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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. 007/スカイフォール 《ネタバレ》 そんなに強そうじゃない相手にもイチイチ大苦戦するボンドさん。それでも、やる気だけは人一倍で、街中をぶっ壊しながら戦う、迷惑不死身なポンコツスパイボンドさん。そんな一生懸命さが素敵です。お爺ちゃんのほうがカッコ良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2013-05-04 10:48:21)《改行有》 62. ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 期待を裏切らない仕上がり。穴登りのくだりは、どうせ脱出できるに決まってる感があり、しらけてしまう。精神論でジャンプ力が変わるものだろうか…。 空飛ぶマシンとカッコいいバイクの火力が凄すぎる。ジョセフ君ステキ。[DVD(字幕)] 7点(2012-12-22 13:28:10)《改行有》 63. ムカデ人間2 《ネタバレ》 混じりっけなしの直球変態映画である。 ムカデ人間マニア、マーティンはお腹ブリーンってなってるし、チビでハゲ。(人のこと言えない!)喋らないし、何より目つきがイきすぎ。そして、ハードな自慰行為。痛そう!見よう見まねの手術も荒くて、失敗したらオロオロしちゃうし。キモさの塊なのである。しかも、ちょっと心配になるぐらい具合悪そう。咳き込みながら、残虐行為に及ぶのがイヤン。ちょっと休んでから、頑張ったら? 変態殺人鬼には元気いっぱいに殺戮を繰り返してほしいものである。前作のハイター博士のような清潔で健康的な変態さんの方が私は好きだ。 白黒のため、映像表現としては目を覆うほどではないが、確かにグロテスクさは増大している。 「あーあー、やっちゃったよ」的なやりすぎ行為も充分。会話もほとんどなく、BGMも気持ち悪い。笑いも最小限に、不穏さもMAXで、不快指数を上げることに労力をかけているのが分かる。そういう意味で、レベルの高い変態映画となっている。 ただし! これはただの変態映画ではなく、「ムカデ人間」の続編だ。笑って泣けて、芸術性とエンターテイメント性に長けた傑作の続編なのである。そう考えると、どうも新たなアイデアに欠ける。数増やしてグロさを増したまでは良かったけど、そこから先がない。 当然、こういう表現はしてくるんだろうなーという予想を超えない。変態性では、1を遥かに上回っているが、映画としての面白さは、断然1に軍配を上げたい。 ともあれ、こんな変態ウンコ映画が公開される日本はまだまだ捨てたもんじゃない。 英断だよ!武蔵野館!!続編があるならば、また足を運ぶ! ※ムカデ人間はフィクションです。良い子も悪い子も絶対に真似しないでください。 …っていうかこんな映画見ちゃダメ![映画館(字幕)] 7点(2012-09-15 19:09:31)(笑:1票) 《改行有》 64. ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 どの画面を観ても歯車がぐるぐる。CG臭い訳ではないのに、流麗なアニメーションのようでぼんやり眺めてるだけでも楽しい。 2Dでも充分すぎるほどの立体感。その割にストーリーや、内容はなかなか地味。 激しく動きのある見せ場は、鉄道公安官や犬とのおっかけっこぐらい。列車がドーン!は無理に作った派手なシーンのように見えた。 少年が主人公の寓話のようでもあるんだが、実在の映画監督ジョルジュ・メリエスを扱ってるものだから、主人公のキャラクターが薄まってしまっている。だったら、メリエスさんの伝記にした方がストーリーとしては面白くなったのかなーなんて思った。 映画愛が溢れる優しく、素敵な作品であることは間違いなし。[映画館(字幕)] 7点(2012-07-17 23:50:44)(良:1票) 《改行有》 65. 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 《ネタバレ》 面白かった!!この大味感はかなり好み。