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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 ★血が吹き出し内臓が飛び散り、首や手足がもげればリアル、ではないかもしれない。 ★にしてもこの映像は綺麗すぎる。冒頭の海岸のシーンからして、まるで「インセプション」のVR世界のよう。 ★その後も物語性を拒否するように、延々と続く緊張感、バラけた時間軸と場面。おなじく難解なSF映画のような雰囲気。 ★突然穏やかで荘厳な音楽(エルガーの「エニグマ」のアレンジ、かな)が鳴り響いて救出の船が続々と現れる場面にもなんだかカタルシスもないのはびっくりした。チャーチルの演説と、故郷に戻った「落ち武者」が暖かく迎えられるのは少しじんと来たが。 ★ダンケルクという日本人にはイマイチ馴染みのない、しかも誰がヒーローというわけでもない撤退劇のお話だったからか。もっと馴染み深い戦いだったら違っていたのかもしれない。 ★スピットファイアの勇姿が見れたのはよかった。独特の楕円形の主翼を持つ美しいこの戦闘機が、飛べる状態で残ってたなんて知らなかった。敵役のメッサーシュミットがいまいちはっきり見えなかったのは残念だったが。 ★敵戦闘機と爆撃機を墜とし、脱出船の人々から歓声が上がる。燃料切れで不時着した愛機を敵が来る前に火を放ち、投降するパイロット。そこにだけ物語があった。最後までこの映画の主役はスピットファイアだった。[映画館(字幕)] 5点(2017-10-09 09:00:28)

2.  マレフィセント 《ネタバレ》 ★久しぶりの映画。ディズニーが好きなわけじゃなく、眠りのあのおはなしがどうなってるのか、ちょっと興味があった。 ★ま、よくある善悪逆転劇。元がペロー童話、単純なお話なんで、ちょっと奇抜にイジったところで「すげー!」と感心するほどのこともない、けど上手く肉付けされてて、映像も綺麗だし、オーロラ姫が目覚めるとこのオチもある程度読めたけど、面白かった。 ★王様、善玉妖精、王子様、揃いも揃ってクズor役立たずで笑った。むしろ途中からマレフィセントのお供になったカラスくんがあちこち偵察したり戦ったり姫の子守したり心配したりとなかなか健気に働いててカワイイ(笑)。 ★あとアンジー魔女役ハマリすぎでこわい。 ★あんまり期待してなかっただけになかなか拾い物の映画だと思いました。[映画館(字幕)] 7点(2014-07-27 01:03:00)(良:1票)

3.  ダークナイト ライジング ついでに話題の作品鑑賞。前作でも感じたけど、やっぱりアメコミヒーローってのは「特別な存在」であってほしいな。スーパーマンは完璧。スパイダーマンはぎりぎり。本作のように苦悩しすぎのバットマンは・・もともと「超人」ではないだけにNGかな。 ★法にしばられずに自分の思う正義を貫くダークヒーローっていうノーラン監督なりのバットマンのテーマを追求した3部作だが、前作はヒース・レジャーのぶっ飛びジョーカーとの対決はそれなりに面白かった。今回の悪役はちょっと深みや凄みに欠けるかな。バットマンの悪役って結構キッチュな魅力が重要だと思うんだけど、あのクチのマスク以外は結構普通っぽいし。第一悪役の悪役たる所以がよくわからんストーリーだったし(結局何したかったんだ?)。 ★それとあのラストはちょっと卑怯じゃないかなあ。盛り上がるけど力技で無理やり終わらせたって感じ。 ★あ、そうそうどなたか指摘してたけど、そのへんにちょこちょこっと持ち出せる核融合炉とか、海の沖で爆発させればとりあえず陸地は大丈夫とか、そいう描写はもう勘弁してよ。 ★で、え、これで完結ですか?せっかくキャットウーマンもロビンも出てきてるのに。なんだかんだいいながら、期待しちゃうんですよね。この監督の作品。[映画館(字幕)] 6点(2012-08-14 23:36:42)

