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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345678
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101.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 この映画をみて、「板垣死すとも自由は死せず」という言葉を思い出した。 奇抜な仮面やナイフアクションにも目を奪われるが、「自由」や「正義」について真正面から問いた、かなり骨太の作品。 アメリカを植民地化したり、イギリスが独裁国家になっていたりと、映画では大げさに描かれているかもしれないが、偏向的な情報操作などある意味ではあり得ない世界ではないかもしれない。 政治的メッセージの強さだけでなく、もちろんラストのアクションも見応えがあり、それだけでなく、ラブストーリー的な要素や、同性愛などの差別、メディアの在り方等も散りばめられた、かなり深い作品となっていると思う。 どういう社会であれ、その社会を創りあげた責任は個々人にあり(「誰がこんな社会にしたのかは鏡をみるべき」)、社会を変えるのも一人のヒーローの力ではなく、個々人の力によらなくてはならないという当然だけど力強いストレートなメッセージには単純に惹かれた。 また、「V」を具体的に描くのではなく、象徴的な存在として描かれているのもよい。「V」とは一人の男でも、無敵なヒーローではなく、社会を変えようと思うすべての人が「V」なのだから。[映画館(字幕)] 9点(2006-04-24 02:02:12)(良:1票) 《改行有》

102.  いつか晴れた日に 《ネタバレ》 ラストにエリノアが泣き崩れるシーンがいいね。あのシーンだけでいかにエリノアが内に色々なことを抱えて生きていたのかがよく分かる。自由気ままな妹(最初姉を気遣ってブランドン大佐との関係を踏み出せずにいるのかと思っていた…)を心配し、夫を亡くした母を気遣い、言いたいこともいえずに一人悶々とした日々を送り、おまけにルーシーとかいう女に色々とあることないこと訳の分からないことを言われ続けた揚句の涙だけによくエリノアの心情を察することができるよいシーンだと思う。 その後もとくにエドワードとエリノアの二人の結果を執拗に描くこともせずに、さらりとブランドン大佐とマリアンヌの結婚式の中で描くのもさすがにアンリーだ。 そして、あの結婚式の風景を丘で一人見詰めるウィロビーの表情も好きだ。人間的で、かつ複雑な表情をしている。 マリアンヌに幸せになって欲しいと願っているのと同時に、やや後悔にも似た想いを感じる。様々な環境に流されて、間違った選択をしてしまうのは人生に付きまとうものである。 マリアンヌを選ばなかった選択が間違っているか、合っていたのかは分からないが、もし自分がウィロビーの立場ならば、彼と同じ選択をしただろう。その選択が合っているのかどうか分からずに悩みながら人生を生きるというのも一つの男の生き方ではないか。ブランドン大佐に賞賛の声が多数挙げられているが、ブランドン大佐のモトカノの娘を孕ましたというエピソードがなければもっと彼に対しても同情の声があってもよいと思う。[DVD(字幕)] 7点(2006-03-27 01:08:25)(良:1票) 《改行有》

103.  ジャーヘッド 《ネタバレ》 「オマエはケニーGか」一人で爆笑していた。 冒頭とラストのオムツがどうのこうのとか、まだ砂漠にいるとかどうのこうのとかはよく分からなかったけど、それ以外はなかなか良かった。手にした銃の感触は消えないとかそんなことも言っていたが、果たしてこの映画はそんな映画だっただろうか、ちょっと疑問。 イラクとの戦闘シーン(切れた電池を取りに銃弾の中を走るシーンなど)はあったけど、アメリカ兵が死亡または負傷する目立ったシーンが、訓練と誤射というのがこの映画のすべてを物語っていると思う。それなりにサムメンデスのアイロニカルで斜に構えた感じと空虚さが交じり合った空気は悪くはないと思う。[映画館(字幕)] 7点(2006-02-13 01:52:12)(良:1票) 《改行有》

