|
1. U Want Me 2 Kill Him ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム
《ネタバレ》 描写としてはアンフェアな箇所が何点かないわけではないし、ウェブ上のやりとり以外の部分のウェイトが著しく少ないのは、食い足りない印象をもたらすともいえる。しかし、どうしてもこれがやりたかったんだと言わんばかりの一点集中型の作り込みは、嫌いではない。[DVD(字幕)] 6点(2016-12-01 02:19:24)
2. ユリシーズの瞳
映像の強引な(そしてときには暴力的ですらある)重量感と迫力は、さすがはアンゲロプロス監督なのですが、とにかく全体が観念的で、話としての広がりがなくて・・・どこまで行っても特定の個人(主人公)のフィルターを通したものでしかないため、結局は世界がそこで閉じてしまい、せっかくの映像表現も意味が半減してしまうのです。そのアンバランス状態で3時間近く積み重ねられるため、頭が割れそうになります。[DVD(字幕)] 5点(2019-09-11 00:33:24)
3. ユナイテッド -ミュンヘンの悲劇-
《ネタバレ》 どうも全体的に描写が浅いし、照明や美術関係も安っぽいなあと思って見ていたら、これってもとはテレビ放映用の作品だったんですね。しかし、個々の選手の思考や背景にほとんど切り込んでいないこの脚本の浅さは、やはり問題ではないでしょうか。また、サッカー選手を素材としていながら、サッカーのシーンがほとんどないというのも問題で、試合の再現はエキストラの準備なんかが無理だったんだろうなあと思いつつ、それなら練習のシーンくらいはもっと真剣に撮るべきじゃない?とも思います。結局、ダイジェスト版の再現ビデオを見たような感じでした。[CS・衛星(吹替)] 4点(2015-01-05 02:45:39)(良:1票)
|