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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  アバター(2009) 《ネタバレ》 どうせ3Dだけがウリの流行モノ映画なんでしょー!?って感じで、アタシ的には期待度がかなり低かったせいか、意外に(ってのも失礼だけど)楽しめたわ。 アタシが知ってる役者はシガニー・ウィーバー姐さんとミシェル・ロドリゲス兄貴だけ(男勝り女優二人の共演にちょっと笑っちゃったわ)だし、ほとんどがCGの青い人たちの演技を見ることになるわけだけど、その割には案外違和感なく見れたっていうか十分感情移入できたっていうか(あの大佐なんてホント憎ったらしいったらありゃしない!)。 舞台は別の惑星だし、異星人や奇妙な生物たちもワンサカ出てくるけど、結局これってアメリカ西部開拓時代とかベトナム戦争と同じなのよね。 ってことでアタシはインディアンやベトナムの人たちをナヴィ族に重ねて見ちゃったわ…。 見ようによっちゃかなり反米的に見えなくもないこんな映画が、アメリカで製作されて大ヒットしたってのも皮肉ね。 イラクやアフガニスタンへの米軍介入長期化に反対を唱えるアメリカ人も増えてるっていうし…アメリカもいろいろ考えなきゃいけない時期に来てるのかもしれないわね。[DVD(字幕)] 8点(2011-07-08 23:02:20)

22.  ノッティングヒルの恋人 《ネタバレ》 まさに現代版『ローマの休日』って感じね。 アタシは『ローマの休日』の切ないエンディングがお気に入りなんで、ここまで綺麗にハッピーエンドだとちょっと物足りないっていうか…アンタ達、どうせ価値観が合わないとか言ってすぐ別れるんじゃないのー??とかイジワル思っちゃったけど、まあ王道ラブロマンスってことで悪くはないと思うわ。 ヒュー・グラントは母性本能をくすぐるような、ちょっと情けないタイプの男をやらせたらピカイチよね。 ジュリア・ロバーツは…アタシ的にはちょっと残念かしら。 ってかもうちょっと天真爛漫な感じの役のほうが彼女の魅力は発揮できるような気がするのよねー。 アナ・スコットってなんか酸いも甘いも噛み分けた感じでちょっと大人すぎるっていうか、スターの宿命を甘んじて受け入れちゃってる感じだし。 でもその割にフォーカスされたとたん理不尽にキレるから、もうなんなのー!?ってなもんで。 でもあのラスト、みんなが協力して駆けつける記者会見のシーンはやっぱりステキだったわ。 まあ不朽の名作『ローマの休日』へのオマージュくらいにとらえれば、これはこれでいいような気もするわ。[DVD(字幕)] 7点(2010-10-27 14:13:38)(良:1票)

23.  carmen.カルメン 《ネタバレ》 情熱的だったわ。 何度もオペラや舞台の題材になってるとっても有名なこの話、実はアタシきちんとした内容を知らなかったのよね。 この映画でやっと通してわかったわ。 アタシはずっと、カルメンってもっとこう悪女な感じかと思ってたんだけど、どっちかっていうと動物的な、本能のままに行動する感じの人だったのね。 頭がいい感じでもないし、直感だけで生きてるっていうか。 でもタロットでピタリと言い当ててくとこなんか、やっぱり悪魔的な力がありそうで魅力よね。 ホセも、もっと男らしいゴツい感じの印象があったんだけど、けっこうヤサ男だったわね。 真面目で世間知らずだからこそ、カルメンみたいな危険な女にのめりこんで破滅しちゃうのかしら。 そんな全然違うタイプの二人が出会ってしまったのは、幸か不幸か…でもホセが最後に、もう一度やり直せるとしたらカルメンなしの平穏な生活を選ぶか、と聞かれて、やっぱりカルメンとの人生を選ぶ、と答えるあたり、恋愛って一筋縄じゃいかないのねーってしみじみ思っちゃったわ。 それにしてもカルメン役の女優さん、ものすんごく裸がキレイねー。 見とれちゃったわ。 ホホ。[映画館(字幕)] 7点(2008-01-24 16:46:02)

