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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. スナッチ 「ロックストック~」と殆ど同じノリだけど、見ていてすごく楽しかった。私としては「ロックストック~」よりブラピの存在にハナがあるし、益々冴えてるという感じがしましたが。それにしてもイギリス人のマヌケぶりってなんてラブリーなんだろう。大好きです。7点(2002-08-23 16:11:49) 42. フォロウィング 私の場合あろえりーなさんの逆。「メメント」と「フォロウィング」を見て クリストファー・ノーランとはウマが合うと思いました。ストーリー的にはそれ程凝ってないので彼のセンスに合うか合わないかで感想が大きく違うような気がします。7点(2002-08-07 11:01:41) 43. ミリオンダラー・ホテル ヴェンダースのファンとしては、この映画のヴェンダース的映像とU2の音楽にやはりやられる。コメントを聞かれれば「私は好き」と答えるが、他人に薦める気には慣れない映画。7点(2002-03-26 16:34:28) 44. ミニミニ大作戦(2003) スピード感があって爽快。いいよね、特技持ってて使えるヤツって。カーチェイスシーンもワクワクした。不評の邦題ですけど、アクション映画があまり得意じゃない私がこの映画を見たのは「ミニ」を見たかったから。ツレがクラシック・ミニに乗ってるんだけど、夏は暑すぎるとクーラーをかけられないし、うるさいし、荷物もあまり乗らないし、こまめにメンテしなけりゃすぐ故障する。そんな英国らしくて不自由なこのクルマが私は大好きだ!ちっちゃいくせに誇らしげで不遜なツラ構えは大きなクルマの中にあって益々絵になるんだよね。けど、この映画で使われているBMWミニはミニであってミニにあらずって気がするのでちょっとガッカリだったな。出番も思ったより少ないし。この欲求不満はオリジナルを見てはらすとしよう。6点(2005-02-14 13:48:54) 45. モーターサイクル・ダイアリーズ 映画を見る前に原作を読んだ。原作の中のゲバラは普通の若者で、この青年と世界的に有名な革命家はうまく結びつかない。彼は若くてエネルギッシュで楽天的で何より冒険を楽しんでいる。そしてその中で初めて肌で感じる南米の過酷な自然と労働者の現状に「何かおかしいんじゃないの?」と子供のように純粋な疑問を日記に綴っているのだ。この旅はゲバラの闘争の精神が形になる前の、もっともっと根本的な部分を培った旅で、青春放浪記としても面白いし、後の彼との比較も興味深い。更に南米の原始的な荒々しい自然の描写に魅了され、半端じゃなく厳しい労働者の暮らしには考えさせられる。ところが映画はチェ・ゲバラ=エルネスト・ゲバラを観客に納得させる為だろうか、ゲバラが妙に生真面目でナイーブ過ぎて面白みに欠けるというか、バイタリティに乏しい人物になってしまっている。反面、川を泳いで患者に会いに行くなんていう大げさなエピソードの創作は、かえって彼を陳腐なパフォーマーにしてしまった気がした。そうやって劇的効果を付け足した割りには、ゲバラよりも友人のアルベルトの方が魅力的な男に思えてしまったのはなんとも皮肉な話。チェ・ゲバラの青春と南米を舞台にしたロード・ムービーというシチュエーションにあまりにも期待し過ぎてしまったのが私にとっては不幸だったのかもしれない。因みにゲバラは帰国後医学部を卒業し、ハンセン病治療の仕事をする為アルベルトに合流するべく二度目の旅に出る。このとき民族主義革命直後のボリビアでその現実を目撃、次に社会革命進行中のグアテマラへ。グアテマラで反米人物の逮捕がはじまりメキシコへ逃亡、そこで亡命中のカストロと会うのだ。6点(2004-11-07 18:37:04)(良:2票) 46. 007/カジノ・ロワイヤル(1967) このくだらなさは結構好きです。ウディが「身長170cm以下の男しか生き残れないウィルスをばらまく」とかなんとか(うろ覚え。間違ってたらごめんなさい!)相変わらずの自虐ネタは笑った。但し、この映画も何度も見たいとは思わないっすね。結構疲れる。バカラックの音楽はここでも最高!サントラは必聴。6点(2004-05-20 13:14:08) 47. 秘密の花園(1993) 冬の間寂しかった我が家のベランダも、春になって近頃俄然賑やかになって来た。新しく植えた苗もかわいいのだけど、冬の間茶色くてカサカサだった枝からポツポツと生えてくる緑はもっと愛おしい。冬の間ほっぽらかしておいたのに春になれば何度でも再生する、その生命のエネルギーにはすさまじいパワーがある。この映画はそんなエネルギーが奇跡を起こすことをすんなり受入れさせるような作りになっていて、こじんまりとした良い作品だと思う。それにしてもここにレビューされてる方は原作ファンの方が多いようですね。かく言う私も子供の頃大好きで何度も読んだのが「秘密の花園」と「ああ無情」それとアンデルセン童話で、これらの作品は現在の自分の感性に結構影響を与えている気がします。6点(2004-04-14 11:17:19) 48. アバウト・ア・ボーイ 音楽担当のBadly Drawn Boyが好きなバンドなのでサントラだけは持っていたのだけれど、映画は敬遠していた。だって「男版ブリジット・ジョーンズ」なんて言われて見る気するかぁ?しかしまぁ意外と良かった。印税生活の気持ちは分からないけど、私も都会の一人暮らしが長いのでヒュー・グラントの気持ちはわかる気がする。