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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ライアンの娘 妻の不貞、夫の苦悩をテーマにした作品なれど、アイルランドの封建的な田舎町や 独立運動を背景に、格調高い文芸作に仕上がってます。ストーリーもなかなか面白いけど、 とにかく映像がきれいで、音楽や演出もA級レベル。心に残るシーンやカットが多い。 ただ195分はちょっと長いかな。序盤のシーンは削っても、お話だけなら十分通るかと。 夫婦役の主演二人はいいし、村の変わり者を演じた役者さんも印象的。 映画を観たなぁという満足感を、十分与えてくれる作品だった。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-08 04:11:56)《改行有》 2. ラストエンペラー 清朝最後の皇帝の生涯を描いた歴史ドラマ。 主人公の波瀾万丈の人生を、美しい映像と完成度の高い演出で見せてくれる。 内容自体が長尺の歴史ものなので、政治的なエピソードにも時間を割かなければならないのだが、 主人公の孤独や悲しみは、思っていた以上に表現できていたのではないかと思う。 ただ結構いらないシーンもあるなとは感じた。中国人が皆英語でしゃべっているのは、 個人的にはかなりの違和感。中国語バージョンがあるのかな? 歴史好きの人なら、より楽しめる作品だと思う。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-08 08:45:40)《改行有》 3. ラブ・アクチュアリー クリスマスをキーワードにした心温まる作品。 オムニバスではなく、様々な愛のエピソードを交互に見せていく手法なので、 前半は感情移入がしづらく、かなり退屈だった。 一応コンセプト通りには作っているみたいだけど、 (これは必要ないんじゃ?)といったエピソードやシーンも結構多く、 その印象が強すぎて、素直に楽しめなかったというのが正直な感想。 ラストはオーソドックスながらも手堅くまとめてくれて、 確かにほっこりはしたんだけど・・・・・・。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-12 18:24:13)《改行有》 4. ラブリーボーン 前半と後半では毛色がまったく違うので、 ちょっと戸惑ったというのが、正直な感想。 それでもテーマはちゃんと伝わったし、決して内容の悪い作品ではない。 演出に関しては良かったのか悪かったのか、 結局そのあたりで評価が分かれる作品ではないかと。 良く言えば新感覚、変わった展開を見せてくれた映画だった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-10 17:18:42)《改行有》
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