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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 強盗の日を境に全てが変わった。今まで貯めていたそれぞれの感情が爆発し、事実が明らかとなる。全てがうまくかみ合わない歯車、その事件をきっかけにして、アンディは父の思いを知り、父に対する見方が変わり道が見えかけた所でのあの結末にも皮肉を感じた。 話しを人物ごとに分けて見せる事で、一人一人の心情の変化が読み取りやすくなり、それぞれの思いの違いがはっきりと見え、感情移入しやすくなっていた。自分はその中でも一番不安定な存在のアンディという人間に魅力を感じた。[DVD(字幕)] 6点(2009-11-20 23:57:37)《改行有》 22. バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 最初は小さなことが雪だるま式に色んな人を巻き込みながら、大事になっていき観終わった後に何ともいえないばつの悪さを感じさせるのはコーエン兄弟の得意技。みんなまとめて皮肉って最後に笑ったのは整形女。そこにどんな意味があるのかは分かりません。[DVD(字幕)] 5点(2009-11-08 12:48:28) 23. ナイロビの蜂 働き蜂は女王蜂の為に働く。きっと自分もある人にとっては働き蜂であり、ある人にとっては女王蜂であり、その関係性からは社会の中で生きていく上では、絶対に抜け出せないような気がした。 そういった意味ではこの映画に出てきた女王蜂のような人たちを、手放しで批判は出来ないと思った。[DVD(字幕)] 6点(2009-11-01 01:11:56)《改行有》 24. コレクター(1965) 意外な終わり方でした。セリフよりも表情で何かを語る映画でした。[DVD(字幕)] 5点(2009-10-24 00:35:46)(良:1票) 25. スターダスト(2007) ロードオブザリングの指輪がすべてを滅ぼすものならば、この物語のイヴェインはすべてを与えるもの。そのぶん話も明るく登場人物も多すぎず、ごちゃごちゃすることなく話もうまくまとまり、オチもついてて非常に観やすかったです。未来世紀ブラジルとこの映画のデニーロは脇役だけどいい味出しすぎてます。[DVD(字幕)] 6点(2009-10-19 19:47:13)(良:1票) 26. バロン 小さい頃に観ていたら確実にトラウマになっていたと思います。[DVD(字幕)] 5点(2009-10-17 22:21:07) 27. ヴィーナス(2006) ピーター・オトゥールの魅力でもっているような映画だった。 内容的には、特に面白いというわけではなく、彼の本物の人生を自分なりに勝手に想像しながら、この映画のモーリスとシンクロさせていく事でしか味わいを見出せなかった。[DVD(字幕)] 4点(2009-10-03 18:28:33) 28. エレファント・マン この映画を観て泣いた自分も、同じ穴のムジナなのかもしれません。自分にとってもう二度と観たくない、観れなさそうな名作の一つです。[DVD(字幕)] 7点(2009-02-03 04:48:05) 29. ショーン・オブ・ザ・デッド 全てのゾンビ映画とゾンビへの愛を感じました。ショーンが最後までゾンビの存在に気づかなければ最高でした。[DVD(字幕)] 5点(2008-04-03 23:00:31)(笑:1票) 30. 眺めのいい部屋 《ネタバレ》 上手くまとまってはいるものの、登場人物の容貌や景色のおかげもあってか作品全体が上品であっさりしすぎていてパンチ不足で物足りないと感じてしまいました。なので自分はセシルにルーシーに対しての彼自身の階級を顧みない醜さやねちっこさを期待していました。彼がそうであれば、もっと作品やセシルという人物に愛着がわいていたような気がします。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-28 15:51:01) 31. ラストキング・オブ・スコットランド 独裁政治や権力の集中を招いてしまう体制の怖さがわかりました。アミンの段々と変わっていく様、壊れていく様が恐ろしかったです。[DVD(字幕)] 6点(2008-03-19 00:55:21) 32. ナイト・オン・ザ・プラネット 《ネタバレ》 人種も年齢も性別も違う。見かけによらない人もいれば、見かけ通りの人、懺悔をすると言いながらタバコをポイ捨てする人、目にしたものが自分にとって全ての人、目が見えなくても色々なものが見えてる人、人の不幸を相対的に比べて優劣をつける人。などなどホントに色んな人がいてそれぞれの人生を生きている。共通点は、地球で生活している事と、同じような時間にタクシーに乗った事と、タバコが大好きな事(吸ってない人もいますがすごく印象に残ったので..)ぐらい。そんなの当たり前で今更な事なのですが改めて実感し直しました。見終わった後に誰かとそれぞれのお気に入りのパートについて語り合いたくなりました。自分のお気に入りはニューヨークの話でした。[DVD(字幕)] 7点(2008-03-13 23:24:37) 33. 欲望(1966) 《ネタバレ》 何かが起こりそうで結局何も起こらない映画。公園での写真の真相の追求から話が広がるかと思ったら、いっこうに話が広がらない。その不条理さや若者のあさましさなどが作品の魅力的な部分なのでしょうが、自分は映像は素晴らしいとは思ったものの中身に魅力を見出す事ができませんでした。