104.  僕のニューヨークライフ 自分の点数は若干低めだけど、アレン好きの人には結構楽しめる作品だと思う。自分も会話自体は充分に楽しめたと感じた。 ストーリーは基本的にないと言っても過言ではなく、主人公ジェイソンビッグスを中心に、彼と恋人、先輩、マネージャー、精神科医との会話を楽しむ映画だった気がする。 しかし、会話が楽しい映画に留まってしまい、深みがある映画でも、魂がえぐられるような映画でもない。 テーマが「人生はそんなもん」なら、もうちょっと主人公ジェイソンビッグスの苦悩なり、人生に対する苛立ちのようなものを感じさせて欲しかった。もっとも、ジェイソンビッグスは彼なりになかなかいい演技をしていたようには感じたが。 本当は彼には色々と苦悩はあったはずだ。 彼女には拒まれて上手くいっていない上に彼女の母親に家に居候されて仕事を邪魔される。 役に立たないマネージャーと手を切りたいけど恩義もあり、マネージャーの生活もあり、手を切れない。 コメディ作家のアレンと新たな仕事の申し出があるけど、全てを捨てて、カルフォルニアで新しい出発をすべきかどうかと、悩んでいたはずだ。 これらの悩みを抱えて、至った結論が「人生はそんなもん」と感じさせなくてはいけないのではないだろうか。 コメディ色を強めた結果、どうにも軽く、印象に残らない映画になってしまったような気がする。[映画館(字幕)] 6点(2006-01-22 22:54:00)《改行有》

105.  ラブ・アクチュアリー 様々な「愛」が溢れた心温まる素晴らしい映画。普通の恋愛だけでなく、言語を越えた愛やあり得ないシチュエーションの愛、友情や、兄弟愛、親子愛など様々な形の愛が描かれているのが特筆すべき点だろう。 どの愛にも美しかったり、切なかったり、応援したくなるようなものがあったりと、この短時間でよくもここまで良い内容にまとめ上げたなという気がする。この映画のどれかに共感できない人はほとんどいないのではないか。 その中でも、個人的には少年の片思いのストーリーと親友の彼女を見守り続ける男のストーリーには泣けた。 好きな女の子のために必死になれる少年の姿には心打たれたし、それに報いてくれる少女の姿も良かった。 また、親友の彼女のエピソードでは、好きな女性だからこそ素っ気無い態度を取り続けて、それがばれた時にでも、どうすればよいのか分からずにとりあえずカッコつける態度がどの国でも同じなんだなと思う。あの「愛」の伝え方もクールだな。悩みに悩んで相手を困らせないように相手のことを一番に考えた方法だろう。「enough」という言葉に重みと後悔のない潔さを感じる。 本当は10点を付けようか悩んだけど自分の心のどこかでそれをストップさせた。なぜなのか考えてみると、この映画は「なぜ二人は恋に落ちたのか」「なぜ相手を好きになったのか」を描いていないからではないか。ほとんどのエピソードでは既に相手のことが好きであり、「どうやって愛を伝えたか」「どうやって恋(友情)を成就(確認)させたか」「いかにして愛を成就させなかったか」という恋の起承転結のうちの「結」に特化して描かれていた気がする。だからこそ、これほど多くのストーリーを詰めこむことができたのだが、それが小さなマイナス材料にもなっている気がする。特に、首相の恋には何らかの引きがねと障害が欲しかった気がする。ヒューグラントは面白い役柄を演じていたが、あの二人の恋には何も感じるものがなかったのが残念である。身分ゆえの障害、見た目ゆえの障害というのももっと押し出すべきではなかったか。 [映画館(字幕)] 9点(2006-01-11 03:19:02)(良:2票) 《改行有》

106.  コレリ大尉のマンドリン テーマは深そうだけど、映画自体は正直言って全くつまらないものに仕上っている。 全体としてみると散漫かつ説明不足ではないだろうか。このテーマならば、もっとペネロペとニコラスの関係は深めに描かないといけないと思う。この内容では親父さんの言う「恋と愛」の違いを具現化したものにはなっていないのではないか。もっと「音楽」を絡めて二人の関係が「愛」に高まるまでを描くべきだろう。 この映画を観る限り最終的には、むしろニコラスの関係が「恋」で、クリスチャンベールの関係を「愛」として描いてもよかったのかもしれない。それだけペネロペとニコラスの二人の関係は希薄なものと感じたし、ベールには真実の愛に気づいたという流れと感じた。 また、ベール自身や、ドイツ人大尉とニコラス、かばって死んだ軍人とニコラスとの関係があまり見えてこないので、やはり物足りないと感じた。 しかしながら、戦争の中で「音楽」や「愛」を描いており、あの陽気な世界には「争い」とは真逆の想いが感じられる。充分「反戦」に対する気持ちが伝わってくるが、やはりこれでは何もかも描き方が不充分すぎると思う。 映画自体は全く異なるが、「パールハーバー」と似たり寄ったりといっても言いすぎではないだろう。むしろ、あちらはアクションが優れているので、まだ見れる気もする。[DVD(字幕)] 4点(2006-01-10 00:02:20)《改行有》

