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1. スナッチ
《ネタバレ》 ダイヤを巡る話かとというとそうではない。全く別の二つの話がちょっと交錯する結果として…という話。
巨大ダイヤを強奪しイギリスでさばこうとするフランキー、しかし仲間がイギリスのロシア人ボリスにその情報を流し別の人間を使って横取りしようとする。フランキーのボス、アビはそのダイヤの報告を受けてすぐに別の知人に買い取らせようとする。しかし、ギャンブル狂のフランキーはボリスに進められダイヤを持ったまま裏の賭けボクシングに出かけてしまう。
一方、賭けボクシングのプロモーターのターキッシュは相棒のトミーにトレーラーを新調するために、変人集団のパイキーのところへ所属ボクサーとともに買いに行かせる。しかし一筋縄で行かずにぼろトレーラーを掴まされ、パイキーのミッキーとケンカになるが、思いのほか強いミッキーにボクサーが壊されてしまい、裏ボクシングを仕切るブリックトップに睨まれる事に…。
テンポが良くキャラも濃くがキャラクターが多く、一度見ただけでは把握が難しいと感じる部分だけマイナス。話は二つの話が裏ボクシングをはさんで交互にからんで来る。それぞれの話は単純だがだんだん複雑にからみ始める。
この映画にも、お色気と恋愛がほぼ皆無で見やすい。ラストもつるっと終わってて長く感じない。[DVD(字幕)] 9点(2007-07-29 15:04:58)《改行有》
2. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 シリーズの3でクリスマスから離れ、市街を駆け回る事になったマクレーン刑事でしたが、それでも巻き込まれている感があった。そしてずっと頭痛にも悩まされていた。
今作の4も最初は巻き込まれるが後はやたらと積極的で行動範囲も広くなり、ご都合主義や無意味に過度なアクションが多くゲンナリ。
相手側の犯行も、せっかくサイバーテロで正体隠しているのに、実行強襲部隊が飛び回ったりとスマートさに欠ける。
「結局お金」というのに1のように死んだと思わせる工作もなし。また、解決に繋がる知識などが、当たり前だが全部ネット用語だから説得力もリアリティも共感もできない。
つながりのないCG頼みのアクション。頭の弱い犯人。
感心させられる事は皆無。
3まではまだ許容できたが4は無理。[映画館(字幕)] 3点(2007-07-29 14:10:30)(良:1票) 《改行有》
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