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プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  インターステラー 《ネタバレ》 えっと、あとから思いっきりくさしますけど観にいったことは後悔しません。まあ、話としての面白さは無きに詩もあらずだし、それよりもアン・ハサウェイが魅力的だったから。(実に不思議なんですよね、明らかに著しい劣化があるのになんでこんなに魅かれるんだろ) さて、批判 1 地球が大変だ、大変だ、次世代では滅びると言われても、その大変さがまるで伝わってこない。食糧が不足して飢えてるような様子もないし(あれで、大変なら実際のアフリカの方がもっと大変)、何よりも自動車を何のためらいもなく乗り回せるということは、少なくともガソリンの供給は円滑に行われてるわけで。単に砂嵐と咳き込む子供で、大変さを表現されても。ここら辺りは、製作者の表現力不足というべきか、やる気のなさというべきか 2 ストーリーのあまりの適当さ。 地球大変で、人類が滅亡に瀕してる時に、宇宙に裂け目ができました。これは人類にチャンスを与えるために作られたものだ、ってどこをどうひねったらそういう発想が出てくるやら。売れないSF作家なら言い出すかも知れないけれど、少なくともNASAで責任ある地位がある科学者の発想じゃないでしょ。本当に適当なストーリー展開w で、ブラックホールに落ちたら5次元人?未来人?が空間、時間を超えて地球とつないでくれて、人類の危機を救うことができました?もうここまで来ると口ポカーンのレベル。 ていうかそれだけ万能な5次元人なら、ダイレクトに地球に情報伝えればいいのに。塚、なぜ助けるかという理由も明示されず(彼らが未来の地球人というのは、何の根拠もない主人公の勝手な思い込み) まあ、とにかく全編ご都合主義のストーリーでした。こんな大宇宙に広がるご都合主義を見せられたら、若大将がなんどもなんどもすみ子さんと出会うご都合主義なんて、決して文句を言えなくなりますねw[映画館(字幕)] 7点(2014-12-01 16:40:02)(良:1票) 《改行有》

22.  オレンジと太陽 《ネタバレ》  あまりにもシリアスな題材なので、取り上げたこと自体がすごく意味があると思いますが、逆にその重大さ所以に、女優が演じるフィクションという形ではなくて、綿密に一つ、一つ、の証言、事実を積み重ねていったドキュメンタリーという形にすべきだったのでは。  フィクションという形をとる限りは、「薄汚れたビッチが、嘘をついて神父さんたちを苦しめている」と盲信する、非常に知的能力の低い人々の心をこれっぽちも動かすことはできないと思われ。  しかし、それがあくまで現実的で被害者たちのためになるとは言え、主人公の目的があくまで主人公たちの身元を探してやること、親を見つけることに終始して、英豪両政府の役人、修道院で「神」に使える「敬虔な」修道士という仮面をかぶった獣たちを追求することに向かないのは、少し残念な気が。  しかし、カソリックというのは、もう少し自浄能力があると思ってたんですがね。敬虔な信者である曽野綾子さんのご意見とか少し伺いたいような気がします。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-15 14:41:04)《改行有》

