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1. オペラ座の怪人(2004)
《ネタバレ》 私は今まで、この有名な『オペラ座の怪人』という作品を、舞台、映画通じて一度も見たことは無かったのですが、流石にアンドリュー・ロイド・ウェバーの曲は聞いたことはありました。
有名なあのシャンデリアの落ちる演出など、おおざっぱには見ていましたが、初めてちゃんと全部見ました。
元はちゃんと小説の原作があるのですが(未読)、この2004年の映画版だけを見るならば、
私はどうしてもこの登場人物誰にも感情移入出来ない!
これは映画を見る上で致命的。
強いて言うならクリスティーヌの恋人、ラウルか…とも思うのですが、彼もなんだか詰めが甘いし……
ミュージカルとしても、ジェラルド・バトラーはq大好きなのですけれど、彼の歌はどうしても素直に耳に入ってこない。
クリスティーンの歌も、あの高音は素晴らしいと思うけれど……思うけれど……!!
取りあえず、映像は素敵でした。
それと最後がハッピーエンド(に私には見えた)ので、胸がすっきりしたので良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-06 22:21:16)《改行有》
2. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
《ネタバレ》 映画を見始めて、え?!……というのがまず最初の感想。これミュージカルだったんだと。
全体的に画面が暗くて重いのは、ティムバートンらしいから納得。
見続けると、まず物乞いの女が出て来た所で一つネタバレしてしまうのが残念。
分からないのは何故彼があんなに人を簡単に殺し続けられるのか。
下の店の為?自分のやり場の無い怒りの発散の為?
それだとちょっと酷すぎる。
娘と青年の駆け落ち話もなんだか唐突だし、最後はうやむや。二人がどうなったのか、彼女がどう感じたかが全く描かれていない所もはっきりしなくて気持ち悪い。
一番リアルに存在感があったのはミセス・ラベットくらいでしょうか。
ラストは、アレはアレでハッピーエンドなのか?と、思いますが、それにしても後味が悪いです。
子供にあそこまでさせてしまうのはねー。
あの時代のロンドンの雰囲気は楽しめました。
衣装とかセットとか。
バートン&ジョニーと期待していた割には今イチ。主役がジョニーだったから、彼の怪演に+1点。[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-11-10 04:20:46)《改行有》
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