107.  戦場のピアニスト 映画を超越している作品を観た気がする。ほとんどドキュメントに近い完成度の高さだと感じた。こんな映画は今までに見たことないという衝撃を受けた。 「悲惨さ」や「酷さ」が伝わると同時に、やはり一人のピアニストの生き様が激しく描かれていたと思う。何もないときでも常に指を動かしている様子、弾けるはずもないのに隠れ家のピアノを前にしたときの喜び、そして久しぶりにピアノを弾く際のなんとも言いようもない激しさ。 あの時のピアノの音に何を思うのかは観た人によって異なるだろう。 殺されるかもしれないという恐怖(もはやそんなことも感じられなくなっていたかもしれないが)を感じつつも、まず何かを噛み締めるように音を確かめていき、自分がピアニストだったことを徐々に思い出していく。そして、苦しみ、悲しみを音に乗せていき、内に秘めた怒りを徐々にあらわしていき、それがどんどんと大きくなっていく。また、怒りを爆発させると同時に、ピアノを存分に弾ける喜び、かつ、これが最後になるかもしれないから悔いの残らないようにという思いや名残惜しさも感じられる。そんな演奏だったように思われた。 ある意味、監督自身もシュピルマン同様に逃亡者であり、シュピルマンが満足にピアノを弾けないのと同じく、ポランスキー監督も満足に映画作成はできなかったのではないか。しかし、この映画で存分に満足のいくまでの映画作りができたポランスキー監督の姿とぼろぼろになりながらも満足のいく演奏をしたシュピルマン(ブロディ)の姿がだぶって見える気がした。[DVD(字幕)] 9点(2006-01-03 06:54:31)《改行有》

108.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 《ネタバレ》 巷では評判がよい本作ですが、有名らしい伝説のカルト小説の存在すら知らない自分にはちょっと向かない映画でした。一言でいえば、つまらなくはないけど、面白さを感じない。微妙にツボがずれている気がする(自分は宇宙船レッドドワーフ号の笑いは理解しているつもり)。 他の観客もそれほど大笑いしているという感じでもない。もっとも、本作は大笑いするというよりもクスッとくる映画ではあるが。 この映画のツボがたまたま自分に合わないのか、それとも他の多くの日本人にも合うのかどうか知りたいので、レビューが増えることを期待するけど、東京では六本木でしかやっていないのが問題。個人的には、よほどの原作マニアでない限り、六本木まで足を運ぶ必要はないのではないかという気がする。DVDを待っても良いのではないかと思える映画。 【以下ネタばれ含み】 原作を知らないのに語るのには抵抗があるが、なぜハマれなかったのか理由を考えてみたい。 ①「意外と真面目な映画に仕上がっていないか」 ユルイ笑いとナンセンスさが中心になっているかと思いきや、やや哲学的な内容を含み、どうでもいいはずのストーリーなのに真面目くさいのが肌に合わない。 「42」に対する質問や展開もユルくてもよいはずであり、白ネズミの存在や、地球再建なども明確的に描いて欲しかった。 ドアの音、ゼイフォードとフォードが飲む酒、無限不可能性ドライブ後の副作用などにはセンスや興味を惹いたが、やはり笑いと真面目さのバランス感覚が悪い。タオルとかイルカも使い道があったのではないか。肝心のガイドが大切なときに役に立たないというオチでもよい。 ②「せっかくのキャラクターが活きていない」 ゼイフォードを演じたロックウェルや、ハーマを演じたマルコビッチはそれなりの存在感を示したが、アーサー、フォード、トリシアが揃ってイマイチ。もうちょい個性的なキャラになり得たはず。いい味を出しているがマービンももっと笑いが取れるはずだ(緊迫感のある場で場違いな発言をしたり、皆から全く無視されるなど)。 アーサーはもっとマヌケ、悲観的役。フォードは逆に如何なる場面でも「don't panic」で究極の楽観的。トリシアはもっと不思議系でよかったのではないか。 ③この映画をみて「どこかに旅行にでも行きたいな」と思ったりもしたが、そういうテーマに対して上手くストーリーをまとめていない気がした。[映画館(字幕)] 5点(2005-09-11 19:35:18)《改行有》