23.  ヴィクトリア女王 世紀の愛 いろんな面で知的な好奇心を刺激される作品でした。まず、ナポレオン戦争の数十年後という時代が惹かれるし、国王、女王と内閣、国会の関係、あるいは国民との関係。 国王に対してまったく反抗的な行動が許されるヴィクトリアの母とか、王位継承者に対してあたかも継父同然の傲慢な行動が許される母の個人秘書(愛人?)。国王の代替わりと政党内閣の関係、歴史好きを自称する割には、西洋史には暗い自分にとっては興味深いことだらけだした。そもそも同じように王室を持ちながら、男系で継承されていくのが当たり前の我々日本人の目から見れば、女王が当然のごとく配偶者を持ち、そして彼を父親とする子供たちが、これまた当然のごとく王位を継承していく、ある意味まったくの異文化という感じで、これまたとても興味深かったです。 あまりの題材の面白さに、恋愛パートのしょぼさは気になりませんでした。 エミリー・ブラントさん、実はプラダをが大好きな作品なんですが全く気づきませんでした。塚、改めて見比べてもなお同一人物とは。 女性ってメイクや衣装でずいぶん雰囲気かわるんですね。 平成24年11月25日再見 前回は政治的な事柄ばかり目に入ったが、見直してみて様々な人間同士の関係、思惑(ヴィクトリアとメルバーン、メルバーンとアルバート、最終的には愛人よりも娘を選んだ母親等々)が政治に絡んでくるのも一層面白く興を増しました。ただ、一つだけ残念な点は、メルバーンが首相を辞めなければならなくなった時の、説明のセリフの字幕「彼は信任を失います」前回見たときもイミフだなと思ったので少し調べてみたら、要は与党の事情により議会での多数派でなくなったということ。「vote」という単語も使われてるわけだし、もう少しわかりやすい翻訳はできなかったのか?まさかプロの翻訳家が、携帯で簡単に調べられるほどの手間もおしんで意味わからないまま適当に訳したんではないでしょうね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-15 14:39:40)《改行有》

24.  ウディ・アレンの夢と犯罪 《ネタバレ》 ごく平凡な兄弟が、兄は身の程を超えた美女、弟はやはり身の程を超えたギャンブルのために徐々に犯罪に追い込まれていく姿、(特に、自分も過去ギャンブルで大変な目にあったことがあるので弟の深みにはまっていく姿、他人とは思えませんでした)、そして首尾よく計画殺人に成功したものの、精神的に追い込まれていく弟と、もう少しで幸せをつかみそうになりながらどうしても兄弟の絆を切れない兄。  すごくリアリティのある、息の抜けない流れでとても楽しめました。それと兄の恋人役のヘイリー・アトウェルさんすごく綺麗でしたね。英米映画って時々、絶対的な美女でないと成り立たない役どころに、演技力重視の配役をしがちなんですが、ウディ・アレンだけは、必ずそれに相応しいルックス重視の配役をしてくれるんで非常に好感度大です。 平成26年7月12日 8点→セルDVDを買い求めたいレベルという自己基準からすると少し。しかしはぐれ死にもほどがあるw あんなんでいちいち死んでたらこないだ見た邦画の登場人物たちとかw 8→7[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-12 17:58:22)《改行有》

25.  ジェイン・オースティン/秘められた恋 《ネタバレ》  前半部分と後半で全く印象が変わった。 実は前半部分は、才能を誇示する少し空気が読めない女性みたいな印象があって(皮肉という言葉の解釈とか)、少し嫌に成りかけたのだが、 後半、特に駆け落ちを途中でやめるあたりから、情熱を秘めた理性みたいなものにぐいぐい引き込まれた。  ハサウェイ、表情が豊かで実に綺麗で、それだけでも見たかいはあった。 相手の男、どこかで見たことあったと思ったら「つぐない」で陥れられ人でしたね。 なかなかいい「眼」の演技ができる人ですね。 ストーリーに派手さは無いんで、前半部分で自分のようにだれかけるかも知れないんだけど、それさえ乗り越えられればしっとりとした味がある佳品だと思う。 平成24年12月20日追記 こういう映画は本当に困る。前半部分でかなり退屈なのに、クライマックス近くで深く、深く心を打たれるような映画は。こういう映画との出会いがあると、本当に最初から最後まで退屈でつまらない映画を途中で見切る踏ん切りがつかず、結局最後までつまらない映画を見続けることに(笑)  ただ、この映画の前半部分の退屈さに関しては、映画の質というよりは、むしろどうしようもない文化間の壁でしょうね。  例えて言うなら、寛政年間、地方に浄土宗寺院の娘として生まれた女流俳人の暮らしと恋愛をどれだけ丁寧に良心的に描写した映画があったとしても、イギリス人が見たら理解不能、イミフなことが多くてものすごく退屈するのではと。  つまり、この映画の前半部分の単調さ、少しわかりづらいところは、むしろそれだけ良心的な丁寧さに由来するものと考えます。 点数のみ8点→7点[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-10 13:09:26)(良:1票) 《改行有》

