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プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 残酷な虐殺を見せて非人道性をうたった戦争映画や戦場での死に対する恐怖を追求した戦争映画ではない。殺されることに対する恐怖ではなく、人を殺すことに対する恐怖を描いている。戦争はただの人殺しだとこの映画は語っている。そして人殺しはもはや人間ではない。ラスト、ミッキーマウス・マーチの歌声が響く中での主人公ジョーカーの最後のセリフ「もう恐れはしない」。戦争は終わってはいないのに何故「もう恐れはしない」なのか。人を殺すことに対する恐怖、人間でなくなってしまうという恐怖が、人を殺し人間でなくなったことで消えたということだろう。前半の海兵隊の地獄の訓練は敵を殺す訓練ではなく、人間でなくなっても平常を保つための訓練なのだと最後にわかった。8点(2004-01-05 17:27:01)(良:3票)

2.  ファーゴ 犯罪ものの映画というのは全編に非日常の世界観が漂っているものですが、この映画は二人組みの犯人のシーンはまさにその世界観で描かれていますが、フランシス・マクドーマンド扮する婦人警官のシーン等日常のシーンではヒューマンドラマでも見ているかの如くまったく違う映像となっている。映画でしか知らないダークな世界が映画や本だけではなく、日常の中に実際に存在するんだということをこの映画は実に巧く見せている。うまい!8点(2003-05-10 14:51:21)(良:2票)

3.  ファンタスティック Mr.FOX 《ネタバレ》 妻には足を洗うと約束するものの数年後に泥棒稼業に逆戻り。擬人化されているのでここはMr.FOXが悪いと思ってしまうのだが、野生動物の本能なのだと言われるとたしかに彼らはキツネ、泥棒という行為を責めるほうがおかしいのだと思い直す。そしてキツネであることを思い知らすかのように食事シーンでは誰もが凶暴な顔で貪り食う。と思ってたらここに出てくる人間たちはキツネを言語のわかる動物という設定で対決してゆく。もうその行動は相手を動物として見ていない。設定がむちゃくちゃというかテキトーというか。しかしそのテキトーさを許容するのがアニメーション。この作品はアニメーションであることの恩恵を最大限に活かして作られている。ストップモーションアニメなのだが動かないMr.FOXをそのまま回転させて背景を流してゆく逃亡シーンのまるで手を抜いたかのような部分もアニメーションならではで、このふざけた横移動シーンだけでも実に楽しい。父の尊厳と家族の再生の物語であり父を超える息子の成長物語でもあるといういかにもアメリカ映画的なテーマを直球で見せられてもアニメーションは許容する。[映画館(字幕)] 7点(2011-05-30 15:30:00)

4.  ブンミおじさんの森 《ネタバレ》 なんの変哲もない森が夜になると全く違う森になる。ブンミおじさんはその「夜の森」を知っているから何が出てこようと驚かない。猿の精霊だろうが幽霊だろうが。その驚かないリアクションが妙に可笑しい。行方不明の息子が猿になってるんですぜ。まるでコントだ。見てるこっちはその着ぐるみ猿にどう対処すればいいのか。『トロピカル・マラディ』の夜の森に浮かび上がる虎とは大違いのほのぼのとした異世界の人たちが描き出される。我々ですら戸惑うこの世界、輪廻転生の考え方がないキリスト教圏での驚きはもっと凄いのかもしれない。驚きといえば最後の展開。日常という退屈な時間が映され続けたかと思ったら、いきなり非日常の出現。そのまま非日常は現代のタイの日常の中に溶け込んでゆく。異世界が世界の中にあるように、日常の中に神秘がある。感慨深く心地良く、それでいて驚きに満ちた映画であった。[映画館(字幕)] 7点(2011-04-26 14:47:00)(良:1票)

