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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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141.  フォーリング・ダウン ロールプレイングゲームのように古い武器を使って、相手を倒して、更に良い武器を手に入れていくというのは面白いのだが、主人公のキャラクターがやや中途半端な印象を受ける。 主人公は離婚や無職のためにあんなに精神的に病んだ人間ではなく、どこにでもいる普通の男の方が良かった気がする。 ただ単に離婚した妻の所にいる娘にプレゼントを渡したいだけだったのに、周囲の誤解などの運命のいたずらにより、また社会に対しての様々な苛立ちのために切れてしまって、どんどんと転がり落ちる人生の方が面白い。タイトルもそうなっているだろうし。 融通の利かないバーガー屋や予算消化の道路工事、携帯が普及して今ではそんなこともなくなったが、何を考えて待っているか分からない公衆電話を待つ人間にはやや納得が出来ても、ゴルフ場での騒動や韓国人店主には少し理解に苦しむ。 まあコンビニで120円の缶コーラを買おうとしたら150円ですと言われたら、やっぱり切れるかな。3点(2005-01-16 18:27:27)(良:1票) 《改行有》

142.  ヴェロニカ・ゲリン 製作者は美化したくなかったのかもしれないが、ジャーナリストとして誰も書けなかった真実を描きたいという「情熱」も、幼い子どもを持つ母親として子ども達が安心して過ごせる未来を願うという「想い」も何も感じられなかった。 こういう視点をぼやかしてヴェロニカが死ぬのは冒頭で分かっているはずなのに、終盤で長々と描く必要性が分からん、その後の音楽も場違い甚だしいし。 ブラッカイマーのプロデューサーとしての手腕は認めるし、シューマッカー監督はやや好きな部類に入る監督だったが、この二人の手によって、この映画は創られるべきではなかったような気がする。 題材がいいだけに、もっと社会派の監督に創ってもらいたかった。 死後、一気に憲法改正までいくのだが、生前この問題に関わった周囲の人々をもっと描かなければまるで感動もない。 動かなかった人々を描き、彼らがヴェロニカの情熱や勇気で動いてこそ感動するというものだろう。 ただギリガンがボコスカ殴るシーンだけは良かった、あそこだけはリアリティがあった。3点(2004-06-01 23:18:51)(良:1票) 《改行有》

143.  クリムト 観る人を選ぶ映画とはまさに本作のような映画なのかもしれない。当然、自分は選ばれなかったようだ。本作を初見で完全に理解できる人は恐らく100人中10人くらいではないだろうか。いや、完璧に理解できるのは監督くらいかもしれない。 過去に創られた画家の映画とは異なり、画家の人生や苦悩を描くようなものでもなければ、「真珠の耳飾りの少女」のような一枚の画に込められた想いや秘話的なものを想像して描くというような単純に割り切れる作品ではないので、鑑賞時には注意が必要だ。 監督が本作でクリムトの何を描きたかったかというと、正直あまりよく分からない。クリムトの死の間際に、クリムトの過去の記憶が走馬灯のように駆け巡ったような作品になっている。しかも、その記憶は現実の記憶ばかりではなく、虚構の記憶とが入り混じり、幻の理想のモデル「レア」を探す幻想的な旅をさまようという内容になっている。 <以下ややネタバレ>理想のモデル「レア」は実在するのか、それとも存在しないのか。そもそも自分(クリムト)とは何だったのか、自分も存在するのかどうかという、アイデンティティさえも疑わしくなっていく姿までも描かれている。アプローチ自体はとても面白いとは思うが、果たしてクリムトを描く際に、このような描き方が適していたかどうかは判断がつかない。シュールレアリズムの画家であれば、このような手法でも良かったかもしれないが、クリムトの画からは自分は本作のようなインスピレーションは受けなかった。それほどクリムトの画に精通しているわけではないが、個人的には弟子のエゴンシーレやモデルとなった女性との関係をじっくりと観たかったというのが正直なところ。 本作でもクリムトとシーレが交互に線を描いてデッサンを完成させる様子を描き、クリムトの最期を看取るのはシーレという描き方はしており、彼には重要な役割を担わせているが、天才シーレとクリムトの師弟関係、弟子が師匠を超えていく様や弟子への嫉妬などを描いて欲しかった。個人的に上手く理解はできなかったけれども、クリムトの展覧会でもあったら、またその機会にでももう一度見直してはみたい作品だ。[映画館(字幕)] 1点(2006-11-12 21:22:42)《改行有》

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