26.  さすらいの航海 《ネタバレ》  見る前から暗い展開がわかってて鬱だったんですけど、緊張感がずっと続く展開が見ごたえあって見てよかったと思います。  特に当時の一般的なドイツ人なら必ずしもユダヤ人に好感を持っていなかっただろうに、自らの家族を危険にさらしてまで、最初は船長としての乗客に対する責任から、最後はそれを越えたヒューマニズムでユダヤ人を救おうとした船長(この俳優ずっとドイツ人と思ってたら北欧の人なんですね)に惹かれました。この人は良心的なドイツ人やらしたら世界一っ!w  もう一つこの映画の特に優れてることは、ユダヤ人を迫害・差別したのがナチスだけではないことをはっきり表現したこと。  特に反乱を起こしかけたユダヤ人の「お前らキリスト教徒が」の台詞には少しおどろきました。  あと、フェイ・ダナウェイとリン・フレデリックがとても綺麗でしたね  平成267月8日 自分の場合、繰り返し見たくならない映画は点数が下がります。7→6  ※3[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-08 11:27:48)《改行有》

27.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》  ジョルジュ・メリエスにさほどの思い入れがない人間にとっては、かなり大風呂敷の伏線のわりには、こじんまりと回収されたなという印象は否めません。(要は、一人の人間の精神的な復活ですから)   やたら派手な歯車集団で動かされる時計で象徴されるようなファンタジックな舞台設定な割には、ストーリーもごくごく現実的で。  ただ、それにもかかわらず自分にとっては、クロエ・グレース・モレッツという女優を知ることができたという唯一点でかけがえのない映画となりました。 (「涙そうそう」麻生久美子、プリティプリンセス(ハサウェイ)、ブレイブハート(ソフィ・マルソー)、アルマゲドン(リヴ・タイラー)つぐない(シアーシャ・ローナン)と並ぶくらいにw) なんて好感が持てる容貌なんだろう 2013年11月7日再見 前回観た時ねてたんだろうか、ずぶん。この映画の、こんな雰囲気の良さに気がつかないなんて。本当に、この映画の中の世界に入っていきたいほど、素晴らしい雰囲気の映画でした。また、登場人物が鉄道公安官も含めて全員愛おしくて、こんなことも珍しい。 ヒューゴをやった少年とクロエ、数か月だけクロエの方がお姉さん(いわゆる学年が上っつうやつね)なんだけど、随分クロエの方がお姉さんに見えました。 これくらいの年代だと、女の子の方が少し年上の方が絵になりますね。[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-11-07 08:32:00)《改行有》

28.  スノーホワイト(2012) 《ネタバレ》  魔法の鏡とか7人の小人とか毒りんごとか、原作の童話の中の有名なエピソードの消化、アレンジはなかなか巧妙で面白かったんですが……  残念ながら白雪姫が「世界で一番美しい」という物語世界の根幹をなす設定にふさわしいキャスティングだったかどうか、あまりに微妙で「おら、なんもいえねえ」  画像検索すると、スチュワートもそこそこなんかなと思うんですが、この監督はその美しさを映し出すのにほとんど成功していない、塚、美しさが極めて重要な要素だという認識があったか[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-15 12:09:41)《改行有》

29.  ハンナ 《ネタバレ》  納得できたようで納得できない話。その原因はヒロインがあまり強くないこと。(ものすごく特別な存在であるかのような前振りして、普通の悪人や育ての父と互角程度では)  ヒロインが絶対的に強い存在であるならば、わざわざ信号を発信させて、最終的にあの場所に来させた理由も、復讐を遂げさせるためと納得できるのだが、それまでの流れでその強さを感じさせる要素が少ないため、むしろひっそりと暮らした方が幸せじゃないと思わせた段階で失敗作。    途中で知り合った家族の、自分たちは世の中のことすべてわかってるんですよ風の市民派臭も少しイラついた[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-23 06:12:20)《改行有》

