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1. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 最初はぎこちない演技や聞き取りにくいセリフでなかなか入り込むことができませんでしたが、中盤以降我を忘れるほど夢中になりました。
どのキャストも適役のように思われます。
起伏のあるストーリーではないにも関わらずこれほど印象に残るのは個性ある役者と坂本龍一のあのテーマ曲のおかげでしょう。
自分としては3時間近くになってもいいのでもっと個々のキャラクターの掘り下げをしてくれたらよかったのになぁと思いました。
文化の対立や同性愛的な内容などを描いており、見る人を選びますが、自分はとても楽しめました。
このような野心的な映画が今後作られないかと期待してしまいます。
この映画に出演した北野武がその後世界に知れ渡ることを考えるとなんとも感慨深いですね。[DVD(字幕)] 8点(2013-12-10 01:50:06)《改行有》
2. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 非常におしいと感じました。
おそらくあとちょっとで大傑作になったのではないのでしょうか。
オープニングの戦闘シーンと最後のエンドクレジットへの流れは流石と思いましたが、他はスコセッシにしては…、という感じでした。
ただし、歴史の勉強にはなりました。
この映画でアメリカの人のアイデンティティについていろいろ考えさせられました。
移民によって建国されたアメリカの最後の映像が貿易センタービルというのはなんとも。
おそらくアメリカに住んでいたらもっと楽しめたのかも。[DVD(字幕)] 6点(2012-12-16 23:54:18)《改行有》
3. 007/スカイフォール
《ネタバレ》 公開される度に気になってしまうシリーズですが、今回は監督がサム・メンデスとあって一層期待してしました。
ダニエルクレイグになってからの作品は面白いがボンドらしくないという感じでしたが、今回はかなり王道らしい内容だったと思います。ボンドカーの扱いには劇場内でも笑いが起きていました。しかも、さすがにアカデミー賞監督というだけあって映像はなかなかです。劇場でみて良かったです。
ただ、今回のボンドガールはいまいち本筋に関わってない印象。むしろМがこんなに活躍するなんて…。かなり意外性のあるラストですが、これも配役の世代交代なのかなぁと。Qもいかにも現代的な人物になっていて驚きました。
次回作では、古いなんて言わないでぜひ、ボンドらしい派手な秘密兵器もお願いします![映画館(字幕)] 7点(2012-12-10 00:00:45)(良:1票) 《改行有》
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