109.  ゴッド・アンド・モンスター 《ネタバレ》 観終わったあと何とも言い知れぬ感情を覚えた。ありふれた感動とも異なる表現しにくい感情を覚えた。この映画の本質を捉えるのは難しいかもしれないが、非常に「味」のある映画ではないだろうか。 解釈は人によって異なるとは思うが、自分が感じたことを色々と書きたい。 まず、なぜジミーは自殺したのかという点。 「ジミーは脳に障害を持ち正気を保てなくなる前に死を望んだ」という動機は誰でも理解できる。ただ、なぜ睡眠薬一気飲みをためらったのにプールで水死したのか。 それはジミーが「孤独な怪物」のままで死にたくなかったのではないかという気がする。クレイとのやり取りの仲で芽生えた「友情」と言ってよいのか分からない「二人の奇妙な関係」があり、また、自分のために裸になってくれる友、自分のために服を脱がせてくれる友ができ、「孤独な怪物」では「一人の人間」として死ねるからこそ、「死」という選択ができたのではないか。クレイが第一ボタンを外したあとのセリフ「あとは自分でやる」というのは、残りのボタンのことではなく「死」に関してのセリフと受け取った。 また、プールには色々と思い出が詰まっていたからなのだろう。 そしてジミーとクレイの関係。 個人的には、ジミーもクレイも「孤独な怪物」と感じた。その「孤独な怪物」を救ったのもクレイとジミーという「人間」だったようにも映った。孤独な人生から、死という救いへ導いたのはクレイであり、真っ当な人生を送れるように家族を作ろうという気にさせたのはジミーである。二人は互いに互いの人生を変えることができた。映画での二人の関係は非常に興味深い描き方がされている。 この映画の勿体無いところは、「同性愛」という面が目立ってしまうためにやや本質が捉えにくいのかもしれない。テーマとしては、友情、家族、反戦、尊厳死、人生、生き方など実に多くのことを詰め込まれた深い映画だと思う。 ジミーを演じるイアンマッケランがガチンコの同性愛者であり、それゆえ演技が抜群であることが映画に微妙な効果を与えている。 演出も相当に凝っており、他の役者の細かい演技や細かい部分(クレイには本当に盲腸らしき後がある)、音楽も素晴らしい。まさにプロの仕事だと思う。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-20 12:36:04)《改行有》

110.  ヴェラ・ドレイク 《ネタバレ》 本作は2004年のアカデミー賞監督賞、主演女優賞、脚本賞にノミネートされた映画である。 確かに冒頭の数分を観ただけでも分かるマイクリーの素晴らしい演出に、イメルダ・スタウントンも迫真の素晴らしい演技をしていた。脇の役者も皆よい演技をしていた。 劇場では感動して泣いていた人も見られ、決して悪い映画ではないと思うが、あえて点数についてはちょっと低めにしたい。 個人的にマイクリーに対して深い思い入れはないのだが、彼の監督作「秘密と嘘」「人生は、時々晴れ」は点数云々とは別にして、本当に素晴らしい映画だと思った。 「家族」「夫婦」などをテーマにし、そのテーマを深く見つめた結果のいわゆる「落としどころ」という感じの‘告白’が観るものの胸を打つというのが彼の映画の特徴ではないだろうか。 この映画にも確かに落としどころはあるようにも見えるが、あまり心には響かない。というよりも響く前に終わってしまったというのが正直な感想である。 映画のポイントがピンぼけになっているとしか思えなかった。 ヴェラの行為は確かに人助けではあるが、脱法行為である。その彼女の長年の秘密は家族である息子、娘、夫でさえも知ることはなかった。その秘密を知ったときに、家族がヴェラに対する気持ちがどのように変化していくのかについてポイントをもっと絞った方が良かったのではないか。 夫や息子が物分かりが良すぎるのが問題だ。怒りや不信などがあってこそ、はじめてヴェラを本当に許せるようになれるのではないか。本作でも、もちろん夫は内面では怒り、息子も「恥だ」と母を蔑んだが、心の動きを描くに際して、比重や扱いが軽すぎやしないだろうか。 なぜヴェラがそのような行為をするのかという彼女の気持ちに対して、家族は真摯に向き合っていないのも本作に入り込めない理由になっている。 また、堕胎行為に対する是非、例えば法廷にて彼女が救った女性などを証人にたてて情状酌量などを訴えるということ、をあえてぼかした創りになっているが、これについて描くべきか否かは正直悩むところであるが、家族の心の変化にポイントをきちんと置いていないのでやや疑問かなと感じる。 彼女の行為に対して、どのように心を整理すればよいのかを‘家族’と同様に考えるためにも、堕胎の是非も描いてもよかった気がする。 この映画のセリフにあったように「白か黒か」で映画を観る人には向いていないと思う。[映画館(字幕)] 4点(2005-08-06 23:26:06)《改行有》