30.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》  映画の冒頭では、非常に意味がとりづらく五里霧中の状態から、終わってみればすべての伏線が回収されてすっきり、これぞミステリーの醍醐味でした。また、ダニエル・クレイグは一番好きな007で最初から好感度大だったのに加えて、ルーニー・マーラーさん、中盤ぐらいまではあまりに特殊なメークに引き気味だったのに、終盤にかけてどんど魅かれていったのは自分でも不思議だったんですが、画像検索して納得、大美人ですね。悪徳企業家、変態後見人も含めて制裁を受けるべき人間がしかるべき制裁を受けているのも心地よかったです。  ま、ぶっちゃけ、内容を100%理解しているとは言い難いんですが、そのことを残念に思うよりも、これから繰り返し見て、いろいろ発見していく楽しみが残りました。もっと早く見ればよかった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-30 10:06:39)(良:1票) 《改行有》

31.  邪魔者は殺せ 《ネタバレ》  まず、主人公を除く登場人物、それから私より前の11人のレビュワーさんの誰にも、 全く憐れんでもらってない気の毒な殺された会計士さんに謹んで弔意を表します。  人が何人も死んでいくわりには、あまりに説明不足で薄っぺらなストーリーですね。  もちろん、北アイルランドのテロを伴う一般市民まで巻き込む独立闘争とか、北アイルランドには独立反対のプロテスタント系住民も大勢住んでいて必ずしも独立闘争が住民全体の支持を受けていないこととか、少し調べればわかることですが、映画の中では単に「組織が」「組織が」と表現されるだけで、主人公たちがどういう大義のもとに戦っているか、そして市民たちが彼らに対してどのようなまなざしを持っているか、まるでわかりません。ある意味、そんなこと説明してもらわなくてもわかるよっていう、イギリス人、アイルランド人限定の映画ですね。(組織が、組織がってショッカーの戦闘員でもそれくらいのことは言うw)  あと、別にこの映画に限ったわけじゃありませんが、画家とか鳥を飼っている親父とか、エキセントリックな人間を出して、エキセントリックな言動をさせれば何か映画に深みができるような勘違い、洋画、邦画を問わずありがちですが嫌いです。[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-02-11 14:49:11)《改行有》

32.  針の眼 《ネタバレ》  前半部分は大好きなサザーランドが、冷酷無残にたとえ自分の味方でさえ任務のため、刺し殺すニヒルさにワクワクしながら見てたんですけどね、残念ながら島へ行ってからの後半部分が…… キャラ違うやんか! もう一目あったその日から女性にベタベタに惚れて、一緒に寝てて潜水艦に連絡しそこなうとかもうボロボロです。 で、あげくがその女性に指切り落とされてもなおかつ危害を加えるどころか、せめて身体を縛って欲しかったのにそれもせず、あげくが素人の女性が撃つ拳銃に撃たれて死ぬとか。  未読でなんですが、なぜこのストーリーが高い評価を得ているか、理解に苦しみます。 平成24年12月3日 追記。あまり納得ができないので、図書館で原作を借りてきて読んで、はっきりした点がいくつか。まずラストのあの時代にはあり得ないヘリコプター、 それから拳銃を取り扱ったことのない女性が遠距離から命中、この二点は映画の改悪です。原作では水上飛行機ですし、スパイを殺すのは岩を落として殺してるので。あと、旦那が襲いかかってきたのはスパイと見破ってというより、どっちかつうと不倫を見破っての要素が多いみたいです。あとはほぼ原作に忠実なんで余計謎が深まりました。島に着くまでは追う方も、追われる方も本当に隙なく、優秀で面白いんですが、島についてからが……。なぜ、この小説自体が賞まで貰うほど大ヒットしたのか理解に苦しみますが、一つ思うのは、世の中にはエロティックなシーンは好きだけど、エロ小説を読むのは品位に関わると思ってる人が結構いるのでは?(日本でいうと渡辺淳一とか好きな人ね)そういう人には、この小説とかチャタレィ夫人とか嬉しいんでしょうね。「自分は、純文学やスパイ小説を読んでるんであって、エロ小説を読んでるのではない!」ってとこですか。  ところで他の方のレビューを読んで気になったのが、主人公を犯罪者とか変質者みたいに捉えてる方が見えるところ。それは、どうかな。自分からしてみれば、優秀な軍人が自分の任務に忠実に行動しているのしか思えないんだけれど。もし彼を犯罪者とみなすなら、東京を焼き払ったり広島、長崎に原爆を落とした爆撃機のクルーたちも悪質な犯罪者、精神に異常をきたした者たちってことになりますが。 ところで原作ではヒロインに関して「美人」「美しい」という表現がいっぱいあったんですがw [DVD(字幕)] 6点(2012-12-03 09:55:15)《改行有》

