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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 《ネタバレ》 23年越しのシリーズ第2弾。レジェンド・マキシマスのムスコによる、帝国軍に殺害された妻の復讐劇。お母ちゃんは、前作では若かったが結構なおばあさんになったお姫様。コロシアムでの剣闘シーンは迫力あった。だけども肝心のファイナルバウトは、実はワルかったデンゼルとの泥仕合。ちょっぴり拍子抜けやな。偉大なる前作には及ばねえ。もう一度観る。[映画館(字幕)] 6点(2024-11-24 03:01:51) 2. フェラーリ 《ネタバレ》 F1界の帝王・フェラーリを描く伝記ドラマ。マイケル・マン監督。2人の妻を持つオイラ。仕事をすればするほどにペネロペ・クルスとの夫婦仲は冷めていく。老けメイクして、アダム・ドライバーが好演。事故場面の描写はクルマもヒトもぶっ飛んで迫力あったが、物語自体には引き込まれなかった。[映画館(字幕)] 6点(2024-07-21 02:38:53) 3. 関心領域 《ネタバレ》 ユダヤ人虐殺が行われる収容所の壁一枚向こうで、優雅な暮らしをする収容所長一家を淡々と綴る。そのドラマ自体は何の変哲もなく、申し訳ないけども退屈極まりないよな。ちょっぴり皮肉すら感じる。虐殺された方々のお召し物等が積み上げられて、博物館の展示物みてえになっている最終盤は異様な印象を受けた。オンナの悲鳴みてえなBGMとエンドロールは不気味すぎる。もう一度観る。[映画館(字幕)] 6点(2024-06-09 08:26:31) 4. ネクスト・ゴール・ウィンズ 《ネタバレ》 実話に基づいたスポコンドラマ・コメディ。世界最弱のサッカー代表チーム・米領サモア。ゆるゆるのマイペース集団に闘争心を植え付けようとする新任監督。短気でいつも空回りして退任を繰り返してきたが、彼らから自由さとおおらかさを学ぶ。トンガ代表から公式戦初ゴールと初勝利。分かりやすいドラマで、後味爽快。女みてえなフォワードはちょっとドログバっぽいぞ。良作。[映画館(字幕)] 7点(2024-03-10 03:07:13)(良:1票) 5. 哀れなるものたち 《ネタバレ》 天才外科医の手により瀕死から目覚めたアタシ。だけど脳がイカれてもうて、奇行を繰り返しちゃうド天然ハレンチ女に。そんな半人造人間的なアタシのSFアドベンチャー、ラブロマンス。放蕩男に連れ出されて世界を見る壮大な旅に出る…はずが内実は性の神髄を知るためのエロエロ紀行。死体のチ〇ポをビヨヨン、性器性〇りっこしよ…ヘンタイ女やんけ。イケない方向に目覚めていくアタシ。毎日がオナ〇ックス三昧。オトコを性の奴隷にし、楽しみ尽くしちゃう。深い理屈をこねているけれど、所詮は悦楽の追求に過ぎねえな。惜しげもなく、決して包み隠さず…そのおカラダをギョロ目いっぱいに披露しちゃうアタシ。エマ・ストーンがオスカー級の怪演。だけどもどちらかと言うと残念ながらアリガタクないんだけど、オカズには充分だ。[映画館(字幕)] 6点(2024-01-28 00:47:11) 6. ウォンカとチョコレート工場のはじまり 《ネタバレ》 約5ヶ月ぶり2度目観賞。「ウォンカのチョコレート工場」誕生秘話。そのはじまりは、詐欺の宿で一泊カマしたことから。高い宿賃を返すために洗濯工場で働くことに。下手したらオイラ、このまま洗濯工場長になってたかも。そんなん一生やってられねえ、抜け出したオイラは地場のチョコレート組合と戦う。デキた仲間と協力するも、あと一歩まで追い詰められちまう。そこでヒュー・グラント演じるウンパルンパに救われる。このシリーズのマスコット的存在、オレンジ色の小さいオッサンがファインプレー。そしてジョニデ工場長へと繋がっていく。チョコレートが無性に食べたくなる良作。