24.  永遠のマリア・カラス 《ネタバレ》 確かにオープニングはアタシもちょっとのけぞっちゃったわ。 これってマリア・カラスの映画だったわよね!?みたいな。 アタシはマリア・カラスが死んだ頃に生まれてるらしいので、もちろんリアルタイムでは彼女を知らないんだけど、あの有名な三角関係といくつかの写真は知ってたの。 でもどんな人だったのかは全然知らなかったんだけど、この映画を見てなんとなく彼女の人物像がわかったような気がするわ。 アタシが思うに、マリア・カラスってきっと世間が思ってるような美貌と完璧な歌声に恵まれた「天才」じゃなくて、コンプレックスと異常なまでの完璧主義に悩まされ続けた「秀才」タイプだったんでしょうね。 実際誰よりも練習熱心だったっていうし、サナダ虫ダイエットは有名だし。 もちろんあまりに仕事にストイックだったために周りから誤解されることも多かったようだけど。 まあ要するに不器用な人だったってことかしら。 でも、その他人には理解できないほどの歌に対する熱心な態度が、死んで30年近くたってもこうして映画ができたり、いまだに彼女を超えるオペラ歌手はいないって言われたりすることにつながってるんでしょうね。 やっぱり常人とは違うのよ、感覚が。 ってことでモロ常人のアタシには感情移入はできなかったけど、やっぱり歴史に名を残すような人は違うなあ、とアタシは素直に感心しちゃったわ。 …マリア・カラスのオペラ、実際この目で見てみたかったわー。[試写会(字幕)] 7点(2008-01-24 16:19:06)

25.  サラフィナ! 《ネタバレ》 泣いちゃったわ、アタシ。 それも何回も。 悲しくなっちゃうことはわかってたんだけど…それでも見ててつらかったわ。 実際にこんなことがほんのつい最近までこの地球上で起きてたなんて…。 でも結局日本の部落問題もインドのカースト制度もこのアパルトヘイトも、本質はみんな同じなのよね。 人間は弱いから自分より下位な者を見出すことで安心しようとするのよ。 もちろんそれは「人よりも立派になりたい」とか「人よりも賢くなりたい」とか、いい方向に働けばそれは向上心で、人類の発展に大いに必要なものなんだろうけど。 自分たちより下の階層を意図的に作って、それによって優越感を得ようなんて…人って弱いわね。 でも他の人との比較によってではなく、自分の姿だけを見つめて自信を持って誇り高く生きるって、実は相当強くないとできないことなんでしょうね。 アタシは自信ないわ、はっきり言って。 でも、完璧には無理でも努力することはできるし、きっと一人一人の小さな努力がこういう悲劇を退けてくれるのよね。 そう信じないと救いがないし。 アタシも頑張らなきゃだわ。[地上波(字幕)] 8点(2008-01-24 16:10:09)(良:2票)

26.  オルランド 《ネタバレ》 すごーく奇妙な世界ね。 でもこの奇妙さ、嫌いじゃないわ、アタシ。 時も性別も関係なし、アタシたち普通の人間とは違う次元を生きているようなオルランド。 もちろん共感なんて全然できないんだけれど、二時間ずっと狐につままれたような感じで、またその感覚がイヤじゃないのが不思議ね。 アタシ、わけのわかんない映画ってどっちかっていうとキライなはずなんだけど…幻想的なのがよかったのかしら? そしてなによりもスバラシイのが、美しいことこの上ない衣装の数々。 ステキだわー。 アタシも一度でいいからあんな服着てみたいわ。 …こんなふうに雰囲気だけで突っ走るのって映画としては禁じ手な感じがしないでもないけど、とにかくアタシは魅了されました。 ヴァージニア・ウルフによる原作も読んでみたくなっちゃったわ。[地上波(字幕)] 6点(2008-01-23 15:20:12)

