みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 28週後... 《ネタバレ》 ストーリーとか登場人物の気持ちなんかはどうでもいいんです。 そういうのに拘るのなら小説を読めばいい。 荒廃したイギリスの街並みと、無数の虐殺。 廃墟に見られる美しさというか、空虚さを捉えた瞬間が素晴らしい。 褪せた色調、カメラワーク、そしてモグワイのような美しい轟音が一層拍車をかけて、 まさにスクリーンに映しだされた画、でした。[映画館(字幕)] 9点(2008-01-20 21:27:19)《改行有》 2. ディア・ウェンディ 《ネタバレ》 脚本だけとはいえ、この人が関わっているのは観たくなかったのだけど、つい店頭で手に取ってしまった。 今回は愚かな少年少女たちが射殺されるところを観客に見せつけたかっただけ、映画にしたかっただけ、ただそれだけなんだと思う。意味が通らないストーリーも後付けだからだろう。教訓の込められた映画など大嫌いなのだけど、これほど学ぶところが一片もない映画も珍しい。露悪全開。 と、毎回悪口ばかり書いている自分を、店頭で手に取らせ、エンディングまで画面から離さないだけの才能はあるのだから、そういう意味で毎回勿体ないなあと思うわけです。[DVD(字幕)] 0点(2007-04-30 20:02:09)《改行有》 3. ショーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ロメロの名作群を観た人は、「ゾンビの動きを真似すれば、ひょっとしたら襲われないんじゃないか? でもまあ、そんなことないよなあ」などと薄らぼんやり思ったりするのだけど、この映画では主人公たちが愚直なほど誠実にそれを実行する。 全編がゾンビへの愛に満ち溢れていて、でもゾンビへの愛って何だろう、そもそも自分にとってゾンビとは何だろう、そんなゾンビに対する自分の立ち位置の確認をも要求する快作ゾンビ映画。[ビデオ(字幕)] 9点(2006-12-22 20:57:06)《改行有》 4. ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 この監督は、頭の悪い女が死ぬところを撮りたかっただけではないか。妄想の世界に生き、周りを翻弄し、母性愛という名の押し付けをする。そういう頭の悪い女が愚かしく死ぬまでを撮った。そう受け取った。こういう人間が死ぬのは一向に構わないのだけど、それを個別に長時間に渡って鑑賞するという行為に意味を見出せない。[DVD(字幕)] 0点(2006-12-22 18:14:57)(笑:1票) (良:3票)
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS