みんなのシネマレビュー
かっぱ堰さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1281
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ミッション 《ネタバレ》 南米パラグアイの映画を前に見たので、その流れでこれも見た。公開の頃は有名だったのかも知れないが、別に映画ファンでもないので知らなかった。 この映画に出る先住民はグアラニー人だが、パラグアイ国民は今も大部分がグアラニー系のメスティーソである。グアラニー語がスペイン語と並んで国の公用語であり、通貨単位もグアラニーであって先住民色の濃い国らしい。劇中で先住民の台詞は字幕がなかったが、これがグアラニー語ならパラグアイ国民のほとんどは意味がわかると思われる。 映画の内容としては派手なアクションとか大スペクタクルというより主にドラマで見せている。映像に出た町は現パラグアイ首都のアスンシオンとのことだったが、そこに最初からいたオヤジはスペイン人の総督、また枢機卿が来た時から一緒にいた男はポルトガル人だったらしい。いろいろ説明不足で面倒くさいところがある。 題名は一般的には使命だろうが、キリスト教的には伝道のことかと思われる。またこの映画に出たように、南米でイエズス会が作った伝道所の意味もあるらしい。この映画に出ていた伝道所は、パラグアイに近い現在のブラジル領内にあったものと思われる。 南米のイエズス会は先住民の奴隷化を拒否し、伝道所(保護統治地)に先住民を集めてキリスト教化や生活・文化の向上を図っていたとのことで、当時の植民地支配の中では比較的まともな存在だったらしい。経済面でも生産物の販売などで割とうまくいっていたようだが、スペイン・ポルトガルの政治支配からは独立性が高く、奴隷商売の邪魔にもなることから植民地当局には嫌われていたとのことである。なおイエズス会の活動で本当に先住民が幸せになったのかという問いは、枢機卿の言葉として劇中にも出ていた。 物語については宗教がらみなのでよくわからない。枢機卿は、現世的な事情としてローマ教会から課された使命と、本来自分の属していたイエズス会を守ろうとする使命感を両立させる必要があり、その上で最低限、人命の被害を避けるため現地の説得に当たったのかと思った。一応心ある人物だったようだが、ただし本来の神からの使命は度外視した形に思われる。 また現地の聖職者二人は、神からの使命をどう果たすかについて考えに違いが生じていたらしい。終盤では、どちらが神の意思に沿っているか生死をかけて競った結果、どちらも神の意思に沿わなかったようにも見えたが、しかしこれは逆に両人とも神の意志によって死んだのではないか。それこそが宣教師としての使命であり、ここで死んだ二人の心を現地の人々(最後の少年少女)の記憶に残すのが神の意思だったと取れる。終幕時の枢機卿の言葉でもそんな感じのことを言っていた。 一応そのように思ったが、別にキリスト教徒ではなく感動もしなかったのでそれなりの点数にしておく。[インターネット(字幕)] 5点(2024-08-10 09:12:24)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS