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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ゼロ・グラビティ 2001年宇宙の旅以上のリアリティを期待して鑑賞。いきなりCGに見えるよくできたCGが出て来てがっかり。 ですが無重力の描写はかなりの説得力で、長回しによる没入感との組み合わせは効果抜群でした。自分に向かって物が飛んでくればCGに見えてもかなりの迫力を感じました。 しかし、パニック映画のような作りは正直残念。忙しなく襲いかかる生命の危機、仰々しく頻繁に響く効果音、よくしゃべる人物がリアリティを阻害してると感じました。技術がリアリティを追求し新たな境地に達しているのに対し、とにかく退屈させまいと間を嫌う従来のパニック映画を見てるような既視感もありました。 これが大衆のニーズなのでしょう。 個人的には、効果音や音楽無し、セリフを極力排除、無意味な死体脅かし無しで見てみたかった。[映画館(字幕)] 8点(2013-12-24 12:36:50)《改行有》 2. ダイ・ハード4.0 あまりの不死身ぶりが面白くてコメディのように笑えました。 リアクション芸人ですね。[DVD(字幕)] 7点(2013-06-29 10:49:12)《改行有》 3. ブンミおじさんの森 奇妙奇天烈な出来事が起き、説明的なセリフは極力排除されています。思考や想像を巡らせる間がたっぷりと用意されています。繊細で美しい映像がスクリーンに惹き付けます。 まさに【お手本のような映画】だと思います。映像から心情や事象を読み取り、想像する奥行きのある映画こそ価値があると私は思います。心情や事象を言葉で丁寧に説明する小説では絶対にできない類いの想像体験ができるからです。 そして、美しい映像が映画を最後まで楽しむ原動力となり、日常では見ることができない世界を観ることができ、私にとって理想的な映画でした。[DVD(字幕)] 9点(2012-12-26 17:49:20)《改行有》 4. キック・アス 細かいカット割り、頻繁に動くカメラ、スローモーション、ストロボライト、エロ、グロ、ロリ 【刺激的】なもの全部詰め込みました感が凄い。ストレス溜まりました。製作者にいっぱい人参ぶら下げられてる気分でした。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-23 23:58:27)《改行有》 5. ウォッチメン ダークナイトよりも映像が作り込まれてます。ダークナイトよりも善悪について一歩踏み込んだ内容と言えます。 でも、こってりとした映像の連続、情報過多により消化不良を起こした人が多いのではないでしょうか。私もその一人です。ダークナイトの方が分かりやすくて"面白い"のです。 大衆に愛された映画はダークナイトですが、ウォッチメンはターゲットがもともと狭いだけで、かといって大衆を突き放してるわけでもなく、擦り寄っているわけでもない。 2つの作品を見ていると【世の中の不条理】を感じてしまいます。ウォッチメンの方が評価が低いのは制作側に問題があるのでしょうか?大衆の知識と頭脳と精神性が正しい評価を阻害してるから?より多くの人を"面白い"と感じさせたダークナイトのほうが作品として優れている? どちらも優れた作品だと思いますが、22世紀により高く評価されているのはウォッチメンだと思います。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-12 18:37:57)(良:1票) 《改行有》 6. 2001年宇宙の旅 SFロマンに溢れていながら、精巧に作られた映像のおかげで、【ドキュメント】として感じながら楽しめました。 キューブリックの映像への執念に感謝しています。[DVD(字幕)] 10点(2012-12-11 00:06:53)《改行有》
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