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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 吸血のデアボリカ ジェス・フランコが珍しくマトモに演出したことで知られる『吸血鬼ドラキュラ』の映画化。山場の無いダラダラとしたストーリーは退屈でケレンミもないままに成り行き的に事件が解決してしまいます。彼の他の作品は全てが未見だけど、この作品見る限りだと演出力はあってないようなもんなのかねぇ。クラウス・キンスキーのレンフィールドなんて面白そうな配役も病院でただうじうじしているだけで役者の無駄遣い。ミステリアスタッチの音楽は好み。[インターネット(字幕)] 3点(2009-11-14 21:53:19) 2. ヤング・ブラッド 邦題に関する疑問はクリムゾン・キングさんのレビューを読んで「ああ、なるほど」と思いましたのでまあ置いといて…。 『三銃士』を香港のワイヤーワークを取り入れるといういう発想そのものは素晴らしいものの、全体的に起伏や冴えた演出が無いので全く盛り上がらず、重厚感にも欠けていたのが敗因。 銃士たちも主役のダルタニアン以外は大雑把に描かれているので物足りなさを感じてしまいます。 一番目立っていたのは銃士たちの中の誰でもない、女王を演じたカトリーヌ・ドヌーヴでしたな。 あまりにも唐突なフェブルの死に様や梯子を使った決闘等、過去に熊欣欣が拘わった作品との類似点が多いのはご愛嬌。[DVD(字幕)] 5点(2006-02-22 17:25:43)《改行有》 3. ドラキュラ'72 へちょちょ様、何やら謝らせてしまったようで申し訳ございません。 そして、レビューしてから実に9ヶ月経ってこうしてコメントするなんて重ね重ねのご無礼お許し下さい。 さて、肝心の映画ですが…確かにへちょちょ様ご指摘のようにこの作品ホラーとして、そしてハマー伝統のドラキュラ映画として多大な欠陥・粗だらけでございます。 ドラキュラの餌食になったというのに何故か吸血鬼にはならないキャロライン・マンローやシャワーを浴びただけで何故か昇天する下僕アルカード(さぞかし異臭に満ちていることでしょう。w)。ヘルシングの娘にしては魅力薄!なヒロイン。 せっかく現代に復活したというのに、教会から一歩も出られないドラキュラ伯爵に至っては「何のために現代に復活したんじゃゴルァ!」と、夜のロンドンを徘徊するドラキュラ伯爵を期待した方にとっては怒り心頭なことでしょう。 しかし、これだけの欠点を指摘しておきながら、本作に7点という点数を献上するのはこの映画が私をハマーホラーに、そしてホラーというジャンル自体に興味を持たせてくれた作品であるからに他なりません。 客観的に評価するとやはり5点くらいが妥当な気もしますが、そんな特別な思い入れがある本作はいくら否定しても否定しきれない映画なのです。 一作目以降、久々にリーとカッシングが対決する作品(意外にも本作を含め三作品しかない!)ということもあって私は結構好きですね。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-10 02:17:27)《改行有》 4. 原始人100万年 『恐竜百万年』から特撮とエロを取り上げて劣化させたような映画。具体的にいうとエロさは残ってるけど、ラクェル・ウェルチみたいな華になるような女優がいないのでこちら目当ての人もキツいと思われる。クライマックスの全身白塗りの原住民との集団バトルが唯一盛り上がったもののそこに至るまでの退屈さといったらしょうがなかった。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-03-10 17:32:49)
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