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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  28週後... 《ネタバレ》 ハリウッド大作にありがちな妥協がみられず、製作者の思い通りに映像化できたのではないか。ある意味では“本物志向”のゾンビ映画に仕上がっており、映像的には、かなり見応えがあるものとなっている。 毒ガスの扱い・ヘリコプターのプロペラや、神出鬼没のカーライルなどは必ずしもリアルとは言いがたいが、映画である以上目をつぶれるレベルだ。 映像面では見応えはあったが、ドラマに関しては、少々弱いとは思う。 キーワードとしては、「見放す」ということが全編を通して描かれていたのではないか。「夫は妻を見放す」(冒頭のキスと中盤のキスがリンクしているが、中盤のキスが悲惨な結果を招くのが面白い仕掛け)「アメリカ軍は民衆を見放す」。 どちらもやむを得ないケースであり、自己や他の民衆を守るための措置だ。 しかし、本作は「果たしてそれでいいのか」という問いかけをしているとも思う。 「兵士や科学者は姉弟を見放したか」「姉は弟を見放したか」「弟は姉を見放したか」を描くことによって、答えをきちんと描いているが、この答えに対するドラマに盛り上がりがやや感じられない。 特に、姉と弟の関係は、工夫次第では何らかの感動を与える仕掛けともなったはずだ。 「どんなことがあっても離れたりしない」と誓いあった割には、あっさり過ぎないだろうか。大きなクライマックスの引き金になるものだと期待していた。 父は母を見捨てたから悲惨な結果を招いたのだから、姉が弟を見捨てなかったことで何らかの“希望”が生まれてもよかった。 あまりリアリティのない“ミラクル”を描くと、全体の世界観を損なうかもしれないが、姉と弟の関係に対しては何かしらの工夫をしてもらいたかったところだ。 ラストの意味は、初見でははっきりとは分からなかった。 キャリアがヨーロッパ本土に辿り着いたことで、被害が本土に拡大したという見方が素直な見方だと思うが、ひょっとしたら、弟の血液からワクチンを作り出し、予防接種しておけば、噛まれたり、血液や唾液を飲み込んだりしてもゾンビ化しないで済むようになったのかもしれないという見方はできないだろうか。 前作同様に“絶望”というよりも、“希望”と考えたいものだ。 そうでなければ、姉と弟の絆や、姉弟を守ろうとした兵士や科学者の役割・行動が逆に悲惨な結果を生んだということになってしまう。さすがにそこまで悲惨ではないだろう。[映画館(字幕)] 7点(2008-02-03 00:03:32)(良:4票) 《改行有》

2.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 面白くもないし、説明不足なのは否めない。 説明がない分、観客は与えられた意味不明な映像に「意味」を求めようとするのだろう。それが数多くの誤解を招き、数多くの議論を産みだす。そういう点において、人を惹きつける魅力をもった映画なのかもしれない。 色々なところで解説されているようだし、小説版なんてのもあるようだけど、そのような知識を借りずに、映画内で描き出された映像のみで自分なりにこの映画を解釈をしてみた。 この映画は、「人類の進化(過去と未来)」をキューブリックが独自に描き出したものだろう。400万年前の人類の祖先はその辺りのイノブタと変わらない下等な動物だったし、強い動物に襲われたりもする弱い動物だった。そんな下等動物がなぜ宇宙船を創り出すまでに進化できたのかという問いに対して、キューブリックは「宇宙人の存在(キューブリックにとっての神)」を考えたのだろう。 宇宙人の高度の知識を得て、ただの動物である猿が知識を有する人類にまで進化したとキューブリックは考えたのではないか。そして、400万年の時を経て、未来の人類は宇宙船を創りだし、月を採掘し、感情を有する機械との戦いを征して、木星にまでに辿りつくことができるようになる。これらができるようになった未来の人類は、さらに宇宙人によって高度の知識をもつ新たな人類(赤ん坊で表現)に生まれ変わるときが来るという「未来」を描いたのではないか。 確かに本作のように説明を省いた映画に対して高得点を与えることはできないと思うレビュワーには同意するし、木星にまで辿りついてワープゾーンで永遠に訳の分からない惑星の誕生シーンを観続けるハメになったときには正直うんざりしたけれども、やはり映画というものは、小説などとは違い全てをセリフや文字で表現するというような野暮なものではないとも思う。この映画は多少行き過ぎた点があるとは思うけれども、本作のようなぼんやりとした描き方によって、観た者に「あれはどういう意図をもって描いたのだろう?」と思わせるような演出の在り方には賛同したい。[DVD(字幕)] 6点(2006-06-24 00:27:04)(良:3票) 《改行有》

3.  28日後... 《ネタバレ》 普通の「ゾンビ映画」とは一線を画する映画だ。ゾンビからの襲撃から生き残って、危機的な状況から脱することをメインに描くのではなく、危機的な状況下における人と人との繋がりをテーマにしているように感じた。「希望」がないと諦めたり、自暴自棄になるの簡単なことではあるが、主人公とヒロインの関係性が深まることにより、何かしらの「希望」が生まれることを描いているように感じられた。人と人との繋がりには、「絶望」ではなく「希望」が生まれるといいたいではないか。 また、「殺し合うこと」が人間の本能だとしても、危機的な状況下だからこそ、その本能を捨て去ることが大事なのではないか。自暴自棄になって短絡的な本能に従うよりも、どんなに危機的な状況でも「希望」を捨てないことを訴えている。 現実の社会では、ゾンビに遭遇することなどないが、災害等いつ危機的な状況になるかは分からないものだ。 さらに、旅の道中で、主人公が意味もなくチーズバーガー屋に入り、ゾンビ化した少年を殴り殺すというシークエンスが実は結構重要なのではないかという気がした。主人公は、ちょっと暇だったから、ゾンビでも殺そうかと思い、チーズバーガー屋に入ったのではないか。この行動は、遊び半分で楽しみながら銃を乱射する軍のソルジャーとさほど変わらない行為だ。「殺し合うこと」の本能に従った行為であり、ソルジャー達と何も変わらないことを知り、主人公の中で何かが変わるきっかけとなっている。 「HELLO」で始まり、「HELLO」で終わるという構成も見事だ。確かに、挨拶こそ、人と人との繋がりの一歩なのかもしれない。「HELLO」と返してくれる人のいる喜びも感じられる。 DVDにはもう一つのエンディングが収められている。もう一つのエンディングは、銃弾を浴びた主人公がヒロイン達の手当の甲斐なく、あっさりと死ぬものであり、まったく意味のなさないエンディングだ。幸いにも、日本の初版の劇場公開版は、「DVD版」がエンディングだったと記憶している(もう一つのエンディング版も後発で劇場公開されたかもしれない)。 主人公が死ぬという絶望的なものを描くことは、本作のテーマとはそぐわないだろう。 危機的な状況でも「希望」を捨てないことがテーマであるから、「HELLO」で終わる、最後に「希望」をもたらすエンディングこそ、適切なエンディングだったのではないか。[DVD(字幕)] 7点(2004-06-25 15:44:39)(良:1票) 《改行有》

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