27.  ハムレット(1948) 《ネタバレ》 アタシ、恥ずかしながら今の今まで「ハムレット」がどんな話なのか知らなかったのよね…。 悲劇だったのね。 ホホ。 でもホントすばらしかったわ。 役者なら誰でも一度は演じてみたいというこの役、きっと何百回とこの役をやったであろうローレンス・オリビエは、やっぱり見事にカチッとはまってました。 さすがサーの称号を与えられた俳優さんね。 シェイクスピア原作のお芝居って、一つ一つのセリフがこれでもかってくらいに飾り立てられてるし表現も古いから、よほど上手な役者さんじゃないと、きっとセリフ回しだけで精一杯だと思うの。 それがこの映画はどの役者さんもとっても自然に見えて、すんなり話に入り込んでいけました。 ホントよかったわ。 何度も映画化されてるお話だもの、他のバージョンもぜひ見てみたい!と思ったわ。[地上波(字幕)] 7点(2008-01-22 18:46:15)(良:1票)

28.  クレオパトラ(1963) 《ネタバレ》 なんてステキな世界! アタシはエジプトが大好きなもんで、最高に楽しんだわ。 舞台美術と衣装デザインは、だけど。 映画としてはみんなが言ってるように、ひたすら長いし…内容も可もなく不可もなくって感じ。 なぜかしら?と考えてみたんだけど、それはこの映画には感情移入できる登場人物が一人もいないという事実のせいだとアタシは思うの。 クレオパトラも悪女になるならそれに徹してくれればカッコイイのに、なんか中途半端だし、アントニーなんてどこまでも煮え切らない、どこがいいのか全然わからない男だし…。 でもね、考えてみればアタシに古代エジプトの女王や古代ローマの武将の気持ちがわかるはずがないのよ。 というわけで無理矢理納得することにするわ。 ホホ。 でも登場人物の心理がもっとわかりやすく表現されてたら、もっとよかったかもしれないわね。 この点数はすばらしい舞台美術と衣装デザイン、そしてエリザベス・テイラーのあの古めかしい美しさ(特に鼻のラインがとってもキレイなの!)に献上よ。[ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-22 11:29:18)

29.  ヘアスプレー(2007) とーっても幸せになれる映画だったわ! アタシ、見るまで人種差別問題がテーマになってるってぜんぜん知らなくって心構えゼロで見に行ったもんだから、途中「黒人音楽が・・・」とか言いはじめた段階でヤバイかしら??って思ったんだけど(ほら、重いテーマの映画を見るときってある程度覚悟が必要でしょ?)…でもぜんぜん必要なかったわ。 トレーシーのポジティブっていうか完全に抜けきった感じ(ホメてんのよ)とか、軽快なダンスに心地いい音楽・歌声、そして映画全体に流れるハッピーな空気感がちょうどいい感じに中和してるのかしらね。 それにしても…アタシ的にヒットはやっぱり!クリストファー・ウォーケンのお茶目っぷり(あんなにコワモテなのにね)と、セクシーすぎて小悪魔っていうか大悪魔になりつつあるミシェル・ファイファーよ!! ミシェルのあの気だるい色気むんむんの声(どんな喉してんのかしらね??)…ステキすぎるわー。 ジョン・トラボルタは…正直女の人がやってもよかったような気もするけど…イヤ、おもしろかったしとってもよかった!んだけど、別に男がやる必要はないような…話題性かしらね? …とにかく最初から最後までとってもハッピーな感じで、アタシこういうの大好きよ![映画館(字幕)] 7点(2007-10-29 08:58:33)