5.  フレンジー 《ネタバレ》 主人公を信じる唯一の女がほんまもんの殺人鬼の部屋に誘われるままに入ってゆく。閉じられた扉。その殺人鬼の変態的な強姦殺人をすでに見ている観客は想像し愕然とするしかない。そしてその想像が間違っていないことを確信させるかのようなカメラワーク。音の無い空間を浮遊しながら現場から離れてゆく。徐々に街の音が入り、カメラが外に出た途端に広がる喧騒。その瞬間に感じる開放感はやはり建物内が狂気の世界であることを逆説的に決定付けている。映画のヒロインかと思ったらここで消えちゃうなんて『サイコ』じゃないか。そういえばこの殺人鬼、お母さんを嬉しそうに紹介してたな。不気味な料理を出す警部の奥さんの名推理ぶりが往年の探偵ものを彷彿させて楽しい。[DVD(字幕)] 7点(2010-12-17 16:51:58)(良:2票)

6.  ブラックブック 娯楽映画にある軽薄さを隠すことなく、むしろその軽薄さこそが映画に必要なものとでも考えているかのようなヴァーホーヴェンの映画観が吉と出た。隠され装飾され歪められた史実から真実を暴くという大真面目な題材であるにもかかわらず、この手の題材に不可欠だと思っていた「深さ」が無い。隠れ家が爆撃された際の異常な早さの警察および消防車両の到着に代表される物語優先のご都合主義が全編で貫かれる。下手すりゃしらけてしまいかねない。それでもしらけないのはご都合主義の目的がはっきりしているから。重要なのは「戦争」ではなく戦争下で繰り広げられる恋愛サスペンスである。ナチスとレジスタンスの攻防ではなくその攻防に巻き込まれた女の性と情の攻防である。ハリウッド時代とさしてやってることは変わらない。ただ商業至上主義ゆえに見せてきた刺激物に対し、この作品はひたすら物語の面白さを見せようとする。この映画は単純である。6点くらいかなと思いつつ、その単純さの魅力に7点。[映画館(字幕)] 7点(2007-07-27 13:46:23)(良:1票)

7.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 演奏の合間に挟まれるメンバーの素顔を映し出すカメラが動く動く。その動きは極めて滑らかなんだけど動きすぎ。でも、カメラがある建物の中に入って階段を上りピアノの位置まで寄っていくシーンの流麗な動きにはちょっと感動した。音楽ドキュメンタリーということで「ライブ映像とその舞台裏」が慌しく映し出されたものを想像していましたが、この作品は慌しいどころか非常にのどかな雰囲気で被われている。メンバーたちは皆楽しそう。過酷な時代を語る顔にも悲壮感は無い。どうやったらあんなにも心に響く音楽を奏でられるのだろう。どう生きればあんなにも元気な90歳になれるのだろう。あの年で「英語を勉強したい」には正直たまげた。私はあの老人たち以上に老人のような気がする。その元気の源がキューバにある、と映像が教えてくれる。私は音楽よりもキューバの風景に感動した。キューバに行きたい!! でもメンバーたちはニューヨークに感動してるんだな、これが。[映画館(字幕)] 7点(2006-01-27 15:40:18)

8.  ブラディ・サンデー テレビの世界で社会派ドキュメンタリーでならしたポール・グリーングラスの集大成でありハリウッドへの布石となる渾身の作。この作品の手ブレは臨場感を出すための手段として意識的に使われている。それは単に事件をそのまま再現したいというだけで使われた手段なのかもしれないが、もしこの作品が事件をそのまま再現したものに過ぎないのならば映画としての価値を見出すことはなかっただろう。でもこの作品は単なる「再現」を超えていると思う。それはブレどころを押さえているからだと思う。ブレないカメラが行進する市民、敵対心を露にする若者、英軍のそれぞれの立場のそれぞれの行為をわかりやすく映し出す。冷静で冷酷で、なおかつ結束力のあるところを一瞬で解からせるIRAメンバーの描写もいい。そこに暴動の激しさを表すブレる映像がここぞとばかりに挿入されるから効果も絶大である。主人公とまではいかないがそれに近い存在の青年がいるのだが、この青年の行動にもっと添ったかたちの作品にしてくれれば、個人的にはより良かったように思う。エンディングテーマでさらにそう思った。U2の「ブラディ・サンデー」はかっこよくて好きなのだが、この作品とは合わない。映画よりも存在感がある。おそらく音楽がかもす虚構性が映画よりも強いのだ。真実っぽく語るよりも虚構に富んだほうが胸に染み本質に迫れるといういい例だと思った。だからこそ一人の虚構の主人公を物語の軸にしてほしかった。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-01 14:14:47)(良:1票)

