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プロフィール |
コメント数 |
110 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
増税前にブルーレイプレーヤーを購入したにも関わらず、未だブルーレイ未体験の私。 何がブルーレイで観るにふさわしいのか、レンタル屋で果てしなく迷う今日この頃だったりする。 |
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1. 落下の王国
《ネタバレ》 なんて美しい画なんでしょ…冒頭のモノクロシーンから一瞬にして、映像の美しさに引き込まれました。もちろん、本編の映像美にも圧倒されました。素晴らしいですね。で、お話の方はというと、ロイの下りは意外とどうでもよかったんですけど、途中からの展開には少女と同様に「こんなお話は嫌」と思った次第です。自殺願望のロイを救ったのは彼女で、私たちをお話の映像へ誘っていたのも彼女。少女の想像力と生命力を、こんなに美しいロケーションと衣装のコラボレーションで描いてみせた本作の力量は、本当に素晴らしいものがありました。移民の少女の訥々とした語りも然ることながら、健気な瞳(個人的には“ミツバチのささやき”のアナ・トレントに次ぐ感じ)に胸打たれ、ウルッときてしまいました。しかし本作、映画館で観ればよかったと、大いに反省です。[DVD(字幕)] 10点(2009-10-02 10:45:26)
2. ラヴェンダーの咲く庭で
舞台の地方のひっそりした島よろしく、地味ながらも丁寧な映画。特に、姉妹を演じる英国2大女優の演技は秀逸でした。恋する乙女心と青春はとうに過ぎ去ってしまった現実の悲哀を、決して下品にならずに巧みに表現するジュディ・デンチには脱帽。可愛くもあり、切なくもあり。そんな妹を陰で心配するしっかり者の姉役のマギー・スミスも、青年を密かに気にしたり、強さの中に弱さを感じさせたりと、こちらも達者な演技。英国2大女優の、“静”の演技を堪能した次第です。しかし意外と狡いのが、医師の爺さん。オルガの家に行ったり、モーションかけたり、結構しぶといなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-16 15:13:23)《改行有》
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