてなによりも「自分は動物でない、人間なんだ」という悲痛な叫びが胸を打った。 ラストはこの上ない幸せを感じ、人間として生き、人間として死んでいった姿はメリック自身の心の強さを自分の鏡に写したといえよう。8点(2004-12-25 02:07:57)《改行有》

3.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 「プレデター2」を観てたので、本作でプレデターのやりたい事や性格、性質、何故人間を殺さないか、何故ラストで武器渡したかとかが理解できるけど、観てない人にはちょっときついのかもしれないと感じた。 エイリアンシリーズが好きな人には、ビショップ関係以外は特に観るべきところはないかもしれない。 そもそも時代背景とか現代で良いんだろうか。 「3」で出てくるビショップはなんなんでしょう、あれはロボットか、クローンか? 本作には色々と言いたいことはある。 一応儀式をクリアしていない一人前ではないプレデターなのかもしれないけど、弱すぎやしないか、彼らは。 銃を持っていないとか言い訳でしかない。儀式以前に戦闘能力にレベルの差がありすぎるぞ。 確かにエイリアンの酸性の血液が最強なのかもしれないけど。 一応最強のハンターであるプレデターが瞬殺される姿にはちょっと愕然とした。 儀式なんで一人で戦わなくてはいけないのかもしれないが、3体のプレデターがいるのだから協同でエイリアンと戦ったらちょっと面白くなったかもしれないと思った。 死ぬとしてもやはりそれぞれ見せ場というのが必要なのであって、あんなにあっさり過ぎるのは良くない演出と言わざるを得ない。 そもそも他の2体のプレデターになんら特徴や性格、必要性を含め何も見出せなかったのは残念。 そして「人間」の扱いも問題だと思う。 少し「人間」の比重が重いように感じる。 観客が何を見たいのか、タイトルから観客が何を期待しているのか分かってないのではないか。 武装したあの女性の姿に対して館内からは失笑が溢れていたのはやはり問題だろう。 「人間」が戦う姿なんてどうでもいい、最後に美味しいところだけ持っていって、人間のずる賢さでも描いて欲しかったところだ。 「人間」を含めたいのなら結局「強さ」とは何なのかを考えさせるような創りでも良かっただろう。5点(2004-12-20 00:27:55)《改行有》

4.  エイリアン 前見た時は相当の古臭さを感じたが、ディレクターズカット版では古臭さを全く微塵も感じさせない出来に驚いた。 そして閉塞的で息が詰まる重々しい気持ち悪さを感じさせる雰囲気がまた良い意味で素晴らしい。 あまり敵をはっきりと見せないという演出も冴えている。 またリドリースコットらしい暗闇と雨のような水滴が効果的に使われているのがいい雰囲気を出している。 エイリアンのデザインも良いのだが、最初に寄生された場所の異性人の宇宙船と内部のデザインは素晴らしい出来だと思う。 ラスト付近のたかが宇宙船に3度大爆発をさせるのがよく分からんが、人間関係において契約、命令、法律など中々面白い仕組みになっているのも特筆できる点だ。 敵が1匹に対し、7人(ロボット含む)中1人と猫が生還。有力キャラっぽい船長は3番目に死亡。 フェイスハガーは人に張りついて役目を終えたら、勝手に死ぬんだなあと改めて気づいた。 船長等をある場所に集めていたが、マザーもいないのにどうするつもりだったのだろうか。 最初の一匹目がマザーになる資格を得るのだろうか少しその部分が疑問として残った。8点(2004-12-05 23:38:27)《改行有》

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