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1. 28週後...
《ネタバレ》 ここまでヘビーなゾンビ映画はついぞ観たことがない。冒頭の籠城戦から、一転して田園風景での死の「鬼ごっこ」と息つく暇のない展開。28週後、復興の兆しが見え始めたロンドンで、再びレイジ・ウィルスの脅威が襲う。ナパーム爆撃でロンドン市街を焼き尽くす圧巻のクライマックス。「感染者」と軍隊の両方から追われる恐怖。この緊張感は只者ではない。この映画の救いのなさは、「愛」や「希望」が全て裏目に出ること。人道的な立場から子供たちを救おうとする行為が、更なる悲劇を生み出す。英国から飛び火したウィルスは、あっという間にヨーロッパ全土に広まり、やがては世界中で猛威を振るうことだろう。衝撃の傑作。[映画館(字幕)] 9点(2008-01-31 13:30:29)(良:3票)
2. 28日後...
《ネタバレ》 正確にはゾンビではなく「感染者」なのだが、明らかにロメロのリビングデッド・サーガ(特に『死霊のえじき』)の影響が色濃く見られる。オープニングの廃墟と化したロンドン市街は圧巻の一言。ロメロを意識しながらも、それとは別のベクトルで終末世界を描いており、ダニー・ボイルの鋭い感性(脚本のアレックス・ガーランドの功績か)が窺える。例え人類が死滅しても、雨が降り、花が咲き、野生の馬が大地を駆け抜ける…地球の営みは変わらないのだ。生き残った僅かな人間たちは、それでも殺し合いを止めない。エンディングは劇場公開版が良い。「HEL」→「HELP」と思わせておいて、「HELLO」に繋がる、コミュニケーション不全の時代における確かな希望が心地よい。ダニー・ボイル会心の一作。[映画館(字幕)] 8点(2008-01-19 19:50:49)
3. ニューヨーク1997
スネークって、実は弱いしアタマも悪い。でも抜群に格好良いのだ。痺れます。[DVD(字幕)] 8点(2007-11-04 11:19:43)
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