33.  ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 平成24年11月5日全面改訂。 久しぶりに見たら、つくづくつまらなかった。(自分当直の時間つぶしに映画を見ることが多いんで、意識を失うほどつまらない映画って本当に困る)  まず、ほれ薬がどうしたこうしたの恋愛モード、実にくだらない、退屈極まりない。塚、魔法界に大きな危機が迫ってるという緊迫感はどこに行った?シリウスを殺された悲しみは?(むしろ、与えられた使命に押しつぶされそうなドラコに感情移入してしまったw)   それでも女優が綺麗だったらまだ興味をひかれただろうが、エマ・ワトソンを除くとごくごく平凡な容姿の女優さんたちの恋愛を関心持って見ろと言われても……(思えば、彼女はイギリスの映画界としては奇跡的な存在ですねw)  それと実は本筋もつまらない。魂を分離してあちこちに分けておくとか。なぜ、わざわざ主人公たちにとっかかりやすい弱点を残す?意味不明。そして、その謎をさぐる方法ときたら!前作まではまだいろんな要素が絡み合っての面白さがあったけれど、今回は「先生に取り入って本当の過去を教えてもらえ」 最初から、最後までこれだけ。単調というか芸がないというか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-05 12:27:48)《改行有》

34.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》  マグナ・カルタを平民が作成したりとかフランス王がイギリスに侵攻したりとか(史実は逆)あいかわらず突っ込みどころの多いストーリーですが、ま、ロビンフッドそのものがフィクションですから、それほど気にもなりませんでした。  むしろ、投石器で投げられた石が爆発するような他の中世ものと比べると、随分リアルな戦闘シーンは好感が持てましたし、あるいは史実に即した王と国民との共存を求めるマグナ・カルタの内容=主人公の主張も快適でした。(従来のハリウッドものなら、いきなり王を廃止して共和制とか言いかねないですからねw)  主人公達も悪くは無かったですが、人間としては、一見馬鹿殿そのままに見えながら、国難に際してはとりあえず国民を纏め上げるジョン王とか、あるいは命をかけてまで、自分の生まれた国よりも夫の国を救うことを選ぶ王妃とか、脇役の人物像が面白かったです。  あと、マリアンが出陣してきた時、「エリザベス女王来たあああ」と突っ込んだのは私だけですか?w 平成24年再見。全体に悪くはないんだけれど、すごく面白かったり、あるいは胸を打つものが感じられなくて。主人公の戦う動機が弱いんじゃないかな。例えば、父の遺志をついで自由な国を作るために国王と戦うくらいのストーリーなら、もう少し感じるものがあったかも知れないんだけれど、自由な国を王に認めさせるために、とりあえず外国の侵略者と戦うって、なんか迂遠でいまいち盛り上がりに欠けません?情念的にも、ちょっとマリアンのお父さんが殺されたくらいでは、やはりまだまだ物足りないし(言ったらなんだけれどもともと老い先短そうだしw、だいたい自分からかかってったわけだし) まあ、この製作者が出鱈目な設定で映画作るのには今更呆れもしませんが、一介の石工が自分で近代的な人権思想を生み出し、息子がその実現のために戦うって、人を感動させるためにはあまりに薄っぺらじゃありませんか? それからクライマックスの戦闘シーンも、なんでイングランド軍が勝ったかよくわからないままに、勢いで勝ってしまう面白みのないものでした。(しかし、前が開く上陸用舟艇風の船には爆笑でしたね。あれといい、あるいは海底に沈んでいく兵士たちといい、今のハリウッドには上陸戦を描写するときは必ずプライベートライアンをパクらなければならないという不文律があるんでしょうか?w)[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-29 10:16:26)《改行有》

