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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ビューティフル・デイ 《ネタバレ》 ホアキン・フェニックスのパフォーマンスはキャリアベストと言っていい。一人の男から滲み出る悲哀と孤独、自殺願望とそれに拮抗する女性への慈しみ。傷だらけで中年のたるみが出て決してカッコイイと言えないが、その反面、哀しみを全て背負ったようで、元軍人の威圧感のある体。体全体で主人公を演じきっている。バイオレンスシーンは、予想に反してしつこくは描かれていない。印象的なサウンドと、湖のシーンに代表される美しい画づくりが心地よくもせつない。ラスト、救出した少女の言葉から見せる主人公の表情は、苦しくも救いのあるものだと信じたい。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-01-13 21:41:12)(良:1票) 2. ヒューゴの不思議な発明 愛に満ち溢れた映画。街の造形や舞い散る雪、階段と歯車が複雑に絡み合う時計台など一つ一つのシーンが美しく、こういうCGの使い方なら大歓迎だ。[映画館(字幕)] 9点(2012-03-03 21:48:30)(良:1票) 3. 127時間 《ネタバレ》 期待以上ではないが、期待はずれでもない。主演のジェームズ・フランコが、人当たりが良くて誰かを憎んだりしない、好感のもてる人物を自然に演じているのがいい。腕を挟まれてからは、いつ切るのかいつ切るのかとそちらばかりに気がいってしまいました。なので、切った後に救助されるまでの数分間の方が素直に感動できました。[映画館(字幕)] 7点(2011-06-20 21:21:29) 4. ヒットマンズ・レクイエム 《ネタバレ》 コリン・ファレルの巧さがよく出ているのでは。だらしなくて少々抜けているが、放ってはおけない人の良さ。ワルだけど憎めないキャラにピッタリです。ファレルの父親のような役回りのブレンダン・グリーソンもよい。さらに、レイフ・ファインズの凄みのあるボスは、英国英語のアクセントの強い印象も相まって必見の悪役です。ラストの死に様も思わず拍手してしまいたいくらいで、皮肉の効いたものでした。[映画館(字幕)] 7点(2010-03-29 21:59:20)
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