30.  チャーリーとチョコレート工場 すっごくおもしろかったわ! ワイルダー版の『夢のチョコレート工場』の世界観があまりに完成されてたので、正直アタシはこのバートン版にはあんまり期待してなかったんだけど…とっても素晴らしい出来だったわ。 ほんとによくまとまってて、最後まで全然飽きることなく楽しめたもの。 ただ…アタシはウォンカのお父さんのエピソードはいらないと思うわ。 あのチョコレート工場はこの世の常識では説明できない「夢の国」なのよ。 だから、そこに住むウォンカやウンパルンパ族は最後まで「人間離れした奇妙な存在」でいいと思うの。 したがってウォンカにお父さんはいらないし、ウンパルンパ族との出会いのエピソードなんかもいらないと思うわ。(クリストファー・リーの存在感は捨てがたいんだけど。) ウンパルンパ族の歌も…すっごく好きなんだけど、ワイルダー版の何度も繰り返されるあのメロディ(耳にこびりついて離れないの)に比べると不気味さが若干足りないっていうか。 なーんていろいろケチつけながらも何気に『夢のチョコレート工場』よりも点数が高いのは、「ワイルダー版には到底…」なーんて意地の悪い見方をしてたアタシでさえも、いきなり焼けただれる人形で釘付けにして最後まで引きつけっぱなしだったからよ! いつか原作も読んでみたいわ。[映画館(字幕)] 8点(2005-11-09 14:49:30)

31.  モディリアーニ 真実の愛 泣かされたわー。 「あまりに悲しすぎて、心が空っぽになっちゃって涙も出ない」なんて…こんなに悲痛なことってあるかしら? それにしても…品行方正な芸術家ってものは存在しないのかしらね? 素晴らしい芸術を生み出すには、ちょっとイッちゃってるくらいじゃないとダメなのかしら? 芸術って難しいわね。 ところで…アタシは個人的にはエヴァの登場がうれしくって。 大好きなのー。 さすがスーパーモデル、退廃的な美しさがステキだったわー。[映画館(字幕)] 7点(2005-08-05 17:20:56)

32.  5シリングの真実 冒頭の、奥歯に物がつまったような会話の繰り広げられるウィンスロー家を見て、アタシは「こんな息のつまる家庭はイヤよっ」って思ってたんだけど、結局は家族みんながそれぞれ犠牲を払ってまでもロニーの名誉のために闘うのね。 この静かな家族愛がステキ。 ちょっとなにかあるたびにハグ!みたいなアメリカ的愛情表現を見るのに慣れてたから逆に新鮮だったわ。 それにしても別に裁判沙汰にしなくてもロニーは新しい学校で幸せに暮らしてるわけだし、家族が彼の無実を信じていさえすればそれでよかったんじゃ…って意地悪なアタシは思っちゃったりもするけど、ロニーにしてみれば自分の名誉のために家族が一丸となって闘ってくれるのはとってもうれしかったでしょうね。 ところで、この映画で一番かわいそうな人はなんといってもデズモンドよね。 お父さんにも「デズモンドと結婚するなんて正気の沙汰とは思えない」みたいに言われちゃって。 あんなに一途でいい人なのにねえ。 なんだかかわいそうだわ。 ホホ。[地上波(字幕)] 7点(2005-06-01 20:30:43)

33.  スーパーマン(1978) とっても懐かしかったわー。 何度も見たことあるから話の筋も結末も全部わかってるのに、つい見入ってしまうのはなぜかしら? でもまあ確かに今あらためて見るとツッコミ所もいくらかあるわよね。 地球を逆回転させちゃうとこももちろんそうだけど、地殻変動を止めちゃうあたりも…ねえ。 「鉛が弱点」とか自分から言っちゃうしさー。 まあ元は漫画ですものね。 細かいことは気にしないで楽しみましょ。 なーんて思いつつも…よく考えたらスーパーマンを知らない人なんていないものね。 それを考えただけでもこれは「歴史的映画」だと言えると思うわ。 やっぱりスゴイ![地上波(字幕)] 8点(2005-05-05 15:28:41)