35.  ラストエンペラー/オリジナル全長版 《ネタバレ》  平成24年10月15日全面改訂。まず西大后死亡の瞬間に、大勢の人間が乱入してきてトランペット風の楽器が吹き鳴らされるシーンに代表されるような細部のいい加減さ、ひいては西洋人がアジアの物語を、どんなにまじめであろうが、ある意味「適当に」想像してファンタジー世界として作り上げてしまうことの可否までふれようと勢い込んできたんだけれど、製作国に「中」を見つけて腰砕け。描かれている国が製作に加わってるなら、同じアジアとは言え、他国の人間が容喙できない。  しかしながら、どうしても納得できないのが言語。何も今更、中国人が英語を話すのがおかしいなんてありきたりなことを言うつもりはない。(2chの某スレでよく言われるように英語吹き替え版を見たと思えば苦にもならない)  問題なのは、中国語を母国語とする中国人の皇帝と英語を話すイギリス人の教師が、出会った瞬間からよどみなく会話を始めるまさしくこの一点につきる。言語もひいては文化的バックグラウンドも全く違う人間が、全く支障なくコミュニケーションを成立させる、この時点でこの映画のリアリティは限りなく0に近いと思う。(実は、あの英国人教師は中国文化に堪能であり、当然中国語も話せただろうという歴史的事実はあるが、映画の中できちんと説明されているわけでもない)  なにかこの問題を声高に話すと、非常に子供じみてしまう気もするんだけれど、でもおかしいと思いません?国も、人種も、文化も、そして言語も全く違う二人の人間が、何の苦労もなくコミュニケーションを成り立たせることが可能であるこという「映画」のお約束。(それが英語であろうが日本語であろうが、中国語であろうがスワヒリ語であろうが)[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-15 16:54:21)《改行有》

36.  ニコライとアレクサンドラ 《ネタバレ》 生半可なフィクションよりも、史実の方がよほど面白いことがよくありますね。 この映画はまさしくそれです。  ロシア帝国がどのようにして崩壊したか、そしてソビエトという血塗られらた恐ろしい国がどのようにして生まれたか、実によくわかり面白かった。 特に、血の日曜日の最初の一発、主婦達の暴動を鎮圧しに出動したコッサク兵のサーベルが小麦袋に振り下ろされる瞬間、あるいは皇后が宮廷の窓から全ての衛兵が消え去ったことを知る瞬間、歴史の劇的な一瞬を映像できちんと表現できているのが素晴らしかった。  また、ほんの小さなことで歴史が大きく変わっていくこともしみじみと感じた。もし、あの息子が血友病でなかったら、あるいは血友病だったとしても、あっさり赤ん坊のうちに、死んでいたら、あれほど皇帝夫婦の行動に悪影響を与えることが無かったかもしれない、ソ連みたいな国が生まて、50年間にわたって何千万人もの人々を苦しめることもなかったかもしれない。(そうすれば、半島に他国の国民を平然と拉致するような国家も生まれなかったわけで)  唯物史観のサヨの歴史学者とか、あるいは王制というもの本来否定的なアメリカ人の歴史学者とかは、すぐ皇帝とか国王を血に塗れた暴君であるかのように描きたがるけれど、実際にはニコライは単なる勤勉な無能者に過ぎなかったこともよく理解できた。(軍隊ではそういう人間は、真っ先に追放か銃殺すべきと言われてますがw)  ただ、惜しむべきはラスプーチンに本当に霊的な力があったかのような描写は映画の格調を少し貶めていると思う。平成24年9月17日追記。上記に述べたような長所に加え、退位してから徐々に成長していく皇帝の描写も面白かったんだけれど、ただ…… ちゃんとした監督、脚本家の割にはあまりにも平坦な、あえて言うと素人じみた作りの映画じゃないかと。やはりどこかの部分をもっと強調すべきでは。年代順に淡々と事実を並べていくだけでは、どうしても面白みに欠けるのでは。例えば、冒頭に銃殺直前を持ってきてそこからさかのぼる形とか、いろんなやりようがあったと思われ。[DVD(字幕)] 6点(2012-09-17 12:46:22)《改行有》

