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1. いつも2人で
《ネタバレ》 今見ても非常に斬新で面白い演出、構成が光ります。
オードリーが、ジバンシーの衣装を脱ぎ捨て、衣装選びから何から何までセルフプロデュースを敢行したという意味でも記念すべき映画といえる。
この映画のオードリーは、他のどの映画よりも表情豊かで生き生きしています。
演技者として開眼したとさえ言えるかもしれません。
スタンリー・ドーネン監督とオードリーの映画はこれで3本目ですが、「パリの恋人」も「シャレード」もそして本作も、どれも共通していえるのは非常にお洒落な映画だという事です。
そして、それぞれそのお洒落の種類が違うのが良いですね。
ただ、この映画のオードリーはちょっとやつれていまして、それが気になるといえば気になりますが、それさえ無ければ10点かな。
オードリーと共演のアルバート・フィニーとは当時噂になったようですが、噂になっても当然というぐらい息もピッタリで、見ていて微笑ましいです。[DVD(字幕)] 9点(2005-12-13 01:46:55)(良:1票) 《改行有》
2. 華麗なる対決
《ネタバレ》 ブリジット・バルドー(BB)とクラウディア・カルディナーレ(CC)という2大スターが初めて共演した、フランス製西部劇コメディです。
女盗賊団のリーダー(5人姉妹の長女)であるBBと、女牧場主のCC(下には4人の弟が居る)が、石油の眠る牧場をめぐって対立する・・・
というお話ですが、ひたすら脳天気で明るい映画でした。
BBとCCは結局は最初で最後の共演となってしまいましたが、流石2大スターの共演というだけあって、画面は華やかです。
クライマックスで、この2人が泥だらけになりながら格闘する場面が有りますが、何もそこまで・・・というぐらい必死に殴り合っているのが素晴らしい。
これが女優魂(?)ってやつでしょうか。
「俺たちに明日はない」でモス役を演じていた人(マイケル・J・ポラード)が間抜けな保安官役で出演しているのも見所です。[DVD(字幕)] 9点(2005-11-03 20:18:39)《改行有》
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