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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 ジョアンナの視点から見れば軟禁されていた所を助けてくれた、アンソニーとのラブロマンス。トッドが父親である事すらも知らないまま話が終わる。肝心のトッドも妻と娘の復讐のつもりで犯していた行為の中で妻を自分の手で殺め、今の娘の姿を見ても気づかずじまい。話し全体が何とも皮肉に満ち満ちてはいるものの、ラストでの血の海の中で抱き合っている夫婦の姿は、「誰にも触れる事の出来ない、離れ離れになってもお互いを愛し続けた二人だけの世界」をあらわしている一枚の絵画のようで、現世では幸せに結ばれる事のなかった、二人への畏敬の念を感じることも出来ました。[映画館(字幕)] 6点(2008-01-21 02:55:04) 42. ストレイト・ストーリー 自分にも弟がいて、男二人兄弟なのですがストレイト兄弟と同じで、もう長いこと口をきいてません。自分たちの場合は、特に理由があったわけではないのですが、気がつけば自然にそうなっていました。でも今考えてみると、兄らしいことをろくにしてあげられなかったことが原因かもしれません。これからどうなるか分かりませんが、どうなったとしてもたった一人の兄弟なんですよね。自分だってこのまま終わりたくはありません。でも待ってるだけじゃ何も変わらない。きっかけは自分で作るものだし、何かがあってからでは遅いんですよね。頭では分かってるつもりなんですが...身をつまされる映画でした。[ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-09 21:42:56)(良:1票) 43. 時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 アレックスの精神状態が彼が着ている衣装の色や背景などにうまく表れていた気がします。暴力行為を繰り返している場面は真っ白な服に身を包み精神的に自由な状態。警察に逮捕され収監されている時、出所してホームレス老人や昔の仲間に暴力を受けている場面では紺のスーツと暗めの画面で心身ともに追い詰められいる。そして、最期の病院シーンでは、全身包帯に巻かれ身体的には不自由なものの、その姿は真っ白で、内面はすでに暴力行為を繰り返していた元の状態に戻っていて、最期の恍惚の表情を浮かべて妄想しているシーンでそれが最高潮を迎えていた気がします。話自体がアレックスの一人称で語られているので、彼の中での映像が内面的な部分に影響されて色彩に表れていたのかなぁと勝手に自分なりの解釈をしました。[DVD(字幕)] 6点(2007-12-26 00:47:38) 44. ノー・マンズ・ランド(2001) 事件は現場で起こっているんですね…[DVD(字幕)] 7点(2007-06-14 15:57:25)(良:1票)
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