37.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》  ガジェットとかは大がかりになってるけれど、話そのものはしょぼいですね。王妃の首飾りが紛失しただけで、王妃の浮気確定→王妃の処刑→英仏両国開戦→フランスの王位簒奪。古典としての価値までは否定しませんが、現代人の眼から見たら、あるいは史実に法って考えても、ちょっと強引な説得力に欠けるストーリーではないかと。  ところでミラさん、ずいぶん胸が豊満な感じが…… あれも特撮でしょうか?w[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-10 11:01:37)《改行有》

38.  スターリングラード(2001) 《ネタバレ》  何かリアルなところとそうじゃないところが入り混じった不思議な感触の映画でした。 そもそもソ連がスターリングラードの戦いで勝利したのは、敵を逆包囲した大規模な電撃作戦と、その間ドイツ軍をひきつけ続けたスターリングラード守備部隊の見事な対戦車戦闘によるものであるんだけれど、この映画見ただけではそういったことは全くわからず、何か主人公が狙撃でドイツ兵を大勢殺して、それに奮起したろくろく小銃も持たなきゃ、統制も取れていないさながら群集のようなソ連軍が立ち上がったら、それで優秀な機甲部隊を持ったドイツ軍が負けていったみたいな、無茶苦茶な印象を与えかねない映画です。 塚、そもそもそういった意味でのリアルさを描写するつもりは製作者に無かったんでしょう。(普通に考えて狙撃銃でドイツ軍の重戦車撃破できないしw)  ただ、描かれる場面、場面がとても迫力があってリアルだったことは、否定できません。最初の列車から降りて見た戦場の光景、荒れ果てた都市へのドイツの爆撃、いずれも今まで見たことの無いようなスケールでワクワクしました。(それだから、こそ大規模な戦争を一対一の争いに矮小化されたのは、残念でしたが) レイチェル・ワイズ、見るたびに全然魅力が違う、不思議な女優です。この映画では、とても素敵でした。平成24年9月5日追記 大好きなラマンの監督をあまり貶したくないんだけれど、誰でも得意、不得意があるのは当たり前ですよね。それでもほんの少しでもスターリングラード戦の様相、あるいはもっと言うなら近代戦というものを勉強してから脚本書いてほしかったと思います。まず酷いと思ったのが冒頭の戦闘シーン、あり得ません。終始ドイツが攻める側で、市内のソ連軍は逆包囲のために守るというのが実際の様相です。守る側のソ連があんな無謀な突撃を行ったらどうなったでしょうか?後方には数名の督戦隊しかいないのに、その時点で戦線崩壊でソ連側の戦略崩壊です。あと市内の爆撃も酷かったなあ。ドイツ軍だって空軍力に余力があるわけじゃないのに、瓦礫の山を爆撃してどうなる、全くの小道具でしたね。例えてみれば203高地を舞台にハリウッドが映画を作り、無謀な突撃と狙撃兵の活躍のみに触れて、28センチ砲のことは完全無視、そんな映画です。これは[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-05 10:41:11)《改行有》