34.  ことの終わり なかなかおもしろかったわ。 宗教がらみになっちゃうところは日本人のアタシにはちょっと…って気がしないでもなかったけど、女とその夫と愛人の奇妙な関係はとっても興味深かったわ。 アタシに言わせれば本気の不倫ってのは完全にアウト!なんだけど、この映画ではなんだか三人ともに感情移入できる部分があって「うむむ…」ってな感じで…ホント関係ないんだけど『失楽園』思い出しちゃったわ。 あの映画はアタシ腹たってしょうがなかったんだけど…同じ不倫でも見せ方によってこうも変わるのね。 そしてこの映画でなによりもすばらしいのはジュリアン・ムーア。 リメイク版『サイコ』の時とはまるで別人よ。 女優ってスゴイのねえ。 まさに千の仮面を持つ女、ザ・女優よ。 ステキだわ。[地上波(字幕)] 7点(2005-04-28 11:33:30)

35.  黄色いロールスロイス よかったわー。 ぜんぜん関係ない三つのお話を、一台の車を通して描くっていうアイデアもおもしろいし、なにより信じられないほど豪華なキャスティングがステキ! 俳優陣を見てるだけでも楽しめるわ。 中でもシャーリー・マクレーンがホントにかわいいの。 アタシ今までシャーリーの若い頃の映画って見たことなかったから、若くてコケティッシュな彼女の姿はほんとに新鮮だったわ。 だってアタシの中でのシャーリーのイメージってなんだか意地悪なおばさん/おばあさんって感じだったんですもの。 ホホ。 ほかの役者さんも、後世に名を残してる名優さんたちだけあってすばらしい存在感よ。 とにかく映画全体が、なんだかほんとに豪華!!って感じだったわ。[地上波(字幕)] 8点(2005-04-26 12:41:46)

36.  オペラ座の怪人(2004) アタシとっても好きよ、こういう映画。 怪人があまりにかわいそうでむちゃくちゃ泣いちゃったし、映像もキレイで衣装や美術も最高よ。 確かにちょっと『ムーランルージュ』調ではあるけど…冒頭、オークションに出品された古いシャンデリアが吊り上げられると同時に、オペラ座が1800年代後半のきらびやかな状態に戻って、あの有名な音楽が響いて…ってとこでアタシはすでに全身鳥肌だったわ。 そっからはホントあっという間の2時間で、最後は大泣きよ。 何年もヒットし続けるミュージカルはやっぱり違うわねえ。 ストーリーは大人向け悲劇仕立ての「美女と野獣」って感じかしら? 実際ジャン・コクトー監督の『美女と野獣』を思わせるシーン(壁から突き出た男の腕が燭台を持ってるとことか)もあったし。 それにしても…怪人がかわいそうでかわいそうで…世間ってホント残酷ね。 そこへきてクリスティーヌの「ほんとに歪んでるのは顔じゃなくてアンタの心」発言でしょ? そりゃないんじゃないの!?ひどすぎるわよー!ってなもんで…ツラの皮たった一枚が人とちょっと違うってだけなのにね。 なんだかせつないわ。 …もちろん方向性はズレてはいたんだけど、なにがあってもずーっとクリスティーヌを想い続けた怪人…来世はきっといいことあるわよ、頑張って!!ってな気分にさせられたわ。[試写会(字幕)] 8点(2005-04-22 12:05:14)(良:2票)

37.  あの胸にもういちど この女の子、かわいいわねー。 子犬のようなお目目してる割に、裸にレザースーツでバイクかっとばしちゃうんだからたまんないわ。 回想シーンで使われてるサイケな感じの色合いも時代が表れててとってもステキ。 オシャレ映画って感じで。 でもそれでいて最後は唐突に、そしてショッキングに訪れるからいいわね。 真面目なレイモンと意地悪なダニエル、どちらを選ぶべきか悩みぬいてた彼女は、実は半ばわざとああいう結末を選んだのかも…なんて思っちゃうわ。 それにしてもこの映画、アラン・ドロンの影が異様に薄いわね。 ちょっと顔のいいオジサマなら別に誰でもよかったんじゃ…なーんて意地悪言うのはやめましょ。 ホホ。[地上波(字幕)] 5点(2005-04-14 13:12:54)(良:1票)

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