4.  モールス ★前情報は何もなしで観ました。クローバーフィールドの監督ってことで、なんか変わった趣向でもあるかと思ったけど、案外普通でした。 ★因果は巡る、じゃないけど、そういう繰り返しのシチュエーション、的な面白さはあるけど、それを成立させるための環境理由付けがいまいち説明不足で、「ええ?じゃあ・・・・はどうしたの?」って思う場面がしばしば。 ★それとCG特撮を使った描写は・・・いまいち好みじゃないですねえ。いままであんなワイルドじゃなくてスタイリッシュな描き方の映画になれちゃったからかな。 ★あと邦題の「モールス」、なるほど、描写としては目立つけど、映画の主題にはほぼ関係ないでしょ。原題のlet me inじゃだめだったんですか?(ああ、あとその原題を活かした描写もあまりなかったなあ。残念)[映画館(字幕)] 6点(2011-08-07 13:13:55)

5.  インセプション 《ネタバレ》 ★今年はメジャーな映画にあまり当たりがないんで、これはよかった。ので甘い9点 ★世界観はマトリックスと似てるが、機械の造ったVR世界よりも、人間の想像力が生み出した世界のほうがある意味怖い。そう、これはSFアクションの体裁を借りたサイコホラーだ。しつこく現れるモト妻、夢の第4層のコワレタ様相など薄ら寒いものを感じる。 ★まあ、大掛かりな仕掛けやアクション、小難しいせりふなどに比べて、結局やってること(目的)がちっちゃい(取りあえずは個人を心変わりさせることだもん)ってのはご愛嬌でしょう。それ言っちゃ映画はおしまいよ。だったら一番えらいのはやっぱSWってことに・・・それ異論ある人多いでしょ(笑)。あとマトリックスのアイデアもオリジナルじゃないので。 ★かなり説明不足なのはぼくはいいとして、SF的にはやっぱり技術的な背景をもう少し(もちろん嘘っぱちに決まってるが)描き込むと後半のサスペンスがもっと生きてきたかも。ただそれは監督の意図するとこでない・・あくまでも夢の中のお話が本筋。 ★あの技術は非合法で出来る人間(チーム)も限られてる。公にもなっていない。しかしそのスジには知られており、すでに医療や学術利用を飛び越して産業スパイに波及してる。大企業のトップは知っており、心理防壁を立てることも訓練でできる。コブとモト妻は開発にかかわってたのかな。あんな技術、警察はともかく、軍(もちろん現実世界の)が介入しそうだ。 ★ハンス・ジマーの重厚なBGMもよかった。ちょっと盛り上げすぎだけど。けんさんの目立ちぶりもグッド。英語うまいと思うよ。何しゃべってるかわからないもん(笑) ★そういや、冒頭の似非日本建築見て、あ~また今度はノーランがやっちまったのか~と、がくっときたが、あれはけんさんの妄想の世界だったのか?あれがけんさんの理想のうちだったのか!![映画館(字幕)] 9点(2010-08-04 00:02:08)

6.  シャーロック・ホームズ(2009) ★ぼくも「シャーロキアン」ではありませんが、ホームズ・ワトソンのコンビはおそらく詳しい人から見てもなかなか上手く原作のキャラをアレンジしてるんじゃないかと思います。 ★だらしないホームズが、かっこいいワトソン博士に精神的に頼ってる図ってのもなかなか日本のアニメっぽい設定です。そういやホームズはどうしても最近作の「戦うCEO」氏がアタマに浮かんじゃうのが難ですが。あの社長も執事に怒られてたっけ(笑)? ★昔のロンドンの薄汚さ、異国趣味雑多な感じは面白かったです。あと作りかけのロンドンブリッジ?なんてのはCGの発達した今じゃなきゃ見れない光景なんで、こういう使い方はいいですね。 ★イギリス民謡・舞曲を思わせる音楽もいい。ただあれはイングランド?なんとなくアイルランド系の音楽に聞こえるんだけど(すいませんよくわかってないです。頓珍漢な指摘だったらごめん) ★ストーリーはそこそこ。どうして映画になると起こる事件って、みんなあんな大げさになっちゃうんでしょうね。普通に、貴重な宝石強奪!とか政府の高官暗殺!とかそれくらいでいいじゃないですか(普通じゃないか)。しかもいろんな人物の視点からどたばたどたばた、おかげでこの映画、推理モノじゃなくてただのアクション映画に少々の推理をくっつけた、それこそよくある映画になっちゃった。 ★せっかくホームズなんですから、次回作、作っていただいてけっこうですので、そのへんの正統的面白さも加えてください。あの尺ならもう少し無駄な部分削って出来ると思う。[映画館(字幕)] 6点(2010-03-22 23:14:04)(良:1票)