[映画館(字幕)] 7点(2023-12-19 00:21:48) 7. ナポレオン(2023) 《ネタバレ》 リドリー・スコット監督による歴史大作。英雄ナポレオンの栄光と衰退を3時間弱でざっくり描く。妖艶なる妻・ジョセフィーヌに振り回されるオイラ。もう一度観る。[映画館(字幕)] 6点(2023-12-03 01:49:28) 8. エンパイア・オブ・ライト 《ネタバレ》 エンパイア劇場が舞台のヒューマンドラマ。精神を病んだおばさんと人種差別を受ける黒人青年の恋愛。お二人の修羅場シーンは残念ながら全くもってアリガタクねえぞ。下ネタなどの下劣さと劇場の上品さが同居するドラマで、ちょっぴり「ニューシネマパラダイス」を匂わせるが、もちろんあの名作には到底及ばねえ。[インターネット(字幕)] 6点(2023-09-18 16:00:24) 9. ベルファスト 《ネタバレ》 ケネス・ブラナー監督自身の少年時代に基づいた心温まる実話が、モノクロ映画として綴られる。マーにパー、じいじにばあば…大人たちの温かい眼差しを受けてすくすくと育ったオイラ。やがて故郷ベルファストを出るのだが、DVDの特典映像「もうひとつのエンディング」では映画人「ケネス・ブラナー」として大成功を収め、故郷に戻ったオイラが描かれる。まるで「ニュー・シネマ・パラダイス」だぜい。[DVD(字幕)] 6点(2023-08-20 01:24:51) 10. 西部戦線異状なし(2022) 《ネタバレ》 第1次大戦を舞台にした戦争映画。小さな陣地を守るために多くの犠牲を払う。ほとんど動かなかった戦線。だけど、異常だらけに見える戦場。まるでピクニック気分、意気揚々と戦場へ赴くオイラたち。凄惨すぎる、こんなはずじゃなかった。殺し合いの果てに、戦争終了まで残り数分で命を落とすオイラ。ちょっと大げさすぎる演出もあったけど、戦場の過酷さは大いに伝わってきた。オンガクは「たーじゅうじゅう♪」がメインやな。[インターネット(字幕)] 7点(2023-06-05 01:20:26) 11. パワー・オブ・ザ・ドッグ 《ネタバレ》 同性愛色の強いドラマ中心の西部劇。粗野で威圧的でお風呂に入らないクサいアニキをベネディクト・カンバーバッチが好演。ヒロインは年季が入り、ちょっぴりオバさんになったキルステン。飲んだくれを体当たりの熱演。酔いつぶれて思わず胃液をあげちゃうアタシ。タタカイ場面の一切ない西部劇。女々しい同性愛モノ。こんなのウエスタンじゃねえ。[インターネット(字幕)] 6点(2023-05-29 01:28:59) 12. 生きる LIVING 《ネタバレ》 黒澤明監督の名作を、イギリスを舞台にしてリメイク。余命数ヶ月の無気力な役所課長をビル・ナイが好演。その姿はまるで生きた化石、ゾンビ。ネズミ面の若い女性職員とおデートするうちに段々と活力が湧いてくる。年甲斐もない恋がおっさんのココロを溶かす。でも年が離れすぎてちょっぴりヘンタイのオイラ。公園のブランコで口ずさむシーンの不気味さは志村喬並みやな。オリジナルの内容をほぼ踏襲。[映画館(字幕)] 6点(2023-04-09 02:34:36) 13. 逆転のトライアングル 《ネタバレ》 この作品、ミステリーと思ってたらなんとコメディ。マジメに受け取ってしまっていた、何だか笑えねえぞ。冗長すぎる前半。後半の無人島みたいなトコでの出来事はほとんど印象に残らない。中盤に嵐の夜の船上ゲロゲロアゲアゲパーティー。上の穴からげ~ごげろ、下の穴からぶ~りぶり…なんか書き覚えのあるくだりやな。[映画館(字幕)] 6点(2023-03-12 01:47:48)(良:1票) 14. イニシェリン島の精霊 《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。ミステリーでもあるしコメディでもある、ジャンル分類不能のドラマ。内戦でどしんどしんとこだまする爆音を背景に、曇り空の薄暗い孤島で織りなす二人の男を中心とした物語。アイツにいきなり絶交を言い渡され、ガン無視を喰らわされるオイラ。