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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式 《ネタバレ》 名バイプレイヤーを集めて作られた感じの悲喜劇。特にアラン・テュディックの芸達者振りは見事で、ヤクでキメキメ状態になった演技には大いに笑わせて頂きました。アメリカの良くあるお下劣コメディと異なり、劇中では誰ひとり死なず、態々見せる必要のない下品なシーンも見せない点に好感が持てます。昨今のアメリカのコメディなら件の写真なぞ間違いなく大写しにしてしまうでしょう。一応葬儀という舞台にあった上品(?)な作りでした。 但し、登場人物が多く一人一人の葛藤などは特に掘り下げられないので、「主人公が挫折から立ち直り成長する」そういうアメリカの伝統的な物語を求めている人にはややモヤっとくる話かも知れませんが。[DVD(字幕)] 7点(2013-11-16 16:13:08)《改行有》 2. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 鬼才キューブリックによる核戦争を題材としたブラック・コメディ。キューブリック独特の意地の悪さが爆発しています。 訳の分からないデマを信じてソ連を先制攻撃しようと爆撃指示を出すリッパー将軍、徹底的な反コミュニズムであるためにソ連をなんとしても攻撃したくて堪らないタージンソン将軍、核弾頭に跨り狂喜乱舞して消し飛んだであろうコング少佐、そしてラストにDoomsday装置が作動した後の人類の存続方法についてナチズム視点から嬉々として捲し立てるストレンジラヴ博士(しかもその非人道的な構想についてタージンソン将軍がまんざらでも無い顔をしている 笑)。極めつけはエンディングの「また会いましょう」。 核への驚異について真面目に描くよりも(実際にそのアプローチで行く案もあったそうですが)馬鹿げた悪い冗談にしてしまった故、強烈に記憶に残ります。笑ってみるのが正しい映画、でも決して笑えない映画。米ソ冷戦が終結した現代でも今日性が感じられる映画です。[DVD(字幕)] 9点(2013-11-05 11:35:49)《改行有》 3. バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 2時間ずっと苦笑し続けた映画を観たのは久々でした。もう突っ込み所がありすぎるので、細かい事は態々書きませんが、一番キツイのは最早「ゾンビ映画」では無いと思った事です。全世界がT-ウイルスに感染している(って設定でしたよね?確か)のに、この映画の中では主人公一行は感染するのでは無く、単にゾンビに食われるだけの存在に。ゾンビ映画ならではの、仲間が人間ならざる"モノ"に変わってしまう、そして殺さなければならないという極限状態を、この映画は自ら放棄しています。これじゃ普通のモンスターパニック映画だ。演出も今更にマトリックスのウォシャウスキー兄弟や300のザック・スナイダーを半端に真似ているだけで、オリジナリティはゼロに等しいかと。あと見せ場で繰り返されるスローモーションがクドい。とにかくクドい。ポール・W・S・アンダーソン監督ってこんな演出でしたっけ?良く分からん。彼が1作目から一貫している演出としては、カメラを素早く横切るゾンビ位なもんです。あと個人的に音で執拗に驚かそうとするのは凄く嫌い。そんな演出は誰にだって出来る気が。そりゃオバケ屋敷で「ワッ!」って叫ばれたら誰だって驚くでしょ。[映画館(字幕)] 2点(2010-10-01 23:51:18)(良:1票) 4. ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 普通のモンスターキャラクターと化してしまったハンニバル・レクターにがっかり。クラリスもジョディ・フォスターでは無くなり、天才であるが未熟でもあった彼女の魅力が無くなってしまった。また話がただのレクターとクラリスのラブストーリーになってしまった事も残念。[地上波(吹替)] 5点(2010-06-28 00:52:54)(良:1票) 5. ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 相変わらず、観客に「魔法すげー!こんな世界があったら面白れー!」と思わせる事だけを考えて作られているような映画だったような気がした。ドラマの部分は兎に角、ベタでチンケな演出の連続で辟易してしまった。 しかしダンブルドアと分霊箱を探しに行く所はよかったです。今まで五作に渡ってダンブルドアの偉大さを丁寧に描いていたからこそ、今回のダンブルドアの最期が引き立ったのだと思います。 それにしても相変わらず脇役達の方が存在感がある映画ですよね。メインの三人が全く演技上手いとは思えないんだよなぁ。[映画館(字幕)] 5点(2009-09-12 01:14:57)《改行有》 6. バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 コーエン兄弟のブラックコメディということで期待して観ましたが、面白かったです。ブラピが「俺はミスター・ブラックだ」とか「例のブツを…」とか言うシーンは最高でした。やっぱりスパイ映画みたいなことって現実でやると酷く滑稽にみえますよねー。 しかしスパイ映画のお約束というか、構成を知っていないと訳分からない映画ではあります。その点鑑賞には注意!です。 CIAを笑い飛ばす映画でもあります。さすがに無能すぎだろ![映画館(字幕)] 6点(2009-05-23 20:36:31)《改行有》 7. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 このシリーズは迫力を出すために映画的表現を増やし過ぎて原作ファンから反感を買っていると思います。そりゃある程度は仕方がないと思うんですが、これでは映画化しなかった方が良かったと思えました。[映画館(字幕)] 5点(2008-08-30 18:33:24) 8. ハリー・ポッターと炎のゴブレット 多少の映画の尺を長くしても原作にある程度は忠実に作ってほしいと思いました。あれでJ・K・ローリングは文句を言わないのだろうか?[映画館(字幕)] 4点(2008-08-30 18:30:43) 9. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 余りの原作の無視さ加減にイライラしながら観てしまいました。[映画館(字幕)] 4点(2008-08-30 18:27:35) 10. ハリー・ポッターと秘密の部屋 一応話としてはサスペンス仕立てなのですが、それが全然面白く感じなかった。[映画館(字幕)] 5点(2008-08-30 18:26:41) 11. ハリー・ポッターと賢者の石 《ネタバレ》 取りあえず映画化したって感じが全体にしました。物語のテンポが非常に悪く、ロード・オブ・ザ・リングなどの小説の映画化作品をもっと手本にして欲しいです。クリス・コロンバスということで期待して観たのですが残念な出来でした。[映画館(字幕)] 4点(2008-08-30 18:23:44) 12. バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 気軽に観れるアクション映画でした。ゲームの映画化にしてはいい出来だったと思いました。それにしても肝心のゾンビよりレーザーの方が怖いですよね。[映画館(字幕)] 5点(2008-08-09 11:21:33) 13. バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 ジル・バレンタインが可愛かったです。他は前作とほとんど変わらないような内容でした。アリスはどんどん強さが化け物じみていきますね。アンブレラ社はまずアリスを始末した方がいいんではないでしょうか。[映画館(字幕)] 5点(2008-08-09 11:18:35)(笑:3票) 14. バイオハザードIII 《ネタバレ》 ガンアクション物の映画だったのが気が付くと超能力バトルものになっていました。演出が思いつかないから音でびっくりさせるという発想はそろそろ止めにしてほしいものです。ラストも意味が分からない、結局続編作るのでしょうか。[映画館(字幕)] 2点(2008-08-09 11:16:40) 15. バットマン リターンズ 《ネタバレ》 敵キャラ二人が凄い魅力的で、ペンギンに至っては個人的にバットマンの存在感を完全に喰ってしまいました。 最後のミサイルを付けたペンギンの行進が変に笑いを誘って緊張感が解けてしまったのが、少し残念でした。[地上波(字幕)] 6点(2008-08-03 23:18:04)《改行有》
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