あれだけ暴れまわりながらも、結局何にも解決してないし、話も進んでないっていうのは、続編やる気満々なのか?[DVD(吹替)] 7点(2012-06-16 15:34:27) 66. シャーロック・ホームズ(2009) 軽い掛け合いと、必要以上のスペクタクルと、おまけ程度の推理でできているアクションアドベンチャー。ノリはインディジョーンズ的かも。 楽しかったので、新作も観よう。[DVD(吹替)] 7点(2012-05-13 14:09:16) 67. わたしを離さないで 凹んだ。設定が非道だから、てっきり逃亡劇になると思ったら、そんな非道な運命を受け入れていることが前提だもんで、物哀しいことこの上ない。原作読もうかしら。ちょっと後半駆け足に感じた。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 22:49:11) 68. ハンナ なんのこっちゃな部分も多いけど漫画っぽくて好きだ。ケミカルブラザーズをBGMに脱出するシーンがかっちょええ。絵面、雰囲気、セリフがビシっとキマれば細部はどうでも良し、な感じのする映画だった。[DVD(吹替)] 7点(2012-05-09 22:45:19) 69. ゴーストライター 《ネタバレ》 流石、巨匠。一つ一つの映像が計算しつくされていて、見とれられる。その上、かなり印象的な音楽が、素晴らしいタイミングで華麗に使われる。これぞ上質映画。バカ映画ばかり観てると、こういうのはなかなか新鮮なのである。そのおかげで内容は地味ながら 飽きることなく没頭できた。 真相が明らかになってからあっという間に終わってしまうので、ちゃんと1つ1つのシーンの伏線の答え合わせができなかった。説明しすぎないことが、こういう映画の美徳でもあるので批判はしないけど、僕のように集中力のない人にはあまりオススメできないかも。ミステリーファンの人は是非! 最後、主人公なんであんな余計なことしたの? 義憤?[映画館(字幕)] 7点(2011-09-17 14:34:50)《改行有》 70. イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ 《ネタバレ》 バンクシー以外のアーティストの作品にはそれほど心動かされず、序盤は退屈。 だったら、もっとバンクシーの作品や人生をじっくり見せてほしかったところもある。 バンクシーが出てきて、ティエリーがその気になってからは俄然面白くなってくる。 色々なアーティストが出てくるけれど、やっぱバンクシーは別格のように見える。 だからこそ、才能も技術も経験も思想もオリジナリティの欠片もないような男がシーンに飛び込んで行って人気者になる様を一段高いところから見下ろして、「コイツ、おもしれーな」って余裕をもって嘲笑してるようにも感じた。 と、同時に『アート』という実体のないものを、何の根拠もなくもてはやすカルチャーをバカにしているし。 気持ちは分からんでもないが、嫌な奴! で、監督(バンクシー)はこのシーンをこうして行きたいとか、自分はこういう気持ちでやってるよ!っていう表明がないからどうにもスカっとしないのだ。 むしろ、ある種の諦めみたいなものを感じてしまったくらい。 面白い事は面白いんだけど、視点としては、ちと冷めすぎなんじゃないかな。[映画館(字幕)] 7点(2011-09-04 00:28:27)《改行有》 71. 127時間 《ネタバレ》 そもそも山で遭難して、一人ぼっちで・・・っていう内容なので映画にするには、ドラマ性が極めて薄い題材。世界まる見えとかの1コーナーで、ノンフィクションとして 盛り上がるには良い題材だろうけど。 それをこんなスタイリッシュな映像と、効果的な音響、あれやこれやと技巧をつくして 退屈させないような一本の上質な映画として仕上げたダニー・ボイルさんは流石。 オープニングから、タイトル「127時間」が出るまでのカッコ良さは筆舌に尽くし難い。 それでも、前半はイマイチ面白くないなー、と感じてしまった。妄想や回想にフラフラ切り替わる手法はあまり好きではなく・・・。 しかし、あのクライマックスは凄まじかった。 痛い痛い痛い!!! 数々のホラー、スプラッタで人体が破壊されていくのを観てきたが、ここまで目を覆いたくなるような事は稀。 終わるころにはグッタリ・・・。 