7.  アバター(2009) 《ネタバレ》 ★XpandとIMAXで計2回観ました。正直言うとこの二つでめちゃくちゃレベルが違う、ってほどではないです。映像のクオリティはさすがです。架空の生物も植物も地相もマシンもまるでほんとにこんな星があるかのごとく自然に描かれています。映画の中で何度でもまるで自分がそこに居るかのように感じました。 ★しかし同時に3Dの限界も見えました。一つは画面全体にピントがあってる場面ではあまり3Dの恩恵がないこと。ジェームズ・ホーナーの重厚な音楽をバックにパンドラの雄大な自然がバーンと映し出される・・・そんな場面では皮肉にもあまり立体感は必要でない。 ★もう一つは臨場感に大切なインタラクティブ性の欠如。ジェイクと大佐の会話シーン、手前のジェイクがぼやけ、奥の大佐にピントが合ってる。ぼくの脳は無意識に目にこう言う「あれ、手前のジェイクがぼけてる、ちょっとピント合わせろよ」もちろんそんなことは出来はしない。そういう映像じゃないんだから。でも、3Dの最大の恩恵って、臨場感ですよね。ほんとに「そこに居る」んだったら、そこにあるもの自由に見たいものすべて見せて欲しいなと。 ★究極には「マトリックス」の世界だけど、あそこまで自在にいろんな場所に行き来やモノ触ったりできなくてもいい(そんなことできちゃったら、ストーリーがなおざりになっちゃうし(笑))。とにかく窓(スクリーン)の外に本物の景色が広がってるように見せてくれるようにならないかなあ。そしたら3Dは究極の映像になると思う。 ★批判の多いストーリーについては、確かに今時純粋な未開人と強欲差別主義の文明人の対立みたいな構図、ナイーブ過ぎる演出やラスト(せっかくSFなんだからも少しひねれよ・・・)見てて恥ずかしいみないな想いはあるが反面、現実途上国に対する事実上の搾取の構造が変わってないとこで、ぼくらは遠い東洋の島国に閉じこもってるからなのか、まるで関係ないことのようにこの映画を批判してられるんだろうか、と考えさせられもしました。 ★点数は一番の売りである3D(絵自体ではない)に対してちょと騒がれすぎな気がして。ただしやっぱ家でDVDじゃ絶対だめなんで。[映画館(字幕)] 6点(2010-01-16 22:00:39)

8.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 ★一言で言うと、ヒュー・ジャックマン様のヌードを観にいく映画。とにかく脱ぐわ脱ぐわ(笑)、でも確かに観れる体なのはすごい。このからだ作るのにトレーニングしたんですか? ★ストーリーは正直言ってすごいサプライズがあるわけではないが、一応ウルヴァリンの過去もきっちり説明してくれるし、アクションシーンは迫力満点だし(やっぱなんでもかんでもビームだのサイコキネシスだのじゃなくって、力技でえいやってのは見ててスカッとする)、やや駆け足だが人間ドラマもありで、番外編としては充分合格点なんじゃないか。 ★個人的にしびれたのはアタマとラストだ。南北戦争なんていう我々から見れば「歴史上の」時代から戦争に明け暮れてきた長命(不死身)種ミュータントの嫌世感。 ★そして、頭部を撃たれたことによる文字通りの「記憶喪失」(細胞は復活しても記憶は物質ではないので復活しない、のではないか)。二度と過去を思い出すことはできないのだろうかという哀しさと、反対に苦悩に満ちた過去を思い出すこともないのだという「救い」。狙った設定かどうかは分からないが、なるほどと思った。 ★アメコミ映画の苦悩する主人公なんてのはもう手垢がついてるが、それでもやっぱり謎に満ちた(もう明かされちゃったけど)ウルヴァリンというキャラクターは特別かなあ、と思える。[映画館(字幕)] 6点(2009-10-10 23:49:11)

