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1. ボブという名の猫2 幸せのギフト
なかなか観る気にならなかったんです。理由は本作撮影後、公開前に主役の茶トラ猫ボブが他界してたからなんです。
交通事故、それも轢き逃げだという。即死で発見時にはもう。。。という最期だったらしい。
私も猫飼いなので、どうして外に出てしまったのか、出してしまったのかと腹立たしくもあり(飼い主の不注意とも言えるから)
世界一有名な猫とまでいわれたボブ、自然に寿命がきて飼い主に看取られた穏やかな最期とならなかったのが残念でならないです。
人間が演じているほうは前作ほどの軽快さ躍動感はなく、いい話なんですけど何気に退屈。
監督は俳優としては真面目でコミカルな脇役という印象のチャールズ・マーティン・スミスなんですね、本作は真面目過ぎるかな?
イギリス映画らしいウィットさがほしいなと。
とにかくモフモフふさふさで茶トラ猫らしい体格と愛嬌のボブの表情と威嚇の「シャー」が観られればそれでよし、です。[インターネット(字幕)] 6点(2023-03-04 15:35:36)《改行有》
2. ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
ホームレス、更生中ジャンキーが主人公とくれば暗い悲惨系映画が多いけど、
一匹の猫が登場することでほのぼの、ハッピーな映画になってる。
そもそもイギリス映画は悲惨系でもどこかユーモラスでペーソスあふれる雰囲気の映画に仕上げるのが上手い。
さらにこれが実話ということでファンタジー映画を観た後の「おもしろかったけど、んなことあるわけない」という
どこか冷めた気分はなく素直に感動できるとこがいい。
映画に出ている茶トラ猫ボブがタレント猫じゃなくご本人というのがまた感動。
このボブがほんとにおりこうな猫でして、おりこうっていうより映画を観る限り完全な野良じゃなく、
一時期人に飼われていた猫のように思う。少し離れた所から飼い主を見守っているような表情も愛らしい。
初めての場所で大勢の人に囲まれても怖がってパニくることもなく静かに座ってるボブ、何かを悟っているような
肝の据わった猫です。
茶トラ猫ボブがジェームズと出会うまでどんな道のりがあったのかそっちのほうが知りたい、よくぞ生き延びたと
そっちに泣ける。動物モノに外れはないね。
猫の方から飼い主に選ばれたジェームズ、飼い主というより一人ぼっちで路上生活を送っていた猫のボブがやはり
ひとりぼっちのジェームズを相棒に選んだというほうがいいかも。ボブは結構高齢猫ということで、1日でも長く
ジェームズの相棒でいてあげてほしいと思ったのでした。
映画鑑賞後、ウチの2匹の猫を肩の上に乗せたけど嫌がってあっさり逃げていったのでした。私にはジェームズのような
奇跡と思えることが起こるようなことはありません。
追記・・・2020年6月15日ボブが亡くなったということです、自動車事故だったようです。
推定14歳ということで高齢ではあったけど、公開予定の2作目にもボブ本人として出演してるということです、
とても残念です、安らかに 2020/7/11[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-09-04 10:47:32)(良:2票) 《改行有》
3. ホテル・ニューハンプシャー
不思議な作品ですね。私は好きですコレ。奈落の底へ突き落とされそうな重大な事件、事故が次々と家族を襲う。けれど日常のことのように淡々とあっさりと描かれ、残された家族は拍子抜けするほど、悲壮感なくそれらを受け入れていく。この家族は父親の影響がとても大きいように感じた。何が起ころうと次の夢に向かって生きていこうとするおとうさんがいい。家族ってやっぱりいいなあ、大切だなあという気持ちになるのよ。生と死がいつも一緒に存在しているこの世が遊園地を思わせるようなラストシーンね。爽やかに観終わりました。9点(2004-09-19 20:54:15)
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