9.  フェリシアの旅 《ネタバレ》 バックミラーに映る去りゆくフェリシアの後姿、家の中からとらえた窓の外遠くに映る去りゆくフェリシアの後姿が印象に残る。『エキゾチカ』のミア・カーシュナーや『スウィート・ヒアアフター』のサラ・ポーリーがそうであったように透明感ある美しさを放つエレーン・キャシディが美しい背景の中で映える。これまでの作品が「愛する者の死」をどう受け入れるかだったのが、この作品では(母の)「死」をうまく消化できずに愛に飢えた少年のまま大人になってしまった男の異常行動が描かれる。そして優しくて真っ直ぐで嘘のない少女によって母の呪縛から解き放たれる。回想シーンの入れ方は相変わらずうまい。それだけでじゅうぶんサスペンスになっていて楽しめると思うのだが、この監督はストーリーもサスペンス仕立てにしたがる。とくにコレはサスペンスが前面に出すぎていてエゴヤンワールドに馴染んでいないような気がして個人的に違和感を感じる。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-04 16:06:24)

10.  プラトーン オリバー・ストーンのベトナム戦争三部作は、けしてベトナム戦争を通して「戦争」を語ったものではなく、この『プラトーン』も含めてあくまでベトナム戦争そのものとそれを指揮したアメリカという国を批判している映画だととらえている。それをあたかも反戦映画のようにとられて評価されているのはどうかと思うが、こういう監督の独りよがりな想いの詰まった作品というのは嫌いじゃない。もちろんテーマがベトナム限定の作品のため永遠に語り継がれるような普遍性といったものは希薄であるが、当時としてはかなりショッキングな映画であったし、メッセージ色が強いにもかかわらずじゅうぶんに娯楽映画として鑑賞できるドラマの見せ方をおさえている。デフォーが両手をひろげて崩れ落ちる有名なシーンは、そこだけが強烈にドラマチックでバックに流れる音楽とともに印象づけられる。くやしいけどこのシーンだけは永遠に頭から離れないような気がする。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-19 17:09:41)

11.  BROTHER これは当時『バトルロワイヤル』で撃沈して口直しに見に行った。『ソナチネ』と『HANA-BI』が好きなんですが、もっと娯楽にとんだものと予想して見に行きました。たしかに北野武の映画の空気はあるし予想通り娯楽色もあったんですが、いざ見てみるとあまりに期待通りというか、もうちょっと驚かせてほしかった。ハリウッド資本ということは当然商業的に成功しなけりゃいけないということもあるでしょう。まぎれもない北野武の映画でありながら、そういう部分が中途半端にちらちらする。ひとつひとつのシーンは北野映画の間で描かれているのに全体を見ると妙にせかせかと進んでいく。腹切りと指詰を見せるためだけに入れたとしか思えない日本のヤクザのシーンはいらないと思う。[映画館(字幕)] 6点(2005-04-15 13:10:14)

12.  フィフス・エレメント ベッソンが大金を投入してハリウッド的SF大作を作ると聞いただけで絶対駄作だと確信して見た。(なんで見たんだろう?)ところが意外に楽しめた。クリス・タッカーには大爆笑!!ストーリーは許し難いくらいベタベタなのに半分コメディーぽい作りのため、ベタベタがかえって良かったりもする。「オースチン・パワー」のようなコメディー大作とはまた違い、まじめにアクションしてるし、ゴルチエワールドも一味違う作風をさらにかもしださせている。コレを見てから思ったが、ベッソンの作品って全てストーリーはいたって単純なのだが、フランス風味が名作っぽく見せているだけってところもある。ベッソンを過大評価して今作を見ると痛い目にあいます。6点(2003-09-11 14:39:49)