人間の手足って、もっと簡単に取り外しできればいいのにね!! [映画館(字幕)] 7点(2011-06-19 15:00:34)(笑:1票) 《改行有》 72. スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 《ネタバレ》 非常に愉快で、楽しい映画だった。笑いどころも結構あり、場内がドっと湧くシーンもちょこちょこあった。気軽に楽しめるコメディとしては充分。 ただ、どうも惹きこまれない部分が多かった。 ●ゲームバトルになる必然性が全くない 無理矢理でもいいから、設定作りをしてくれた方が入り込みやすかったはず。 ●ネタは面白いが、本筋のストーリーが面白くない。 本筋は『彼女と付き合うために7人の敵を倒す』だけ。 だったら「全部倒して初めてキスできる」とかの方が物語としては燃えるよね。 ●主人公がやってるバンドがなぜかパンク(?) ゲームの世界をモチーフにしたなら、テクノとかそれっぽいサウンドを盛り込んだ方がオタクっぽくていいんじゃないかと思った。 ●ヒロインが非魅力的 全然魅力的に見えないのは個人的な嗜好もあるから、仕方ない。 でも、ドラマーや妹や、周りの子の方が魅力的に見えたぞ。 ●主人公モテすぎる。強すぎる。 モテるダメ男って事で、感情移入できないのは良しとしよう。 だけど、なんであんなに強いの?最初は弱いがレベル上げして強くなるとかあれば良かったんだけど。 ●ゲームネタのバリエーションが乏しい もっと色んなゲームネタがあるのかと思いきや、主に格ゲーばかりなのが残念。 敵によって違うジャンルで闘ったり、レトロゲームのテイストを出したりしてくれたら、もっと楽しめたかな。 まあ、グダグダと色々書いてしまったが、細かい事気にせず、個々のネタを素直に楽しむのが正しい。脇役のキャラクターとか、演出も面白かったし、終盤の自尊心を賭けての闘いの辺りは熱かった。 ・・・結末は嫌いだけどね。[映画館(字幕)] 7点(2011-05-05 12:42:45)(良:1票) 《改行有》 73. 英国王のスピーチ 《ネタバレ》 ハードル上がりすぎてた気がする。 キャストも良いし、特に嫌いな部分はなく、手堅い良作として仕上がってるんだけど、想像以上に地味だった。ゴージャスな美術が拝めるような作品ではなく、腰の据わった人間ドラマ。いうなれば、あんまりお金かかってなさそう(それが悪いというのではないけれど)。 普段だったら、こういうちょっと高級感のある小品な作品って、単館でコソっとやってて、いつの間にか終わっているイメージがあるんだけど、そういう作品と違って本作が極めて高く評価されている理由はちょっと分からないかも。 なんだろう、つまらないわけじゃ全然ないんだが、特に悪い人も出てこないし、主人公がそれほど追いつめられるわけじゃないので、最後の上がり幅が弱い気がする。 それにしても、序盤の観衆の前でいきなりスピーチなんて、できないのが普通だと思わないでもないよ。僕は無理です。 王様じゃなくて良かった。[映画館(字幕)] 7点(2011-02-28 14:35:43)(良:1票) 《改行有》 74. マチェーテ 《ネタバレ》 期待を大きく上回ることはなかったものの、面白かった。 R-18だけあって、グロ描写はなかなか良い。最初の5分くらいが一番凄かった。 セガールは、子供の頃から「この人、悪役じゃないの?」と不思議に思っていて、ずっと悪役やってほしいと思っていた人なので、この役柄はうれしい。 でも、案外見せ場が少ない。もっと大暴れしてほしかったなぁ・・・。 トレホもセガールもデニーロもみんなクールなのが、イマイチテンション上がらない。 こういう映画にはブチキレたキ●ガイがいないと。 ボケたシーンも多いのに、ストーリーが結構シリアスだから見方に困る。 悪人も善人もゴチャゴチャとして整然としないところもちょっと見づらい。 テンポ良いバカバイオレンスを期待していたから、若干の物足りなさは残った。 ミシェル・ロドリゲスが魅力的でしたなぁ。[映画館(字幕)] 7点(2010-11-22 00:48:57)《改行有》 75. ウィッカーマン(1973) 《ネタバレ》 男根崇拝とか、娘さんたちの裸踊りが出てくる序盤はただのイロモノ猥褻映画かと思ったが、終わってみればなかなか深い一本だった。 