111.  人生は、時々晴れ どんよりとした曇りがちな表情があふれる中で、いったい、いつになったらこの人たちの人生や表情は晴れるんだと我慢しながら観ていたら、やっぱりさすがにマイクリー、ラストは非常に上手く締めてくれますね。このラストのまとめ方は素晴らしいの一言。 自分にはファミリーがないので、それほどジャストフィットしなかったけど、中年夫婦ややや家庭危機があるファミリーが観れば、もの凄く感動するんじゃないかなと思われる映画であった。 とにかく、家族がいるにもかかわらず「孤独を感じた」という言葉は胸を刺す。 家族の在り方、夫婦の愛、人と人との向き合い方など、観て良かったなと思える映画であった。 確かに、役立たずかもしれないけど、自分への愛も尊敬も何もなければ、家族である意味はないな。[DVD(字幕)] 6点(2005-07-18 02:32:06)《改行有》

112.  秘密と嘘 10点を付けようか迷うほどの傑作だと思った。 久々に人間を描いた映画らしい映画を観た充実感を味わえるような気がする。 演出、脚本、演技のまさに三拍子揃った素晴らしい作品としか言いようがない。 個人的には、本作の役者(特にシンシア)の表情の変化がいいと思う。 冒頭は皆、どことなく表情が曇り気味でどんよりとした不幸せな感に満ちている。それもそのはず、それぞれがそれぞれに人には言えない秘密を心に抱えて生きている。 シンシアやモーリス家族だけでなく、モーリスが写す被写体の人々にも一瞬見せる笑顔の下には、人には言えない秘密を抱えているようにも思われた。 しかし、シンシアとホーテンスとの出会いをきっかけにシンシアが大きく変わる(特に表情)のがとても印象的だ。シンシアが変わり、またホーテンスの表情も豊かになっていく。 そしてあの誕生日会へとストーリーが繋がっていく…。 生きている以上、誰しも心に傷を負ってしまうのはやむを得ないのではないか。かくいう自分も色々と傷を負っている気がする。しかし、その痛みを分かち合える人がいるから人々は立ち直れるのだなあと気づかされた。確かに自分も傷を負ったときには、家族や友人に傷を癒してもらった気がする。本作は「家族」や「親子」をテーマにはしているが、広い意味で「人と人との関係」としても描かれているのかもしれない。 そう考えると、あの写真家の先輩みたいな人には、傷を分かち合える誰かがいなかったのかもしれないから、あんな風になってしまったのではないだろうかとも感じた。 それにしても、「人生は不公平」だとか、「人生ままならぬ」といったセリフが聞えてくる中で、ラストでは「人生っていいね」いうセリフを聞けるとは思えなかった。ラストの三人の会話や表情も心に響く。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-07-17 03:54:11)(良:1票) 《改行有》

113.  フォロウィング 何もかも素晴らしい作品と言ってよいだろう。 世に言うインディペンデンス映画は、その内容の奇抜さがクローズアップされるが、これは奇をてらっているだけではない紛れも無い本物の映画だ。 サスペンス的なストーリー展開の面白さもさることながら、時間軸をずらしながら論点をぼやかしながら、徐々に全体像を明らかにしていく手法は見事である。 また、数少ない登場人物についても、彼または彼女の部屋を見せることによって、その人物について雄弁に語っているのである。 部屋を見れば何もかも分かる、これは確かに誰にでも当てはまることではないか。 このように、きちんと人間の本質を描こうと努力している点をなによりも評価したい。 また、全く関係のない赤の他人である第三者を特別の存在と感じて、その人物がどういう人間なのか、彼または彼女の生活あるいは感情を知りたいと思うのは、ある意味において「人間」としては普通な感情ではないかと思う。 そのような一般人が持ち得る感情を使って、ストーリーを描くことによる効果は、ストーリーを観客にとって、より身近に感じさせるという利点がある。 また、「ハコ」の扱いについても同様だろう。 人間は確かに誰しも「ハコ」を持っている、秘密の「ハコ」を。 ある人間にとっては、「金庫」という「ハコ」かもしれないが。 第三者にとっては、取るに足らないモノであるが、当人にとってみれば、何かしらの意味があるものが詰まっている。もう少しこの当人にとって大事なものと失って気づく大切なものという視点があればより深い世界を描けると思うが。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-05 13:35:25)《改行有》

