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プロフィール |
コメント数 |
827 |
性別 |
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メールアドレス |
sankei_o@olive.freemail.ne.jp |
自己紹介 |
あたしは見ている映画は数あれど、 思い出せずにREVIEWが出来ません(笑) 我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑) そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを
好きな映画ジャンル 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画 スポーツ映画、実話系映画、
苦手な映画 スプラッタ系ホラー映画 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです) 最近のハリウッド系映画
”特に”好きな映画監督 チャールズ・チャップリン、黒澤明 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦
好きな役者 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑)
好きな映画評論家 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした) 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)
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1. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 日本でスーパーカーブームがあった当時のF1ブームの話で、あたしはこの頃のF1が好きだっただけに、やっぱりあの頃のマシンのシルエットを見る度にただニヤニヤするばかり。それでいてやっぱり、あの壮絶な76年の話な訳で、当時を記憶しているあたしとしても結果が分かっているはずなのに、何故か熱くなっているあたしがそこに居るんだよね。特にニキの復帰戦のシーンは、あれ?雨天じゃ無かった筈だよな、という程スクリーンが歪んで見えて、それが映画の効果でもなくて、自分の涙であったのに暫く気がつかない程、感情移入してるあたしがそこにいました。まぁそれだけニキのファンだったという事なんだけどね。映画としてはF1と言うよりはニキとジェームスの二人の性格、思想、信条、容姿など、相反する二人が実は互いに持つ対抗心という共通性から、認め合うようになって行く姿を見せたいのかな、という風に見えました。その意味では多少粗っぽいシーンも多いのだけど、映像表現としては二人をうまく対比させた上で、きっちりと二人の良さを映し出すことで、ニキ・ラウダ、ジェームス・ハントの二人の良さ(と悪さ)を見せていたからね。[映画館(字幕)] 8点(2014-02-25 03:18:39)
2. ラブ・アクチュアリー
物凄く良かったですよ。
アンサンブル形式に複数の恋の物語を繋げてひとつの物語にしているのですけど、
これが判りにくくて、最初に見ると戸惑うかもしれないですね。
この手の映画は最近ではあまり見られなくなっているので
それにどれだけ慣れているかと言う事が実は勝負になってくるのですが、
あんまり肩肘張らずに気楽に見たほうが良いでしょう。
オープニングとエンディングで語られるメッセージと空港での人々の再会の挨拶が実はこの映画の基本であって、それを物語として”こういう愛の形もあるよ”と見せたのが映画の中身なんでしょう。
それと、ぜひ注目して欲しいのが音楽、冒頭の落ちぶれたロック歌手の歌から始まって
ビートルズにつながり、ラストはマライア。全編ラブソングというこの構成には参りました。
クリスマス前からクリスマスまでの物語なので、残念ながら日本での公開が遅れた事が悔やまれます。
「フォー・ウェディング」「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」という
ハリウッド映画と違った独特な雰囲気の映画を作る、ワーキング・タイトルらしい映画ともいえます。
残念ながらこの映画はPG-12指定なんですよね。
映画の撮影シーンとしてセックス描写があるためだと思うのですが、
お子さんがいる方も出来れば一緒にご覧頂きたいです。
あたしって英国映画に水が合うみたい。(笑)
9点(2004-05-03 18:16:15)(良:1票) 《改行有》
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