そもそも中身なんて最初から存在しなかったのか?とさえ思う有り様。考えれば考えるほど作品の魅力から自分から遠ざかって行っているような感覚です。[DVD(字幕)] 4点(2008-03-12 20:27:03) 34. ローカル・ヒーロー/夢に生きた男 《ネタバレ》 いつもバイクで走り回っている人、船の名前を何度も書き直している人、屋根の修理人、あの中では浮きまくってるパンキッシュな姉ちゃんなど、一人一人が強烈なキャラクターでそれぞれがあの村には必要不可欠な存在。景色や建物、人を含めた全ての要素のどれか一つが欠けてもあの素晴らしい村は成り立たないような気がしました。村全体の団結力が強い、かといって閉鎖的ではなく外部からの人も温かく受け入れ、いつの間にか溶け込ませてしまい町の風景にしてしまう。ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな不思議な魅力が一杯の理想郷でした。[DVD(字幕)] 8点(2008-02-27 20:28:27)(良:1票) 35. バリー・リンドン 《ネタバレ》 音楽と映像の美しさは素晴らしいものがあり、それが美しくなればなるほど対照的に浮き出る人間ドラマの醜さや汚さ。定期的に映す遠目からの宮殿の姿で観客に自分はこの世界に住む人間ではないと思わせ、客観的な視点を保たせる。しかし、ラストに「美しい者も醜い者も今は同じ全てあの世」と出す事で結局はみんな同じ穴のムジナなんだよと突きつける。一見残酷のようにも見えますが、人間の醜悪さを形上は美しい映像や音楽で映しているあたりに、人間の酸いも甘いも知っているキューブリックだからこそ撮れる他者とは違う捻じ曲がった形の人類愛を感じとることも出来ました。[DVD(字幕)] 6点(2008-02-23 10:02:49) 36. カプリコン・1 《ネタバレ》 荒野に現れる鳥の幻が実はヘリコプターだったり、崖の頂上に到達したらすでに追っ手が待ち構えていたりする描写からはどこまで行っても絶対に逃れることが出来ない巨大な権力を感じ絶望感を覚えました。アポロ計画陰謀論を匂わしたり、権力による事実のもみ消しなど政治的な要素が大きい作品でしたが、ラストの空中追いかけっこのアクションやコールフィールド目線での事件の真相の謎解きサスペンスはそれだけで見ごたえがあり自分にとってはそっちの方がこの作品を楽しむための重要な要素でした。[DVD(字幕)] 6点(2008-02-19 13:44:31) 37. 風の惑星/スリップストリーム あの結末には驚きました。まったくの予想外だったので。風の川に乗って空を旅するって所からロマンを感じました。みなさん高評価の中で自分だけ点数低くてごめんなさい。[ビデオ(字幕)] 4点(2008-02-14 10:25:39) 38. 華氏451 《ネタバレ》 消防士の仕事が火を消すことではなく、本を燃やすこと。人や家が燃えていても消火活動はなし。そんなゆがんだ世界で、人はテレビでの情報のみを受け取りそれが正しい事だと思い込んで行動している。家にアンテナがなければ変人扱いをされ、読書は反社会的行動とされ自らで想像することすら許されない画一的で弾圧的な世界は、個人の自由や権利が無視された、全体主義社会への批判のように感じました。想像することの尊さや、自分自身の考えをもって行動することの大切さも伝わってきました。絵的にも家の中の数々の道具や消防車の出動シーン、一枚一枚燃えていく本には見事に魅せらました。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-11 08:49:56) 39. バンデットQ 《ネタバレ》 ファンタジーでありつつも、小人が盗賊だったり、ケヴィンの両親が息子よりも電化製品の方を大事にしているというちょっとしたブラックな部分も入っていて、テリーギリアムっぽさが出ていました。「夢を見ることの大切さや怖さ」を独特の世界とブラックユーモアを織り交ぜつつ教えてくれるこの監督の作品は好きなんですが、あのラストはちょっとやりすぎな感じが..最後に両親の死によって世界が救われたという見方をしないと、あまりにもケヴィンにとっても救いがないような気がしてなりません。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-04 00:14:37) 40. 2001年宇宙の旅 映画の最初に、画面は真っ暗なのに音楽(序曲)だけ流れ始めた時に「テレビかDVDデッキが壊れた!」と思ったのは、自分だけではないはず。てゆうかそうであって欲しいです。そんな事はおいといて、とにかくこの映画には色んな意味で衝撃を受けました。しかも作られたのが40年以上も前だということを知ってさらに衝撃。そして、今まで自分が持っていた映画や宇宙、地球外生命体に対する概念は見事に覆させられました。見終わった後に「宇宙やモノリス」について調べてみたくもなりました。たとえ映画自体の宇宙に対する見解が間違ったものだったとしても、そんな知的好奇心をくすぐってくれたというだけで、この映画の自分に対する影響は大きいものだし、久しぶりに、子供の頃に見たことのない物に出会ったときに感じていた、わくわく感を体験することも出来たし、十分満足です。[DVD(字幕)] 9点(2008-02-03 11:46:24)
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