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1. マダム・グルニエのパリ解放大作戦
ナチに占領されたパリで娼館のマダムと娼婦達がドイツ軍に抵抗して大活躍するというコメディ。多分ピーター・セラーズは3役、そのうちのイギリス将校は変装するので5役くらいやってるように見える。「博士の異常な愛情」での怪演は凄かったがここでも見事な変身ぶり。特にあの人・には恐ろしいくらい似ている。面白さで先の映画と似た感じもあるので好きな人にはこれも楽しめると思う。マダム達と共に活躍するのが神父!やドジなアメリカ人坊ちゃん、さらに彼女達がドイツ軍人たちをやっつける娼館の奇天烈な仕掛けや薬など可笑しくてかなり笑える。40年からパリ開放までの話をテンポよくコミカルに描いてとても面白かった。
8点(2005-03-02 00:04:27)《改行有》
2. マン・オン・ザ・ムーン
私もラストのお葬式のところでぐっときました。でもカウフマンのお笑いはそれほど面白いとも思えない。おおかたの喜劇役者や芸人はお客様は神様というスタンスで楽しませようとするものですが、カウフマンときたら手の込んだ仕掛けで客を引っ掛け、びっくりさせて自分が楽しんでるような感じです。アメリカ人は引っ掛けられてもそれを面白がることができるから人気があったんでしょうが、日本じゃ受けるどころか悪趣味とヒンシュクをかってしまいそう。
かつての踊り子のおばあさんを踊らせてばったり倒れさせ大騒ぎ、なんてのがその代表格で、こういう芸風が受けるなんてのがアメリカの不思議なところ。自分のガンや死までがその芸の一つではないかと思われてしまったり、一縷の希望をかけてフィリピンまで行ってそのパフォーマンスのからくりに気づいて笑うところも皮肉この上ない。
見事に引っかかった客みたいで可笑しかったんでしょうねぇ。
ジム・キャリーは達者なところがいかんなく発揮されてはまり役。ジムともう一人のクリフトンは見事にそっくりでしたね。え?ラストのカウフマンは誰??7点(2005-02-17 22:05:55)《改行有》
3. マネートレーダー/銀行崩壊
一人で銀行をつぶしちゃった、というすごい実話のコワイお話。お金を弄んではいけません。これはそのギョーカイの人たちへの警告です。きっと。4点(2003-04-11 22:04:50)
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