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1. ダンケルク(2017)
《ネタバレ》 クリストファー・ノーランて『メメント』の人だっけ。時間軸をずらす映画、久しぶりに観たけど、やっぱりこの手法はお話が単調なのを隠すためにしか見えないんだよなぁ。
ダンケルクの攻防戦は日本人にとっては馴染みがない上、誰が主人公という訳でもなく舞台があっちこっち移って入り込めませんでした。
そもそも戦争映画というのはどちら側の視点に立つかで見方ががらりと変わる。エンターテイメントらしくドラマティックに仕上げると、戦争のリアリズムから遠ざかってしまう。じゃあ感傷なんて省いて戦争の非情と理不尽を淡々と描けば、映画として面白くない。
結局のところ戦争映画はどう描いても虚構だらけじゃないのかと思ってしまう自分には、このジャンルは合わないのだろうと再確認しただけでした。
でも、どこの場面でも張りつめた緊張感は伝わりました。極限の人間を描き出そうという試みは成功していると思います。[映画館(字幕)] 5点(2017-10-22 21:29:32)(良:1票) 《改行有》
2. エブリバディ・フェイマス!
親バカパパの奮闘が哀しくも可笑しいコメディ。下の方も書かれていますが、近年の日本のコメディ映画に通じるところがあり、日本人には比較的親しみやすいノリの作品ではないでしょうか。あのちょっとヒネた娘なんて日本のホームドラマに絶対出てくる。家族でワイワイ鑑賞するのに適した作品だと思います。フラマン人ていうのは確かオランダかベルギーの一民族だと昔習ったような・・・7点(2004-03-10 17:22:42)
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