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プロフィール
コメント数 250
性別 男性
自己紹介 サンボリズムとリアリズムのバランスのとれた作品が好きです。
評価はもちろん主観です。
評価基準 各2点ずつで計10点
1.物語の内容・映像にリアリティを感じるか?
2.視覚的に何かを象徴できているか?
3.プロットの構成は適切か?
4.画面に映る動き・台詞や音にリズム感があるか?
5.作品のテーマに普遍性はあるか?

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  BROTHER 久石譲の音楽は他の北野武監督の作品では情緒性の強さがミスマッチで好きではないのですが、この映画では感傷性が比較的抑えられたジャズ調の音楽がハードボイルドな雰囲気に合ってていいですね。あくまで劇中のヤクザは理想化されたおとぎ話でしかないにせよ文化や血縁を超えた絆が描かれるのでこれは良いおとぎ話だと思います。いつもの遊びのシーンもこの映画では異文化交流としての意味合いが付与されています。どんなに成り上がったところで根底にあるのは子供の頃の貧乏だった時期への郷愁なのも良いです。…と考えたところで気づいたんですがこれって結局スカーフェイスの二番煎じではあるんですよね、そこは減点要素です。それでも娯楽性と作家性の両立という点ではアウトレイジシリーズよりも上手くいっていると思います。[DVD(邦画)] 6点(2023-07-16 20:22:00)(良:1票)

2.  ファーザー まあ設定がリアルなメメントですね。でも逆に現実に存在する認知症を題材にしたことで認知症患者は本当にこのように見えてるのかという違和感が生じてしまっていると思います。認知症の当事者がこの映画を自分の経験と照らし合わせて評価することは困難でしょうし、結局はこの描写で正しいか間違っているかの判断は誰にもできないのでしょうけど。認識の不確かさがもたらす不安感、親を思う子の気持ち、確かに評価できるポイントはあります。しかしパズルとして面白さに気を取られて根本的なドラマがおざなりになってはいないでしょうか。認知症の感覚を再現するために複雑な構成にしているのではなく、ギミックの方を先に思いついたのではないかとすら思えてしまいます。サスペンスやホラー調のシーンが挿入されるのも安っぽい印象を受けてしまいます。ラストシーンにはさすがにうるっときましたが、それは映画全体の力というよりもアンソニー・ホプキンスの演技の力によるものが大きいです。[インターネット(字幕)] 6点(2023-06-09 23:38:04)

3.  FALL/フォール これも映画の最先端の形の一つではないでしょうか。新しい映画とは常にこれはどうやって撮ったんだろう?と興味を湧かせるものです。落下場面ではちょいちょい合成っぽさは目立ちますが、VFXが用いられてるとは思えないほど高所を感じさせる自然な映像で本当に怖ろしさを感じます。サスペンス映画としては鳥やめまいのような古典もきっちり踏まえた上で作られてるのも好印象です。お話は冒頭で主人公が大切な人を失い、そのトラウマから再起しようとする定番のやつです。風刺という程ではないものの過激さを求める配信文化の悪影響という問題意識もベースに、スマホ、ドローン、自撮り棒、現代的なアイテムを使ったオリジナル脚本のエンターテインメント作品としては上出来でしょう。頂上にある夜間照明が良いワンポイントとして機能していますね。序盤の小ネタの伏線回収に、点滅に合わせての場面転換も洒落てますし、幻覚と現実の区切りとしても効果的に使われています。ただ終盤になると主人公の不自然なまでのタフさと無駄にひねった展開で映像のリアリティに比して物語が非現実的なものになってしまうのは大きな欠点です。途中までは複雑な女同士の友情もちゃんと描いていてドラマ的にも評価できそうだったのですがそこはやっぱり減点せざるを得ないです。[DVD(字幕)] 6点(2023-06-06 23:56:50)

4.  ブレードランナー 2049 ドゥニ・ヴィルヌーブがどういう人間かというと、とにかく時代遅れの作家です。キリスト教のモチーフを散りばめ、女性の出産を賛美する、っていつの時代の気分なんでしょう?もう21世紀ですよ。20世紀の時点で宗教なんて散々批判された過去の遺物ではないですか。女性も出産という役割からある程度解放されて自由を手にしていますよ。この映画もまた時代遅れです。とにかくスローテンポでダラダラ展開、眠くなります。いまさらブレードランナーかよと、しょーもない。しかも話が主人公のアイデンティティー探しかよ、しょーもない。レプリカントが買春かよ、しょーもない。しかしこのしょーもなさこそが人間の姿そのものではないでしょうか。レプリカントのしょーもなさはまさに人間のコピーであるからこそなのです。そしてこの時代錯誤感こそまさに現代という時代そのものではないでしょうか。いまだに20世紀の作品のリメイクや続編が多作される映画界を象徴してはいないでしょうか。時代遅れであることがもはや今という時代そのものである、奇跡的にこの映画は現代を切り取った作品になっていると思います。20世紀の人間の行為を模倣し反復し続ける我々現代人のしょーもなさとその悲哀、この映画は切実な茶番劇なのです。[インターネット(字幕)] 9点(2023-04-05 23:48:37)

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