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プロフィール |
コメント数 |
1395 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 未知空間の恐怖 光る眼
《ネタバレ》 90年にカーペンターがリメイクした「光る眼」のオリジナルが本作。モノクロ低予算で僅か77分の小品だが、名脚本家スターリング・シリファントが一枚噛んでいるだけに此方の方がリメイクより凄味があり、格調高い。主人公ジョージ・サンダースが不気味な少年少女を道連れに自爆する際のスリルが絶妙。テレパシーで思考を読まれまいと「煉瓦の壁(Brickwall)」と心の中で唱えつつ、自分の子諸共に死んでゆく彼の悲哀が何とも言えぬ余韻を残す。悪いがカーペンター版は不肖の駄作としか言いようがない。7点(2004-01-13 04:06:11)
2. 未来惑星ザルドス
コレも何か今じゃカルトっぽいね。コネリーがセクシーな男くささを売りにした最後の映画じゃないかな?まぁ、あの赤フンみたいな衣装をセクシーと思う女性がどれほどいるのかは甚だ疑問だが…。ジョン・ブアマンの監督作なら「脱出」や「殺しの分け前/ポイント・ブランク」や「太平洋の地獄」を観るコトを強くオススメする。兎に角こんな訳分からないエセSF観るくらいなら、ソノ方が絶対マシだって!!要するにブアマンが他人の原作やシナリオを映画化した作品が”当たり”で、自分で脚本も書いてる作品は限りなく”ハズレ”に近いってコト!!5点(2003-03-18 12:22:51)
3. ミッション
脚本はアルトマンではなくて確かロバート・ボルトだったと思いますが…。本作は1986年カンヌ映画祭パルム・ドールに輝いているが、どうにも個人的には好きになれない。パットナム&ジョフィのタッグは前作「キリング・フィールド」の余勢を駆って制作したのだろうが、欧米人のキリスト教至上主義とゲスな優越感がハナについて仕方なかった。主役のジェレミー・アイアンズが又あんまり好きな俳優でなかったコトも大きい。ポルトガルを悪役にしてるが、実際イギリスもそれ以上に卑劣極まりない行為を世界各地で行ったにも拘わらず、この責任転嫁ぶりは…如何なものだろう?インドやスーダンや南アフリカを舞台にした謝罪映画でも作れば少しはマシだったかも。イグアスの滝に6点。6点(2003-03-06 13:37:26)
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