|
1. バルカン超特急(1938)
あのクリケット命の紳士二人組が一体いつ本筋に絡んでくるかを考えながら観ていたけど、まさかああいう展開になるとは思わなかった。それまでの話が絶妙のテンポで進んでいただけに、ちょっと飛躍しすぎって気もします。追っ手があれ以上追ってこないのもなんか解せないし。でも最後はキレイにまとまってよかったよかった。余談ですが、あのまま支線を進んでいったなら…やはり行き着く先はシベリアですか?[DVD(字幕)] 8点(2005-11-22 19:22:43)(笑:1票)
2. バリー・リンドン
確かに映像はものすごく美しいんだけど、「博士の異常な愛情」「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」のSF三部作と比べるとどうしてもストーリーに物足りなさが残る。バリーにあまり魅力を感じないせいかもしれない。あと、この映画を観ていると『2001年~』のナレーションを直前でカットしたキューブリックの判断はやはり正しかったと思わざるを得ない。観る側の解釈の自由もへったくれもないもん。[DVD(字幕)] 6点(2005-10-26 23:33:26)
3. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
《ネタバレ》 『2001年宇宙の旅』の直後に観たので、さすがにB52の模型のチープさには笑ってしまったけど、お話自体は非常に面白かった。核戦争による人類滅亡を警告するのかと思いきや、まさかあんな展開になるとは! 一見意味不明に思えた副題にまさかあんな重大な裏テーマが隠されていたとは! ということは最後のキノコ雲はやはり…以下略。 ちなみに、限られた人のみを地下に避難させるというストレンジラヴ博士の提案を『ディープ・インパクト』がマジメに実践してましたね。キューブリックが観ていたらどう思ったんでしょう。[DVD(字幕)] 9点(2005-10-26 23:00:06)(笑:1票)
|