39.  トロイ(2004) 《ネタバレ》  よその国で歓待されながら、その国の王妃を寝取る、たぶん戦争になること承知で国に連れて帰る、「戦争やらないで決闘でけりをつけよう」と自分で言い出しながら、ヘナヘナと負けて逃げようとし、兄に助けてもらう。自分のせいで国を失い、父、兄を殺されながら、あくまで妻との愛情が優先。  こんなやつが特に非難もされなきゃ、酷い目にもあわず、あげくが最後に主人公射殺すとか。  もう、パリスが画面に出てきただけで不愉快になりましたw(神話だからしょうがないといわれても) 戦闘シーンも酷いですね、単に大勢同士でチャンバラやってるだけで、この手の歴史物では最悪です。製作者は欧米人なのにギリシャの集団戦法もしらないんでしょうか。 ただ、ダイアン・クルーガーがとても綺麗で、戦争引き起こすだけの説得力はありましたw 平成24年9月3日再見(おそらくラスト)名古屋弁で「馬鹿」を「とろい」と言いますが、まさしく「とろい」映画。 特に今回強く感じたのは、最初の攻城場面。難攻不落と知られている、しかも優秀な弓兵がそろってる、そんなトロイを攻めるのにろくろく攻城兵器も持たずワラワラと大勢で攻め寄せるだけ、そりゃ負けるって。こんな馬鹿なとろい戦闘シーン見たこともない。  あと、登場人物の誰にも魅力を感じなかったなあ。そもそも侵略する方に理(女房を寝取られた、一対一で解決するはずの取り決めを一方的に破られた等等)があるのも、気持ちが入りにくいし。  また今回見て、実は主人公が一番おかしいめちゃくちゃな人間じゃないかと思った。一見、悪役っぽいギリシャの王様兄弟だが、彼らには「侵略して、富や領土を奪いたい」「逃げた女房を殺したい」等、一応理解できる動機があるんだけど、それに比べてアキレスときたら、「歴史に名を残すために戦う」ってそんなもので殺されるものの身にもなってほしいwいわば、殺人鬼、殺人マニア。こんなのが主人公じゃ。[地上波(吹替)] 1点(2012-09-03 14:52:49)《改行有》

40.  キング・アーサー(2004) 《ネタバレ》  相当頭が悪い脚本だなと思ったら、グラディエーターと同じ人なんで納得ですw。 塚、もしかしたら頭が悪いと言うよりも、悪いふりをして意図的にカソリックを貶めるのが目的かも知れませんね、この作品の場合は。だったら頭が悪いとか言っちゃ駄目ですね。  もう、とにかく主人公の設定が完全にあり得ない出鱈目なのは、もちろん、ローマ帝国下で司教が帝国を代表して領地を支配(大爆笑)とか、ローマ皇帝と教皇が共同して帝国を統治とか、こんな脚本通っちゃうこと自体、あちらの教育レベルも相当落ちてるんでしょうかw。  ただ、実は話自体はそこそこ面白かった。特にローマ帝国が引き上げて現地人に王と祭り上げられてサクソン人と戦う流れなんかはね。戦闘シーンも人だけは大勢使って、そこそこの迫力は。(特に氷の上とか良かった)  それだけに、余分なキリスト教がらみが余計惜しまれますね。 あと、実は初めてナイトレイが綺麗だと思えた。 追記。製作がパールハーバーと同じ人だと気がつかなかったのは迂闊でした。おそらく面白くするためなら、なんでもボロカスに描写してかまわない人なんでしょうね。サクソン人だけじゃ悪役が足りないと思ったら、キリスト教の司教に領地を支配させて、異教徒迫害とか。だからこんなカスが作ったパールハーバーとかいちいち腹を立てる方が大人げないのかもしれない。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-27 11:14:01)《改行有》

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