9.  ターミネーター4 《ネタバレ》 ★カイル・リースがスカイネットに追われてたのは、多分抵抗軍(ジョン)が(なぜか)リースを重要人物として捜索しているという事実のみが、戦争のどこかでスカイネットに知れただけのことじゃないかな。だからスカイネットはリースがなぜ重要人物なのかまでは知らなかった。ただジョンをおびきだすためだけに捕まえたんで、殺さなかった、と。  ★最後の心臓のやりとりは、マーカスの過去の贖罪と、あと半機械のまま生きるのはいやだ、という気持ちをジョンほか皆が汲み取ったものだと思う。たださんざんほかの皆さんの指摘される通り、描き方が中途半端だよね。ほんと、この映画での描写ではとてもジョンが抵抗軍のカリスマになるとは思えんヘタレな印象で・・まあ続編期待ってなとこなんだろうけど。  ★それにしても・・・ ★このちょっとずつ手を変えたり、あるいはがらっと路線を変えてみたり、新しいキャラを出してみたり・・・そのどれもが最近はそこそこおいしかったリする・・・日清カップヌードルがごとき、あるいは限定ビールがごとき、最近のハリウッド続編映画商法・・・  ★いいかげんうんざりしてるんだけど、つい新しいのがでると買ってしまう・・・ ★いいかげんだまされるのやめようと思ってるんだけど・・・  ★トランスフォーマーも見にいくんだろうな・・・  ★さすがにハリポタはまーいいや。[映画館(字幕)] 6点(2009-06-25 22:26:30)

10.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 ★これはおもしろかった。同じようなタイプのミュージカル、「オペラ座の怪人」と比べてもこっちのほうが上。 ★ソンドハイムの音楽はかなり古風だが、ぼくはロイド=ウェッバーの「通俗的」すぎる楽曲より好み。しかもちょっと複雑な音程やリズムを駆使し、あるいはいくつものレチタティーヴォを挟みながら歌を続けさせるといったテクニックを歌手に要求したりと、結構本格的なオペラっぽくて、聴いてて非常にスリリングだ。 ★さらにティム・バートンの演出は、かなり演劇臭を抑えている。そのためこの映画、歌の比重がかなり大きいが、まったく飽きることがなかった。 ★肝心なジョニデの歌唱力は少々?だが、私的には音程とリズムが許容範囲内で、さらに役どころにはぴったりのキャストなのでOK。むしろ「演技の出来ない歌手」などにこの役はやって欲しくない。ま、歌で一番大変だったのはヘレナ・B・カーターだったでしょうけどね。 ★ドラマ的には、バーカーが悪徳判事の罠に落ちて投獄され、戻ってくるまでの過程がほとんど描かれてないので、やや最初の感情移入に欠けるきらいはある。音楽劇だからあまり複線や時間軸を戻したりして複雑にしないよう配慮したのか。しかしあとの復讐劇があまりにもザクザクと進んでいくので、そのうち気にならなくなった。 ★みなさんのおっしゃるとおり、バートン作品としてはかなり血が大目なので、そういうの苦手な人は観にいかないほうがいいでしょう。でもぼくは楽しめました。ティム・バートン、ミュージカル映画も結構やるじゃん。目が離せない監督です。[映画館(字幕)] 8点(2008-02-10 00:25:56)

11.  バイオハザードIII ★たいした映画じゃないとわかってるのに、時々意味なく見たい映画ってあります。これもそのひとつでした。 ★かっこいいミラ嬢を見るためのパート3。クライマックスの戦いも、オチも期待通り。まったくこわくないゾンビ映画という致命的な問題点はあるが、だいたいゾンビ映画自体出尽くしの感があるし、真昼間のゾンビってのも映像としてはなかなか新鮮で(新鮮じゃないよ、ゾンビは)いいです。 ★パート4もあるみたいですが、はっきり言ってもういらんです。あのオチのあとは、想像して楽しんでるくらいがいいんじゃないでしょうか。 ★でも、でもそれにしてもポール・W・S・アンダーソン(印)の映画って、どうも気になるんですよね。安っぽいことわかってるのに。SF作家大御所のポール・アンダーソンを連想させるとこも気になるし(笑)。この調子でAVP2ものこのこ観に出かけそう・・・・[映画館(字幕)] 5点(2007-11-12 00:15:39)

