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【製作国 : オランダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式 《ネタバレ》 破綻しそうで、ギリギリセーフという、稀代のバランス感覚を持った良質コメディでした。とりあえず…あの精神安定剤は、素晴らしい助演。しかも脱衣率100%という優れもの。あの薬学部のカレ、天才なのかも。[DVD(字幕)] 8点(2012-06-05 23:58:43)(良:1票) 2. ムカデ人間 こんな悪趣味で馬鹿馬鹿しい脚本に、 あらゆる才能や人材が投入され、 そして一本の映画としての体を成し、 全国区で公開されるにまで至ったというこの経緯を、 私は奇跡と言う他ない。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-26 00:59:57)《改行有》 3. 悪魔の密室 ナオミ・ワッツ主演の近作「DOWN」に元ネタ映画があるとは露知らず、鑑賞。…「DOWN」もつまらなかったが「悪魔の密室」も、負けずとつまらない。 乗らなきゃいいじゃないとツッコみたくなるのは、「DOWN」と一緒。伏線も、笑えるくらいに回収できてないし。 しかし、この作品を観て腹が立ったは、「DOWN」のヒネリのなさ。改めて呆れてしまった。[ビデオ(字幕)] 4点(2009-11-23 14:45:19)《改行有》 4. 奇跡の海 《ネタバレ》 愛する者に殉ずる素晴らしさと危うさを、トリアー独自の目線でドッシリと仕立てた人間ドラマの佳作、と、解釈。 「愛する君のためなら何でもする。」つもりでも、「ある程度の事」「金以外の事」の二言を付け加えてしまう修行不足の私には、こんな生き方は真似出来ませんが。 しかし、問題の鐘は「迷える子羊ほど、愛しいってか?神様よ?何様だ?」と、思わず悪態をついてしまうラストシーン。何様も何も、神様なのだが。[DVD(字幕)] 8点(2008-09-13 22:00:11)《改行有》 5. マインドハンター 《ネタバレ》 ベタだが飽きないこの手の設定と、人物配置が見事。鑑賞側も展開を読もうとするが、その展開にあしらわれていく快感が面白い。私は「ヘビースモーカーの女」が怪しいと思ったけどね。しかし、吸うと強酸が発生するタバコなんて、一体タバコに何を仕込めばそんな事になるんだろう?ヘビースモーカーの私としても、他人事ではないトラップだなあ、と、感じた。 蛇足ながら、同じ脚本をウェス・クレイブンあたりが監督したら、また毛肌の違う作品になったんだろうなぁ、と、思った。[DVD(字幕)] 7点(2008-07-30 15:43:50)《改行有》 6. マンダレイ 前作ドッグヴィルは完璧といっていい出来の人間ドラマだった。今作はどちらかというとミステリ作品として楽しめた。登場人物、人間描写、伏線、オチ、ラスト、どれも見事。数多ある中途半端なミステリ作品なんかにゃヒケをとらない傑作ミステリといっていい。ラース・フォン・トリアーの引き出しの多さなのか?ちょっとスゴイな。[DVD(字幕)] 9点(2008-02-21 02:27:23) 7. ダウン 「悪魔の密室」を現代の映像技術でリメイクしたかったという、妙な熱意や意気込みは解るが、前作の生体チップというアホ臭い設定をそのまま使うとは。改めて芸の無い映画である。[DVD(字幕)] 3点(2003-10-26 19:20:09) 8. ダンサー・イン・ザ・ダーク 母の愛は、何処の世界でも変わらず、愚直でありながらも深い。それが只のファンタジーなのだと社会が幅を利かすのならば、こんな不幸な事はない。幼児虐待が、日々報じられるこの世の中、子を持つ母親には観てほしい一作。是非にでも。10点(2002-08-21 20:55:11)
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