ひとりで居ることに慣れてしまうと例えば家族とかそう言うことに現実感が持てなくなって来るんだなぁ。すーっとそっちに行っちゃうんだから、これはとっても危険なのだ。ラストはお約束ではあるけど、まだまだ予断を許さない感じがさりげなくて良かったし、Badly Drawn Boyの音楽も雰囲気にマッチしていた。それにしてもヒュー・グラント。たまらん!あーゆー男に私は騙され易いのだ。6点(2004-03-17 12:26:18)(良:2票) 49. エンゼル・ハート 《ネタバレ》 ミッキー・ロークが大好きだった。ネコパンチで有名なボクシングの試合も見に行った(これはメインのユーリ・海老原(当時)の試合が素晴らしかったので得したが)。そんな私がこの映画のローク氏にウットリしたのは言うまでもない。しかーし!てっきりサスペンスだと思って見てたので最期はボーゼン「おいおい、これってオカルトかよ?」(↓【へちょちょ星人】さん、私も騙されたス!)。気持ちの整理をする間もなく映画館から吐き出され、歌舞伎町の雑踏をしばらくボンヤリ眺めたあのモヤモヤした気持ちが今もよみがえります。 6点(2004-01-09 17:47:59) 50. 旅情(1955) 名作なのは分かる。洒落てるし映像も美しい。けど、ハイミスでオールドミスで行かず後家の私としては、「バカじゃないか、この女」と思ってしまって入れなかったス。6点(2003-12-25 13:29:05) 51. 蜘蛛女(1993) 私が唯一ゲイリー・オールドマンにうんざりさせられなかった映画。あの人はこういうダメ男の方がキレ役より絶対あってる。6点(2003-12-19 11:21:46) 52. ワン・プラス・ワン ゴダールは好きなんだけど正直この映画の寸劇風の部分はさっぱりわかりません。しかしストーンズファンには重要なこの映画、昔はいわゆる「レアもの」で見るのに苦労しました。ひとり音楽性が違う方向に行ってたブライアン・ジョーンズがメンバーに完璧シカトされてるのが見ていて痛い。この後死んだかと思うと辛い。残酷な映画です。6点(2003-12-12 19:04:19) 53. K-19 女性監督が大勢の男と莫大な製作費を使って硬質な映画を作った。その気合いに6点。しかし、かなり深刻に放射能を浴びた様子のハリソン・フォードが生き残っているのは何故?事実は小説より奇なり。6点(2003-10-28 16:06:27) 54. アラビアのロレンス 壮大な映像はCGでは到底表現できない迫力があるし、またサリーを纏ったピーター・オトゥールが砂漠に立つ姿にもなんとも言えない美しさがある。この時のイギリスの2枚舌外交(3枚舌とも言われている)こそがまさに今全世界を不安に陥れている、緊迫した中東情勢の原因であることを、ロマン以外にも感じて欲しいと思う。 6点(2003-10-08 18:39:27)(良:1票) 55. グッバイ・モロッコ ちょっとしたおとぎ話のような、優しくて良い映画だと思います。後味も良いし、モロッコの風景も美しかった(必要以上に美しくクリアだと言う気もしないでもないが)。因みにモロッコはインドなどと同様、西洋文明の呪縛から離れ(逃げて?)自己の内なる世界を追求したいと思うヒッピー達に人気がある場所です。彼女がモロッコに行った必然性はそのへんだと思います。6点(2003-08-05 13:31:43)(良:1票) 56. トレインスポッティング 「エイズ前」と「エイズ後」では若者のサブ・カルチャーというのは、(特に欧米では)大きく変わったと思う。この映画は「エイズ後」である私たちの時代の青春映画だ。と、感じた人は原作を読むことをお勧めします。映画自体は予告編で期待し過ぎたので、ちょっと物足りなかった。6点(2003-05-06 15:53:17) 57. GO!GO!L.A. なかなか面白かった。バッファロー66よりこっちのギャロの方が個人的にはかなり好きです。アキ・カリウスマキお得意のレニングラード・カウボーイズ(ギャロが一緒に演奏していた、とんがり頭&靴のバンドです)が出てる~!とウケてたら、監督は兄貴のミカ・カリウスマキなんですね。ただ、前半の面白さに比べると後半はフツーのラブコメになっちゃて、ちょっとがっかりでした。6点(2003-04-21 10:31:32) 58. ルード・ボーイ クラッシュのローディ(と言っても単にクラッシュの追っかけで、基本的には無職。失業手当で生活している)を中心にクラッシュと当時のイギリスの若者の姿が描かれた映画。ドキュメンタリータッチに作ってあって、この映画を見るとイギリスでパンクが生まれたことの必然性が良く分かります。またジョー・ストラマーとミック・ジョーンズの音楽活動に対する考え方の違いなんかも見えるし、この辺のカルチャーが好きな人には興味深いのでは。6点(2002-12-04 15:25:25) 59. 死にゆく者への祈り ↓そうですか?公開当時見た印象ではミッキー・ロークの作品の中で一番好きでしたケド。ジャック・ヒギンズが原作ですが、小説の主人公はメチャかっこいいっすよ。6点(2002-11-28 15:49:25) 60. 魔王 予告を見てあまりにも期待し過ぎていたため、ちょっと物足り無い感じ。原作は読んでないのですが、話の流れからしてかなり端折ってあるのではという印象を持ちました。それと、純粋であるが故にナチに利用される主人公が、マルコヴィッチでは知的に見えすぎてあまり感情移入できなかったのも残念。6点(2002-06-07 15:11:17)
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