114.  ザ・インタープリター 《ネタバレ》 バスの爆発くらいしか派手なシーンもなく、あっと驚くようなラストや仕掛けもない。もちろんショーンペンとニコールキッドマンが恋に落ちるような話でもない。 そのような一見地味な映画であるが、脚本が練りに練りこまれており後半以降は素晴らしい作品に仕上がっている。 その理由としては、大統領暗殺計画を舞台としたサスペンスではあるが、それに留まらず、様々な視点が織り込まれていると感じる。 まずはその大統領と社会的背景。 その国に関する複雑な関係と大統領自身の過去や二人の政敵がストーリーをより一層面白くさせている。 そしてショーンペンとニコールキッドマンの二人の関係。 妻を失ったショーンペンと暗い過去を持つニコールキッドマンの哀しみを知る二人の関係は絶妙だった。当初はペンはキッドマンに対して疑いの眼をもっていたため対岸にいるような遠く離れた平行的な二人の関係であったが、徐々に近づいていき、結びついていく様は見事である。 そして憎しみに対する「復讐」と「許し」をテーマに掲げていると思う。 復讐(映画で言う「溺死」)をすることによって、哀しみを一生背負うのか。許す(「溺れさせずに助ける」)ことによって、人生の新たな一歩を歩むのか。このテーマはこの映画にとって必要不可欠なテーマである。 そして「暴力と言論」。 暴力によって物事を解決しようとした過去と言論を信じて通訳の道を進んだ現在。ラストのあれが彼女の信念になったのかは分からないが、言論の重要性が語られたラストは見事な展開だった。 表面的にしか映画を見ない人には多少退屈な映画に感じるかもしれないが、よくよく見るとこれだけ色々なものが詰まっている。映画が好きな人には面白いと感じる映画ではないだろうか。 結構色々な映画に出ているが、シドニーポラック自身も、ショーンペンの上司役にて登場。それだけでもちょっと嬉しい感じがする。[映画館(字幕)] 8点(2005-05-21 23:27:59)《改行有》

115.  キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 第一印象としては非常に勿体無い作品だなと思う。本来ならば、グラディエーター並に素晴らしい傑作になり得たのではないか。映像はリドリースコットだけあって文句の付けようがない素晴らしさ。そして描かれた舞台やその背景にも興味が引かれ、また深いテーマも描けそうである。さらに登場人物も各々それなりの思想を持ち、クセのある人達である。 それがあまり心に響かない凡作となってしまったのには、あまりにも時間が短すぎるのではないかと思う。2時間30分程度ならば、確かにグラディエーターと同様ではあるが、個人的には2部もしくは3部に分けて描いても納まるかどうか分からないほど描くべきことが多かったように思われる。 それがあまりにも、かっ飛ばして描かれていくので少しおかしな話になる。バリアンに惹かれないのも、主人公の心情を描くだけの時間を割いていないからだと思われる。 とは言っても、個人的にはバリアンはただの「ラッキーマン」としか思えなかった。 いきなり父の前に現れたと思ったら、皆を戦いに巻き込み、一人だけ無傷にいる。 いきなり船が転覆したと思ったら、何故か一人(他に馬)だけ無傷で助かる。 いきなり因縁つけられたと思ったら、父に数分教えられただけの技で、腕の立つ剣使いを倒してしまう。 何を考えてよく分からないが、いきなり数十人で百倍以上の敵に立ち向かっていき「さすがにこいつのラッキーもここまでだろう」と観ていたら、切り刻まれたのに、あの結果…。 最後には何故か一人木陰でたたずむところを数名の刺客に襲われても素手(石)で倒してしまうというストーリーには、はしょっているためかメチャクチャな展開が目立ってしまった。 また、父に託された「キングダムヘブン」の使命を全く理解していないところがバリアンに惹かれない部分であろう。 「(ギーを殺して、シビラと結婚するのは)私の良心が傷みます。私の魂は私のもの。」と言って、シビラとやっちまった揚句に拒否して、戦禍を拡大させる要因を作ったのには、誰も共感しないところだろう。 シビラとの結婚こそ、「キングダムオブヘブン」への道だと何故気付かん。 エルサレムに魂を引かれた人々を救ってやれよと思う。 最後に、エンドクレジット後に、ハンセン氏病に対する理解が示されていたのは好感的だ。観ている間に、この訳を使っていいのか、ちょっと引っかかっていたがやむを得ないところだろう。[映画館(字幕)] 6点(2005-05-15 02:11:45)《改行有》

