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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. レ・ミゼラブル(1998) あまり他との比較において評論するというのは、正しいやり方ではないかもしれないけれど、ミュージカル版と比較すれば、比較するほど良さがわかる映画。 あちらでは、どうしても駆け足になって底の浅いものとなったジャン・バルジャンとジャベールの人物造形がとても見事で、いろいろなことをじっくり考察しながら見ることができました。 あと、コゼットの女優さんが目がキラキラして可愛らしいのも好感度大 8点→7点 一旦購入リストからはずすため[DVD(字幕)] 7点(2013-08-15 15:26:06)《改行有》 2. レ・ミゼラブル(2012) 《ネタバレ》 自分でも今まであまり意識したことないんだけれど、実はミュージカル駄目だと気がつきました。歌が素晴らしくないわけじゃないんだけれど、(ハサウェイの声素敵でした)それで時間がとられる分、ストーリーのダイジェスト感、薄味感が強くて。偽のジャン・バルジャンを救うために裁判所に乗り込む前後の苦悩、ファンテーヌの死のありさま、あるいはパリに入る際にジャベールから逃れるところ、いずれもじっくり描いてほしいのに、もう駆け足、駆け足。一瞬目があっただけで、それで恋愛成立とか、直前まで大勢の友、同志の死を嘆き悲しんでいた青年が、恋人に接した途端、明るく愛を語りだすとかは、失笑レベルです。ジャン・バルジャンとジャベールに関してはそれなりに人間像の掘り下げができていたけど他の人物、特にマリウスとコゼットに関してはほとんど記号も当然で。 こういうことばかり気になる人間はミュージカルは避けた方がいいですねw 平成27年7月26日 ちょっとDVDの収納が限界を超えて大変なことになっててそのための整理の一環として、昨日見直しかけたんですが、 言っちゃあ悪いけど、筋は分かり切ってる、表現は薄み、コゼットはちっとも可愛くない、で肝心のハサウェイの魅力もほとんど。 全く食欲のわかない映画に化していたので一点下げます[映画館(字幕)] 6点(2012-12-22 21:37:47)(良:1票) 《改行有》 3. レディ・チャタレー(2006) 《ネタバレ》 毎度の悪い癖で、映画というよりは、原作批判になってしまうわけですけど、あまりにも「性」が美化されすぎてはいませんか?たしかに人間生活の重要な部分を占めることまでは否定しないけれど、あきらかな肉体レベル(もっとはっきり言えば動物レベル)の欲求不満から始まった関係であって、それ以上でもそれ以下でもないんで、見てて別に嫌悪感も感じませんが(事後の後始末をきちんとしないのは衛生的にどうよとは思いましたがw)、それを人間性の発露とか純愛とか、そんな感動は微塵も感じませんでした。 というか身体障害者をこれほどあからさまに蔑視する作品が、映像という形にしろ、文学という形にしろ、現代的な価値を持つのか疑問を感じます。[DVD(字幕)] 4点(2011-08-08 16:05:41)《改行有》 4. レイヤー・ケーキ 《ネタバレ》 別に悪人が主人公だから×とかって、そんな頭の固い人間じゃないんですが(ゴッドファーザー三部作、俺たちに明日はない スティング 全て個人的なベストテンに入ってます)、薬物の売人だけは駄目ですね。特に、この作品の主人公のように世の中にかなり害悪を垂れ流しながら、そのことを全く意識せず、自分が賢くてスマートな生き方をしてると誇ってるとか,もう最悪、冒頭から感情移入の余地0です。 確かに展開とかは面白くなかったといえば嘘になりますが、全く感情移入がない以上、 主人公が生きようが死のうがピンチに陥ろうが、「どうでもいいよ、勝手に死んで」感が強杉で、楽しめる余地は全くありませんでした。 麻薬の描写の軽さ、扱う人間のスタイリッシュな描き方等、どれほど欧米社会で薬物汚染が進んで、軽い存在になってしまってるかよく理解できる映画ではありますが。[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-09-24 05:45:16)《改行有》
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