13.  フル・モンティ 男のストリップだからというわけではないが、女性にうける作品かなと思った。自分は期待が大きかったせいか、今ひとつのりきれなかった。でもあの人たちを見習いたい。あの人たちはアレでこの先ずっと食っていけるはずもないが、ひとつのことをみんなで成し遂げたという経験は、きっと他の仕事にも生きてくるだろうと思うしなにより、なんでもできるという自信と誇りを手に入れたんだと思う。リストラをした会社や不況がどうのこうのではなく、自分がどう生きるか。後ろ向きになったときは思い出したい作品です。6点(2003-06-07 10:03:24)

14.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 《ネタバレ》 自らは成長せずにまんまと彼氏をゲットした前作の続編にして前作のパロディ。常に一作目の笑いにリンクした、主人公同様に成長の見られない構成は安易ではあるがわかりやすくて好感が持てた。今回は「ありのまま」を愛してくれる奇特な彼氏に対し、愛してくれるだけではなくそれを行動に示せという、女の子特有のわがままを成就させる。続編らしくちょっと度を越えた展開も見せながら都合の良い現代のシンデレラ・ストーリーをけして主人公の成長というありがちな展開に逃げずに見せきっている。レニーのおデブちゃんぶりも凄い!役のために太るといっても男と女じゃ覚悟が違う。1点上乗せするほどでもないけど前作よりも落ちるとも思わなかった。[DVD(字幕)] 5点(2006-06-13 13:51:38)(良:1票)

15.  ブリジット・ジョーンズの日記 べつに仕事に生きているわけでもない、ただ婚期を逃しただけの、それでいて考えることは良きパートナーにめぐりあうことという、まあごく普通のどこにでもいそうな、かといって威張れるようなものではない女が主人公のロマンスコメディ。自らは成長せず、でもいいオトコは欲しいという都合の良い欲求を持つこと自体は、そんなに悪いこととは思わないが、映画の主人公には不向きなキャラ。それを堂々とやってのけた潔さは時代の援護があったとしても0.5点くらいの加点価値はあるかも。ただしのっけからけっこうなモテモテぶりなので主人公が傍目からも魅力的なのか、そうではなくて傍目はダメなんだけど実はいい娘なのかがよくわからん。台詞に多々出てくる「ありのまま」というのはけして努力しなくてよいよ、ってことじゃなく、繕わなくても「ありにまま」の中に素敵な部分がありますよ、ってことなんだと思う。あと、一番面白かったのは冒頭の「オール・バイ・マイセルフ」。[DVD(字幕)] 5点(2006-06-12 17:24:26)(良:1票)

16.  ブラス! アンディとグロリアの会話、ダニ-と近所のおばさんとの食い違った会話など、しゃれたジョークがイギリス映画っぽい。炭坑閉鎖という暗いトーンの中で、こういうジョークや随所に散りばめられたコミカルなシーンが絶妙なバランスを保っている。そのバランス感覚が良すぎて、誰もがそこそこ楽しめる作品になっているかわりに、シリアスとコミカルのどっちつかず感を個人的には感じてしまう。名指しでサッチャー批判をするところは、もちろんこの作品のメッセージではなく炭坑夫たちが当然持っている感情としてなんですが、びっくりしました。こういうところを活かしてシリアス路線で攻めてみても良かったような、、。感動を無理やりに煽らない演出は良かった。[DVD(字幕)] 5点(2005-08-30 13:09:22)(良:1票)

17.  ブーリン家の姉妹 ヨーロッパ近世の絶対王政の時代における宮廷内って性に対して奔放というか貞操観念が薄いというか、まあ、政略結婚が当たり前の時代だし、とにかく現代とは性に対する価値観が大きく異なっているのは明らかなのだが、この映画はたいそうに史実を史実として描きながらドラマをムリヤリに現代の価値観でとらえていることにしらけてしまう。とくにメアリーの生き方ってこの世界では極めて異質で純粋すぎで、おそらくはアンのこの世界では特別であっても異質でない生き方を現代の価値観における真っ当な世界に戻そうとする役目を担わされてると思うんだけど、それをいかにも史実ですって体裁でやっちゃうのってどうなのかなと思うし、もしするならいちいち均衡を考えないでドロドロな世界で突っ切ってくれたほうが良かったんじゃないかなと。そうでないと記憶に残らん。ま、儲かる作品にはならんだろうが・・。[映画館(字幕)] 4点(2009-02-09 14:26:52)(良:1票)

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