116.  ギャング・オブ・ニューヨーク あまり自分は好きではないスコセッシ作品の中で意外と好きな作品。 どう感じていいか難しいラスト以外は面白いと思うし、モノ凄い情熱を込めた映画だと感じる。ビルとアムステルダムの関係が様々な想いが重なり面白いと感じる。 アムステルダムにとって、ビルは父の仇であるのと同時に、父の理解者であり、尊敬や畏敬の念を抱くに値する男である。ビルの下で働くのを楽しんでいるかのようであった。ビルの暗殺を食い止めたのは、自分の手で殺したかったのではなく、やはり尊敬から自然とああいう行動に出てしまったのだろう。 一方、ビルにとって、アムステルダムはある意味「息子」のような存在だったのではないかと思う。ビルは息子を望んでいたし、知恵も勇気もあるアムステルダムのことを買っていたのは間違い無い。 アムステルダムによるビル暗殺が失敗に終わってもアムステルダムのことを殺さずに焼印を押しただけにとどめたのも納得ができる。 以前、ビルはヴァロン神父に殺されそうになった時に、恐怖で目をそむけたことがあり、「恥を背負って生きろ」とヴァロンに殺されなかったエピソードが思い出される。それによりビルは目をくり貫いて一回り成長してヴァロンを殺すことができた。自分がされたことを全く同様のことをしたのである。ここでもビルのヴァロンに対する尊敬の気持ちが感じられる。 これにより、アムステルダムは一層、一皮剥けたと思う。父と同様に信念を持ち、同胞をまとめあげるリーダーシップを得れたような気がする。始めてビルと対等の立場にたつことができたのではないか。 恋愛を交えるのは別に悪いとは思わないが、もう少しちゃんとジョニーとの友情なり、ジェニーに対する想いをきっちりと描いておけば効果的なものとなったであろう。ダンスシーンだけで充分とは思えない。 ジェニーは突然ではないがカルフォルニアに行きたいとかトンチンカンなことを言い出すのが不明だ。アムステルダムを止めたいのか何なのか、ボコられて戻ってくるのも中途半端だ。 ラストは軍隊という大きなチカラについて自分なりに感じたものはあったが、スコセッシはどのような意味を込めたんだろうか。[DVD(字幕)] 7点(2005-04-10 02:25:34)(良:1票) 《改行有》

117.  オペラ座の怪人(2004) ミュージカル特有といえば良いのか、この映画に特有といえば良いのか分からないが、歌の洪水によってあまりにも一本調子で抑揚に欠ける出来になっている気がする。 アンドリューロイドウェーバーの想いが詰まったミュージカルなのかもしれないが、個人的には観客はミュージカルそのものを観に来たのではなく、映画を観に来ているということを忘れているような気がする。 肝心なところはミュージカルとして描いてもよいのだが、映画なのだからセリフをもっと多用しても良かったと思う。 もっとも字幕の出来が悪いため、ミュージカル部分の内容が分かりづらいということがあったのかもしれないが。 また、ミュージカルとして有名な本作のことをほとんど知らくて、人々から長年愛される本作がどんなに凄い内容なのかとかなり期待していたためか、その期待を裏切られたような気がする。 それはファントムに全く感情移入できなかったからだろうと思われる。 肝心の彼の孤独やクリスティーヌに対する想いの深さが残念なことにあまり伝わってこない。 彼の気持ちや立場が恐らく相当理解できるはずの自分が分からないというのだから、他の人も恐らく分からないような気がする。 個人的な疑問なのだが、そもそもラウルが置いていったサルの置き物を貰ってクリスティーヌは嬉しいのだろうか。 なぜラウルがあんなものを置いて行くのかがさっぱり分からないのは自分の理解不足だろうか。 深い思い出のあるオペラ座がらみのものということなのかもしれないが、ファントムの薔薇の方がよっぽど洒落てるぞ。 この映画の鑑賞方法はだいぶ分かったので、時間があればもう1回チャレンジしても良いかなとは思っている。 家でDVDで観ても、この映画の魅力はほとんど感じられないでしょうから。6点(2005-02-07 00:44:04)《改行有》

118.  アレキサンダー 《ネタバレ》 前人未踏の大遠征を行った英雄アレキサンダーの偉業を期待して観に来た人なら「なんだこれ?」という映画かもしれない。 しかし、個人的には非常に満足できる映画だった。 自分の解釈が間違っているかもしれないが、映画の中のアレキサンダーは英雄でも王でもない、一人の弱い人間でしかなかった。 父の影に怯え続け、母に反発し、母から逃げるように東に向かって遠征していく。 自分の馬に影に怯えるなと言っていたが、影に怯えていたのは当のアレキサンダー自身であった。 そして東に向かったのは「自由の国を創るための夢」のためなんかじゃなくて、母から逃れたいだけだったのではないかという気がする。 それを「夢」と取り違えていったアレキサンダーと周囲の人々との確執と、アレキサンダーの孤独と悲劇が痛々しい。 終わることのない「夢」に人々が付いていけなくなった周囲の確執を表したプトレマイオス(ホプキンス)のラスト間際のセリフも実に見事だった。 異国の女を妻にしたのもひとえに母への反発だったような気がする。 自分が死ぬと分かってもワインを飲んだのも、ワインに浮かんだ母の姿を思いだし、母がいる故郷に戻りたくなかったからではないか。 もっともヘファイスティオンが死んでしまったため彼との約束もあったからだろうが。 自分の故郷があるにもかかわらず、自分の故郷となるべく地を求めさまよい遠征したのも母の影響のような気がしてならない。 それほどまでアレキサンダーが抱いた母への憎しみや愛情、複雑な想いを感じさせたアンジェリーナジョリーはなかなかの演技だったような気がする。 当然のように去年のラジー賞の最低主演女優賞に「テイキングライヴス(未見)」とともにノミネートされてしまったが、個人的には息子を王にしたいと願うかなり屈折したキャクラターを見事に演じきったと感じた。 特に夫が殺される瞬間を見つめる眼差しと、その夜にアレキサンダーと口論した夜は見応えがあった。ちらりと映るジョリーの内面を写したところもドキッとする。 中盤の戦闘シーンもかなり見応え充分。敵の大将もなかなかカッコ良かった。 それ以降の戦闘シーンが少ないのはちょっと残念ではあったが。 オリバーストーンはかなり好き嫌いが分かれる監督であるし、一般的な観客には受けいれられないと思うが、彼の狂気と映像センスの良さは個人的にはやっぱり才能を感じずにはいられなかった。8点(2005-02-05 23:10:50)(良:1票) 《改行有》

