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プロフィール |
コメント数 |
418 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
1959年生まれの48歳。 神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する 市井の人であります。 ま、コツコツとレビューしようと思ってます。 |
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1. オリヴァ・ツイスト(1948)
オリヴァ・ツイストの運命を予見させる、ただならぬオープニングシーンからしてゾクゾクさせてくれる。本作ではセット美術とカメラワークが特に素晴らしく、いかがわしいロンドンの下町の雰囲気が存分に味わえる作りになっている。しかも子供向け映画にもかかわらず、全く手を抜くことなく丁寧に描き込まれていることにも感心します。孤児たちを食い物にするスリ集団の頭や孤児院の役人達。そんな大人世界にも悪人だけではなく、心優しき善人もいる。各登場人物の色分けがはっきりしているので、子供目にも分かりやすい。(とくにアレック・ギネスが演じるフェイギンなんて見た目どうりの悪党ぶり) また幸、不幸はまさに紙一重ではあるが、最後まであきらめず頑張れば幸せを掴むことが出来るという、子供たちへのメッセージ性。溜飲が大きく下がるスリリングな結末は、これぞっ少年少女向け感動物語。やはり原作者が文豪ディケンズだけあり作品そのものに深みがある。そしてリーン監督の大人の視線から観ても飽きさせない演出にただただ脱帽。本作は再三リメイクされたりで、いかに観客の心を掴み愛される物語であるかわかると思います。家族向け映画のお手本であり名作です。[DVD(字幕)] 10点(2007-05-18 21:33:47)
2. オーメン(1976)
今でこそどうってこと無いが、この当時としてはショッキングな死に方が話題となったオカルト映画の傑作。ストーリー、演出等も伏線を張るなどして意外としっかり出来ていたし、とくに世紀末漂う陰鬱な映像と音楽は、好き嫌いの差こそあれ格調高く印象的だった。名優グレゴリー・ペックの起用ということからしても、監督リチャード・ドナーのこの作品への意気込みを感じさせ、オカルト映画の本家「エクソシスト」と人気を分け合ったのも頷ける。7点(2003-05-31 13:10:01)
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