|
1. ホテル・ルワンダ
外野として見ると有り得ない事件でも、渦中にいると流れに飲まれてしまうのだろうか。いつも自分の頭で考えられるようにしていたい。そのための教育が受けられない国だと厳しい・・。国連もいいけどはやく自分たちで解決できるようになるといいのだけれど。被支配時代の恨みをいつまでも引きずるわけにはいかないから。確かに欧州はヒドイけど!
それにしても、ポールの、「自分の事をこれまで支配層(ホテルの支配人として経済的にも成功している)だと思っていたけれど、欧州を中心とした国際社会からみればルワンダという国も自分も取るに足らない存在だと思い知らされた」、という内容の台詞を聞いて、日本人として他人事とは思えなかった。
ともかくいろいろ考えさせられた。
ただ、UNの男性や赤十字の女性などキーパーソンが、危険な場面を何度も無傷で通過していたのにちょっと冷めた(いい人たちだからいいんだけど)。全体に直視できないような残酷すぎる描写を抑えていて良かった。
白人宣教師たちと孤児たちが引き離されるところ、カメラマンの「恥ずかしい」、エンディングの歌で泣けた。[映画館(字幕)] 9点(2006-02-06 03:48:35)《改行有》
2. ことの終わり
《ネタバレ》 空襲の際死にかけた愛人の命を救うため、女は二度と会わないという誓いをたて祈りを捧げ願いは叶えられる。しかし2年後再会し誓いを破ってしまい、女は病気で命を落とす。死ぬ直前は夫と愛人と3人で同居生活。死んだ後、愛人は神を恨む。第三の男はGod。1944年戦時中のイギリス。こんなかんじなので話に共感できるわけはないけれど、まあこんな世界もあるんだということで。主役の二人はキレイだったし。[DVD(字幕)] 3点(2008-01-26 02:19:41)
|