119.  ネバーランド 《ネタバレ》 この映画を観た人は皆ネバーランドに連れていってもらったんじゃないかな。 そう思えるほど素晴らしくかつ観終わった後充実した気分にさせてくれる映画を見させてもらった。 「想像力」と「信じる力」があれば誰でもネバーランドに行ける。 人生を楽しむことの素晴らしさや自分が失いかけていた純粋さのようなものを取り戻せたような気もした。 しかし単純にそれだけを描いたわけではない。 信じる力だけでは越えられない現実もちゃんと描かれていた。 どんなに祈っても病気という現実は変えられないし、どんなに願っても妻とのどんどん離れていく距離は縮まることはなかった。 結婚した当初は、お互い二人で夢見た世界は同じだったはずなのに、すれ違いによって一緒の世界が見れなくなっていく二人の関係は切なくて悲しい。 また、なんといってもデップの演技は光っていた。 子ども達との現実世界でのやり取りや、子ども達と遊ぶイマジネーションの中での世界は微笑ましい。 特にピーターを見つめる眼が優しかった。 ピーターと自分を同一視しているのだろうか、ピーター脚本による演劇の舞台をピーターが一人でボロボロにする姿をじっと椅子に座り見つめる姿にはバリがあの時何を思っていたのだろうかと色々と考えざるを得なかった。 そして、父の死で心を閉ざし、再び母の死で完全に心を閉ざしかねなかったピーターの「母さんが見えるよ…」と発したラストのセリフを導き出した彼の演技もまた素晴らしかった。 この映画に文句をつけるのなら、まずはダスティンホフマンの存在。 チョイ役に出演するなとは言わないが、ある程度重要なキャラクターなのではと思っていたのに 全く出番がない。今回彼が出演する意味はなかったのではないか。 少なくともバリに何らかの影響(子ども達を招待するという着想は与えていたが)を与えるキャラクターであって欲しかった。 そして中盤の多少の弛みは感じられた。 バリと妻、シルヴィアとその母、バリとシルヴィアの母、バリと子ども達、シルヴィアと子ども達といくらでも盛り上げることが出来る関係があるにもかかわらず、中盤は少し脚本や演出が押さえすぎられている気が感じられた。8点(2005-01-23 20:58:49)《改行有》

120.  フォーリング・ダウン ロールプレイングゲームのように古い武器を使って、相手を倒して、更に良い武器を手に入れていくというのは面白いのだが、主人公のキャラクターがやや中途半端な印象を受ける。 主人公は離婚や無職のためにあんなに精神的に病んだ人間ではなく、どこにでもいる普通の男の方が良かった気がする。 ただ単に離婚した妻の所にいる娘にプレゼントを渡したいだけだったのに、周囲の誤解などの運命のいたずらにより、また社会に対しての様々な苛立ちのために切れてしまって、どんどんと転がり落ちる人生の方が面白い。タイトルもそうなっているだろうし。 融通の利かないバーガー屋や予算消化の道路工事、携帯が普及して今ではそんなこともなくなったが、何を考えて待っているか分からない公衆電話を待つ人間にはやや納得が出来ても、ゴルフ場での騒動や韓国人店主には少し理解に苦しむ。 まあコンビニで120円の缶コーラを買おうとしたら150円ですと言われたら、やっぱり切れるかな。3点(2005-01-16 18:27:27)(良:1票) 《改行有》

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