硬派なイメージのコリン・ファレルがマヌケに見える。これは俳優による名演の成せる業ですな。自分で指を切り落としてクマさんみてえな手で血みどろになり、家をも焼きだされるアイツ。長閑な風景を、長閑なオンガクが包み込む。つかみどころのなさが秀逸か。良作に格上げ。[映画館(字幕)] 7点(2023-01-28 22:57:42) 15. ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 《ネタバレ》 約4年ぶりのシリーズ第3弾。ハリポタのビフォアストーリー。ジュード・ロウが演じる、カッコよすぎる若きダンブルドア。黒幕がジョニデでは無くなり、別の敵が現れたみてえだ。前作同様、中身がなくてあまり入り込めず。締めはジェイコブにはもったいないくらいのカノジョとケッコンだ。[映画館(字幕)] 6点(2022-05-04 03:44:19) 16. ナイル殺人事件(2020) 《ネタバレ》 約1年ぶり2度目観賞。アガサ・クリスティ原作のリメイク版。「名探偵ポワロ 豪華客船殺人事件」ていうカンジやね。高貴な雰囲気漂うミステリークルーズ。黒幕は恋人をパクられたオンナ。復讐に燃え、嫉妬に歪む表情はとってもコワい。迫真の名演。聞き込みを続けながら見え隠れするポアロの過去。口髭の謎。探偵になった理由。ただ、事件にはあまり引き込まれず。2時間のテレビドラマで充分な印象。[映画館(字幕)] 6点(2022-03-20 05:14:50) 17. キングスマン: ファースト・エージェント 《ネタバレ》 約1年4ヶ月ぶり2度目観賞。スピンオフ。レイフ・ファインズ主演のキングスマン誕生秘話。多くの犠牲を払い、成立したイギリス政府諜報機関。シリアス調だけどクオリティは本シリーズには及ばねえ。[映画館(字幕)] 6点(2021-12-31 19:28:43) 18. 最後の決闘裁判 《ネタバレ》 リドリー・スコット監督×マット・デイモン主演。さらにタイトルから歴史超大作アクションを想像させられるが、妻の秘めゴトを主題にしたドラマが中心。同じ場面に対して三者三様のストーリーが描かれる構成。旧友だけど変態のえろえろアダムくん、逃げるオイラの妻を追いかけ回す。修羅場シーンの「あの瞬間」は何とも品のない表情のヘンタイ男。妻役のジョディちゃん、そのカラダを張った熱演。憔悴した妻、事実を知って茫然自失のオイラ。最後の決闘裁判、怒れるオイラと変態のアイツが一騎打ち。闘いの動機はとっても不純なんだけど、お互いの意地が見えて大迫力。決して英雄による伝記スペクタクルなどではないんだけど引き込まれた。良作。[映画館(字幕)] 7点(2021-10-31 05:02:09) 19. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 約7か月ぶり2度目観賞。クレイグ・ボンドの最終章。ジェームズボンドに初めてお子様を授けたボンドガールを熱演のレア・セドゥ(なんかレイ・セフォーみたいやな)。ボンドを死に至らしめた面ガサガサ男、最凶の敵・サフィンを怪演のラミ・マレック。黒人女性の新007と共闘。163分、尺長の末にシリーズは一つの幕切れを迎える。[映画館(字幕)] 6点(2021-10-10 04:31:24) 20. プロミシング・ヤング・ウーマン 《ネタバレ》 約半年ぶり2度目観賞。笑いと皮肉の詰まったコメディ風サスペンス。泥酔したお持ち帰り女のフリして、誘いに乗った優男どもに裁きを下すアタシ。ナースコスプレで単身敵陣に乗り込み、自らの命と引き換えに親友の復讐を果たす。重苦しいお話だけど、散りばめられたユーモアが雰囲気を和らげる。瘦せこけた面に厚化粧、色気はないけど陰のあるアタシを変顔たっぷりに怪演のキャリー・マリガン。[映画館(字幕)] 6点(2021-07-31 19:18:27)
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