12.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 ★あれだけ大掛かりな犯罪を企てる犯人の動機がどうも弱くて納得できない。「3」の連邦準備銀行金塊強奪もかなりアレだったが、今回の全米情報通信・金融・エネルギーインフラの破壊・乗っ取りなんて一歩間違ったら戦争もんの犯罪では?実際の(じゃないけど)被害が幾らかなんて問題じゃないですよ。★それが結局はカネですか?何でそんなに犯人の人格を矮小化するんでしょう。「一生お尋ね者になっても自分を裏切った米国を破滅させる!」とか言わせてやれないんでしょうか。「不死身の(皮肉)」マクレーン刑事の相手としてもふさわしいでしょうに。★サイバーと言ってる割にはやたら実力行使が多いのもなんとなく。ほんとにカネ目当てで、情報戦でFBIを出し抜けるくらいなら、もっとコストパフォーマンス高いやり口があるのでは?★で、「3」でもそうだったんだけど、おおよそ国外のテロ組織らしきものをリーダーたる犯人がさらにだまして操ってるという構図が見えるんだが、ぜんぜん説明不足で描き方が浅い。組織もだんだんうやむやになっていって、最後は犯人その他極少人数での一騎打ちになってしょぼい。★派手なアクションは楽しませてもらったけど、あれもこれもCGなのかと思うとちょっと。F-35(実戦未配備?)まで登場したのはすごいがパイロットは間抜けすぎる。上からモノが降って来るような場所でホバリングするか?マクレーンを飛び乗らせたかったのかな、って、「トゥルー・ライズ」のパクリじゃんか!★なんとなく小物っぽく、愚痴たらたらこぼしながら狭いところを這いずり回り、それでも最後には大逆転、スカっとさせるマクレーン刑事はどこへ行っちゃったのか。音楽も1は「第九」、2は「フィンランディア」、3は「ジョニーが凱旋する時」にブラームスの1番がかぶってかっこよかった。4はもはや音楽もだめか。★まあ予告見てこれくらいの映画だろうと思ってたらぴったりだったんで、損した気分ではないんですけどね。アクション映画の名作の続編と思って見るとやっぱり期待したほどではないな、と。これももう次はいいです(なんか最近こればっか・・・) [映画館(字幕)] 6点(2007-07-17 23:23:52)《改行有》

13.  ハンニバル・ライジング 世の中には知らないほうがいいこともある。山は遠くから見るのがよい。幽霊の正体見たり枯れ尾花。隣の芝生は青い・・・なんでもいいや(笑)。★とにかく、魅力的なキャラクターってのは、その魅力的だった話の背景も含めてのことであり、過去がどうのとか言い出しちゃうととたんにその魅力は色あせて見えるものだなあ、と改めて実感。★もちろん過去が明かされて魅力の増したキャラもいると思いますけどね。今回は明らかに失敗でしょう。レクター博士の常人には計り知れないような、「知的な異常性」があんな程度(あえてそう言いたいのですよ、僕は!)のトラウマで醸成されやしない、と。全く納得いかないのです。★まさかこんなとこでもへんてこりんな日本描写が見られるとは思ってなかったし。トマス・ハリス、ほんとに理解してあんな描写したの?だがっかりだよ。コン・リー、きれいだけどどうして日本の俳優じゃだめなのかなあ。★自分で見たいと思って見た「自己責任」において、金返せ時間返せとまでは言わないが、金や時間の問題でなく見ないほうがよかったと思った映画はひさしぶり。もう次は作らないで。[映画館(字幕)] 3点(2007-05-07 23:50:40)

14.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006)  予備知識なしで鑑賞(こんな映画を(^^ゞ)。けど、途中で「ああ、ゲーム原作なんだな」と気づく。 ★とにかくひたすらナイスバディのおねいちゃん達のアクションシーンがえんえんと続く(ストーリー・脚本は無しに等し)。だがこれだけ吹っ切れてれば、それはそれで悪くない。あははと笑って(感動シーンは皆無)スカッとして映画館を出れます。 ★舞台・キャラ・大道具小道具・演出、等は、最初から最後までツッコミ所満載。もう冒頭の胡散臭さから「ヲヒ!!!!!!」みたいな声発しそうになりましたし(つい年末に見た戦争映画の『正しさ』はなんだったんだ(泣き笑))、クライマックスもよく考えたらバチあたりものでんす。 ★なんとなく香港映画のノリでもありますね。役者さん、(CGや編集はあるものの)大方アクションきちんとこなしてましたし。デヴォン青木さんと、ケイン・コスギくんもがんばってました。原作ゲームファンがどういう評価を下すのかよくわかりませんが、「イカモノ映画ファン」にも十分楽しめる余地はあると思います。しかしまあ普通の映画が好きな人は見に行かないほうがいいでしょう。[映画館(字幕)] 7点(2007-02-18 14:10:09)

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