宗教戦争の縮図が描かれていた気がする。どんな宗教ももっとテキトーに信仰すればいいのになーと思う。何かを根拠なく信じすぎてる人ってのは恐い。ニコラスケイジのリメイク版はひどい出来だそうだが、リメイクするような作品じゃないだろ、これ。[DVD(字幕)] 7点(2010-11-03 20:08:11)《改行有》 76. インセプション 《ネタバレ》 これは豪快な映画。雰囲気は「ダークナイト」とやはり近い。 長時間ながらエンターテイメント性が高く、クオリティがバカ高い。 あとは、この綿密でややこしい設定をスっと受け入れられるか、「なんだよ、このかったるい設定は」となってしまうかが、楽しめるかの分かれ道。僕はちょっと後者 まー、夢の中を自分の思いのままにできるんなら楽しいよね。 オイラをフったあの娘も夢のなかでは優しくっていちゃいちゃできるんなら、 夢の中に永住したくもなるよね! 現実になんか帰ってきたくないよね! 現実嫌い!![DVD(字幕)] 7点(2010-08-01 21:40:26)(笑:2票) 《改行有》 77. THIS IS ENGLAND 60年代のイギリスを描いた映画は数あれど、80年代を描いたもの割りと希少なのではないだろうか。スキンズの仲間入りする少年(ポール・マッカートニー似)の目線から、80年代のファッション、音楽、社会問題等、時代性が存分に感じられる。 「アメリカンヒストリーX」に通ずるシリアスな部分も多いが、一つの青春(成長)物語としてサラっと見られる作りが巧み。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 17:29:13)《改行有》 78. シンプル・プラン 《ネタバレ》 雪原での不条理クライムムービーってことで、ファーゴとちょっと似てます。 大金を前にした4人の人物の行動がアホとしか言いようがなく、最初は首をかしげていたが、ドツボにハマっていく彼らがだんだんと面白くなってきました。 冷静で良識的と思える夫婦が一番アホに見えるのも良いです。 皆、一様に真剣なんだが、シリアスなサスペンスとして観るより、もー何やってんだよー、絶対バレるよーとか、突っ込みながら笑ってみればいいと思います。 しかし、モテない兄貴の人生は余りにも悲しすぎます。[DVD(字幕)] 7点(2010-02-13 17:47:23)《改行有》 79. リトル・ヴォイス 《ネタバレ》 引きこもり少女の爽やかでベタな若者のサクセスストーリーと思いきや、なかなか悲喜こもごもな人間達を描いている。 主演の女の子の存在感、歌もさることながら、エゴ丸出しなリアルな人格を持ったクソ母ちゃんと、クソスカウトマンのやり取りは、清々しいくらい。その分、ユアンが空気のような存在感でしたが…。 華やかなショウのシーンではない、ラストの歌が一番印象的。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-11 20:08:44)《改行有》 80. アバター(2009) 《ネタバレ》 ただただ、映像凄い。3D凄い。奥行きとか凄い。あと世界観が良い。人間側の兵器がテレビゲームのフロントミッションに出てくるような近未来兵器だし(分かりづらいかな)、中にはエイリアン2でリプリーが乗っていたような人型兵器も出てきてテンション上がります。T4ほど未来未来してない、良いさじ加減。西暦何年とかっていう具体的な設定もなかったようだし。 他方、ナヴィ側はファンタジーの世界。言うなればパンツァードラグーンの世界(超わかりづらいな)。みんなでプテラノドンっぽいのに乗って、空中から矢を放つナヴィ人達がかっこいー。 ストーリーは普通で展開は読める。大筋は大長編ドラえもんのパターン。異世界を覗いて、自然破壊はやめましょう的な。その割に説明不足な部分は多い。 しかし、3Dって目がなれるのに30分くらいかかる。序盤は目がつかれてしょうがなくって、字幕追うのも大変で集中できない。そのせいで設定を理解しきれてないのかも。3D作品はやっぱ吹き替えで観た方がいいかも。[映画館(字幕)] 7点(2010-01-06 00:04:03)《改行有》
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