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1. ブレードランナー 2049
「メッセージ」が残念な出来だったので心配したが
この作品はとても良かった
意外とシンプルなストーリーながら、長さは感じず
世界観に浸れる上手い演出が盛り沢山
大筋の話には疑問も残るが、それを軸とした
人間とは何か、何処へ向かうのか
という問題をひしひしと考えさせられる作品
久しぶりに唸るような良作に出会えた
攻殻機動隊を知った今からだと
人間と見分けの付かないものを造るよりロボットで良いし
人間本体を強固にするには義体化で良いと思うが
ブレードランナーの世界観では違う方向性
記憶の扱いなどは双方の作品に深みを与えている
これから鑑賞する方にアドバイス
HPにある短編3作を先に観ておくことを、強くお勧めする
本来なら作品に含まれて然るべき内容だ(3時間越えへの考慮か)
本編で詳しく語られない背景が映像化されており、出来も素晴らしい
映画を観た!という余韻が残る、満足な一本[映画館(字幕)] 8点(2017-11-06 11:41:33)《改行有》
2. プレステージ(2006)
いい映画の味ってものは、じんわり来るものです。事前にオチを言うな!とか衝撃のエンディング!とかあなたは見破れるか!などといくら言っても。試写会などで先に観た人が正直な感想やネタバレを公開できる現在、セコいコピーはすぐバレます。風呂敷が大きい分観るほうが構えるしね。全くつまらないとは言わないけど、大規模に公開すると映画会社の損害がデカいんじゃないかなぁ~。はじめて試写会というものに行ったけど、ある程度、他人の評価を聞いてから映画を観ないと時間がもったいないね。[試写会(字幕)] 3点(2007-05-28 22:11:32)
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